2010/05/13

D.A.S. 12LXN

D.A.S.社の新シリーズのひとつ、12LXNは12インチのサブウーファー用。
ロールエッジを備えたロングエクスカージョン型(コーンの変位量が大きいという意味)です。
ネオジム磁気回路、4インチ径サンドイッチ型ボイスコイル、AES耐入力は800W。
能率が92dBなので、おそらくMmsはかなり大きいはず。

カーオーディオ用のサブウーファーのようですが、JBLの最近のサブウーファーシステムにもこうしたユニットが使用されています。
小型軽量化の要請は業務用でも同じ。
それに、大きく張り出したロールエッジでもサブウーファー帯域に限定すれば逆相で振動しないので問題なし。
大昔のパイオニアPW-A31を思い出しちゃったな・・・







サブウーファー用の12LXNとウーファー用の12GNRを組み合わせるとコンパクトなウーファー部を作れそう。
2分割すれば作りやすいし、板厚を薄くしても箱の共振を小さめにできるね。
ダクトは背面付け。






5インチ、6.5インチ、ツィーター。
最初、ツィーターはリボンを考えたけど、小型ホーンがいいな。
5インチ、6.5インチも業務用に限定。
おおっ、業務用の小型ユニットを調べないと・・・
この状態ですでに5ウェイだから、ネットワークは無理。
遮断特性はL-R24dB/octかL-R48dB/oct、です。








大型ホーンを使うのは、大口径ウーファーもしくはミッドベースのコーン型の音が中域にかぶるのが嫌いだから。
スピーカーの音になっちゃう。
大型ホーンとのクロスを500Hz、400Hz、300Hzと下げてゆくと、この意味が分かる。
しかし、5インチとか6.5インチのような小口径だとそういうコーン臭さが少ないかも。
今まで考えたことがなかった。
いろいろデザインを検討してみよう。









うっ、カッコわる・・・




Nominal Diameter 305 mm. (12")
Nominal Impedance 8 ohms
Minimum Impedance 7.6 ohms
AES Power Capacity 800W
Program Power Capacity 1600W
Sensitivity 92 dB
Nominal Frequency Range 45 Hz - 3 kHz
Voice Coil Diameter 102 mm. (4")
Voice Coil Material Copper
Frame Aluminium
Spider Polycotton
Diaphragm Reinforced Paper Pulp
Magnet Neodymium

FS (Hz) 41,64
RE (ohms) 6,10
QMS 5,57
QES 0,44
QTS 0,41
Bl (T/m) 21,58
VAS (l) 44,51
LE at 1kHz (mH) 1,36
LE at 10kHz (mH) 0,89
SD (m2) 0,0531
Efficiency (%) 0,70
XMAX (mm) 8





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