2018/12/28

Falcon Heavy test flight



"今年印象に残った宇宙ネタ"を忘れていました。
今年もいろんなことがありましたが、やっぱりスペースX社のファルコンヘビーの初打ち上げでしょう。
ファルコンヘビーはいつ飛ぶのかと随分待たされました。




この画像、そのファルコンヘビーにダミーペイロードとして搭載されたテスラロードスターとスターマン人形です。
宇宙好きならなんとなく共感できると思います。
少年の頃、月まで車で行くと何日かかるか、そういうことが科学雑誌に載っていたように思います。

で、現在ではこんな風に考えています。
1万光年を1m、ということにしてしまいました。
銀河系の直径は10万光年ですから、直径10mの円盤状物体ということになります。
間口が10mという敷地の一軒家が銀河系一つ分というわけです。
こうした家がずらっと立ち並んでいる下町を仮定しましょう。

銀河系のお隣にあるアンドロメダ大星雲、これも直径が10万光年(正確にはもうちょっと大きいそうです)。
銀河系とアンドロメダ大星雲の間の距離は250万光年なので、25軒目の家がアンドロメダ大星雲です。
これはちょっと歩くと着いてしまいます。意外と近所ですね。

では、130億光年先のビッグバンから数億年で形成された銀河群までの距離は?
1億光年は10000mなので10kmになります。
130億光年は1300km先です。
結構遠いですね。東京からだと九州よりも遠くになるんじゃないかな。

では、宇宙の果ては?
宇宙の半径は450億光年だそうで、まあ、誤差もあるでしょうからこれは500億光年ということにしましょう。
銀河系の一軒家が宇宙の中心にあると仮定すると5000km先に宇宙の果てがある、ということになります。

愛車のBMW 760Liには、アクティブクルーズコントロール(ACC)が装備されています。
このACCは、車両前端に埋め込まれたレーダーで障害物(例えば前方を走行する車)を検知し、これに一定距離近づくと自動的にブレーキをかけたり、そうした障害物が居なくなれば、自動的に加速して設定速度に復帰させるというシステムです。
760Liの場合、このACCの設定速度の上限は驚くことに250km/hなのです。

テスラロードスターではなく、760Liに乗り込み、ACCを250km/hに設定。
すると20時間後には宇宙の果てに到着。
この計算、合ってましたか?







2018/12/27

Bizen ware Hidasuki Large Platter



美の壷で備前焼を紹介していたのでふとヤフオクをのぞいてみるとこの皿が出品されていました。
緋襷の派手な四方皿です。山本竜一さん作。
大きさは58cmx54cm、高さは7cmほどの立派な大皿。
やっぱり大きすぎるのかオークションはあまり盛り上がらず、16000円で落札できました。




備前焼というと妻が購入した酒器セットぐらいで、食器ではこれが初めてです。
銘々皿も備前でそろえると部屋の雰囲気に合わなくなるので、軽い風合いの長方皿を二種類購入しました。
小さい方は鰹のたたきを頂くときに使い、これは皿鉢料理風になるかと。
大きい方はサンマ用ですが、これを銘々皿として使おうかと。
正月休みには、一回ぐらいこの組合せで使おうかと思っています。




今年は血糖値が高いなどと指摘されたり、頭髪が薄くなってきたりと、まあそういう平和な一年でした。
血糖値のほうはPanasonicのMK-K81-Wで千切りにしたキャベツを食前に頂き、今までは2杯食べていたご飯を1杯に減らすことで薬を飲むことなく基準値に。
キューピーの業務用1Lのドレッシングを色々試しつつ、千切りキャベツを家族で楽しむようになりました。

オーディオもあまり変化はなく平和な一年でした。
機材の追加はDIYホーンシステムのアンプ等で、あとは調整だけ。
黄色いホーンシステムは完成度を上げ、改造ALTECシステムもまあまあの状態。
ただ、DIYホーンシステムは、2451Hのエージングが効いてきたのか、今までに聴いたことがない世界に突入しつつあるような。
JBL M2のホーン形状がなぜPA用より先にスタジオモニターに採用されたのか、それがうなずけるという感じです。

BMW760Liはこの12月に車検をとり7年目を迎えました。
12万キロを越えましたが、いつまで乗ることになるのでしょう?
最近はSクラスもいいかも、などと浮気心が。

来年はオーディオに少し力を入れたいなぁと考えています。
それではよいお年を。




2018/12/24

It's the Most Wonderful Time of the Year



料理の撮影をするのは初めて。
セッティングの最中に撮影してみました。
結構、むずかしいです。




今年購入したヘレンドのプリンセスヴィクトリアの524(Herend Princess Victoria 524 Dinner Plate)をはじめて使いました。
ステーキ用のつもりでしたが、デビュー戦は前菜用。

正規軍のクリストフルのマリーシリーズ(Christofle Marly Silver plated)。
今回は、デザートフォークとナイフ、フィッシュフォークとナイフ、それからビーフシチュー用にテーブルフォークとナイフとコンソメスプーン。
あとはケーキフォークです。




ワイングラスは、モーゼルのオフィーリア(Moser Ophelia 27784 Wine Glass)にしました。
色ガラスはワインカラーを楽しめないけど白のテーブルクロスには合います。

音楽は、Michael Bublé Christmas WPCR14279と、Pentatonix A Pentatonix Christmas SICP 5096でした。




あと片付けというか食器洗いに1時間50分かかりました。
先日、友人が来たとき、食器洗いが終わったのが午前1時40分でしたから今回は楽だった…






2018/12/13

Christmas Wreath



クリスマスツリーが何となく物足らないのでクリスマスリースを作ってみました。
さっそくダイソーに出撃して材料を買ってきました。

直径60cmの8分割式のフラフープをリースのベースにします。
青いビニールテープをフラフープに丁寧に巻きつけてゆき、全体を青色にします。
長さ180cmの青っぽいモール2本と緑のモール2本をフラフープに沿わせ、青いアルミ線で固定してゆきます。
カラーボールの大玉セットを2つ、中球セットを1つ、小玉セットを3つをやはり青いアルミ線で固定。
真ん中のメリークリスマスの看板にプレゼントボックスの飾りを吊り下げます。
画像では点滅状態が分かりませんが、電池式のLED電飾を2セット、青いアルミ線で取り付けました。




フラフープ100円、ビニールテープ100円、モール4つで400円、アルミ線100円、メリクリ看板100円、カラーボールが6セットで600円、飾り100円、そして電飾2つで200円で、ええっと、計1700円か…
う~ん、また無駄遣いをしてしまった。
最近スピーカー工作をしていないので、何か作りたくて仕方ないのでしょう。
やれやれ。







2018/12/06

Merry Christmas



Amazonで購入したクリスマスツリー。
こういう枝だけのをブランチツリーというそうです。
ダイソーのカラーボールで飾りつけ。
微妙なところが大人のツリーということで。




年末も近いので黄色いホーンシステムの掃除をしました。
高さが2.1mあるので、小さな踏み台にのっての作業です。
掃除機で埃を取り除き雑巾で丁寧によごれを拭き取ってゆく。
最後に2392ホーンの艶出しをしておしまい。
そんなことをしながら、よくもこんなシステムを作り上げたものだと感慨ひとしお。

黄色いホーンシステムの音出しは2008年の4月12日。
今年は10年目になります。
当初は実力不明のユニット群で構成された巨大でしかも8ウェイのマルチアンプシステム、これで音がまとまるのだろうか?と疑問符だらけでしたが、苦労の甲斐あって今ではなかなかの状態に仕上がっています。

音はよく練られており、ホーンキャラクターもなく、とてもナチュラルです。
しかし、ハイもしっかり出ておりワイドレンジ、音量を下げても聴き応えがあります。
だから音量を上げる必要がなく、ごくごく普通の音量で聴いています。
もちろん音量を上げるとこれは素晴らしい音響世界が出現し、広大な音場にオーケストラが展開します。
この広大な音場に相反するように音像は小さく引き締まり、ソースを選びません…って、おいおい。

ちょっと時間があったので、左右CHをそれぞれ測定しつつマルチアンプのレベル調整を左右CH別に行ってみました。
で、これ、やっぱりダメなんです。
サブウーファー領域を除き、左右CH間でわずかでもレベルが異なると何となく音像が心もとなくなってくるのです。
これはほんとに不思議です。
イコライジングだとこんな感じがないのですが。
結局、ここはグッと我慢して元の状態に戻しました。

マルチアンプシステムは調整次第で色々な音が出てしまいますが、やっぱり妙な音は修正されてゆきます。
音が時間に磨かれるということを学んだ10年でした。




2018/11/13

Fat Biking



最近、ファットバイクを入手して有頂天。
このタイプが自転車趣味の終着点になるかもしれないなどと、大変な気に入りようです。




ファットバイク入手の少し前、改造ALTECシステムと共に暗闘の日々を送っておりました。
発端はこう。
このシステムが置いてある部屋は来年リフォームする。
壁紙の張替えとフローリングの重ね張りを予定。
このため、システムを部屋から一旦出さなければならない。

改造ALTECシステムの音出しは2008年11月26日。
10年経った。
これで慣らしも終わり、これからは本格的に運用するという、そういう段階を迎えたわけです。
しなければならないのは、AVアンプからマトモなパワーアンプに変更すること、それからチャンネルディバイダーもマイナーチェンジしたDCX2496に変更したい。
しかし、どうせならシステムを部屋から出す際にスピーカーユニットを交換してみてはと考えた。

現在使用しているALTECのユニットは、3156と291-16K。
しかし、828に使うのであれば515系を使用したいというのが健全なマニアの願いというものでしょう。
また、291-16Kではなく、これも288系を使用したい。

そこでGPA社の515-8Cと288-8Hを購入してみてはどうか、と考え始めた。
それなら懐古趣味的なユニットというか、アルニコ磁石だし、マニアを気取れるでしょうが、やっぱり。
しかし、ここにきてサヨナラする予定の3156について何故だかもう一度調べてみた。

まず、ボイスコイルの材質があいかわらず不明。
アルミなのか銅なのか、はたまたクラッド線なのか、それがカタログに書いてない。
ALTECのカタログには、たいていというかほとんどアルミ、銅、クラッドの別が書いてある。
なのに、3000番シリーズにはその表記がなく(見落としているのかもしれないけど)、"super High-power, high-temperature voice coils"とか、"an exceptionally high power voice coil"などと惚けた表記になっている。

こういう場合、efficiency (no)の数値を見てみる。
3156の場合、これが4.4%なのです。
これでは何も分からない。

JBL D130はアルミボイスコイルで6.7%、一方、銅ボイスコイルの130Aは7.7%。
銅のほうが当然効率が高い。
効率以前に、銅ボイスコイルというのは低域側に独特の聴き応えがあるという特徴がある。
なんて表現したらいいのか、そう、"体重の乗ったいいストレートだ"、というようなグッとくる強さを感じる。
この手の有名なユニットとしては、2220と515をあげれば十分だろう。
こんな具合に聴き応えがあるもんだから、サブウーファーがなくても何となく満足させられちゃうという、そういうユニットだ。
菅原正二さんのサブウーファー導入記を読んで納得した。

理想を言えば、アルミボイスコイルのウーファーに銅ボイスコイルのサブウーファーという組合せだとは思っているけど、ほんとにそうなのかは分からない。
しかし、できればそうしたい。
828に組合わせるアルミボイスコイルと言えば、515-8/16Gと515-8GHPがある。
515シリーズの最後に出現したこれらユニットは、それ以前の515シリーズが全部銅ボイスコイルだったので突然変異種と呼べるかもしれない。

515-8Gで思い出すのは、アキュフェーズ社の会長、春日二郎氏と、同社長の出原真澄氏です。
それぞれ515-8Gを4発と2発、フォステクスのサブウーファーと組合わせておられました。
GHPではなくGを使用しているところから見て、お二方ともGHPの音も知っているのだろうな、と思ってます。
※出原真澄氏は515Bでした。ごめん。

515-8GHPはホーンロード用のユニットであり、ALTECが製造したもっとも強力なユニットである、というのをALTECのカタログで読んだ覚えがあります。
実際に、515-8GHPの効率はアルミボイスコイルにかかわらず8.6%あり、その代わりXmaxは0.12インチと小さく、ショートボイスコイル?としてはボイスコイルの高さ寸法がぎりぎりなのかもしれません。
似た感じのユニットとしてはE130になるでしょう。

そうすると515-8Cでオタを気取ってる場合じゃなくて、ここはやっぱり515-8GHPをお迎えしたいと。
ならばドライバーも288-8Hじゃ生ぬるい。
これはショートスナウトの399-8Aにしないと消滅してしまったALTECに申し訳が立たない…
などと訳の分からないことを考え、これですっきりと方針が定まった。

という次第で、最後に3156と291-16Kを再調整して納得の音を出してサヨナラしようと暗闘を始めたわけです。
で、どうなったかというと、やはりこれが最後と思うと真剣さが半端ない。
システムもそれにどんどん応えるものだから、これはもう際限なく調整が続くことになる。
全帯域のイコライジング、帯域別のイコライジング、マルチアンプのレベル調整、が何度も何度もくり返されやりなおされ、音が練り上げられてゆくのが分かる。
やがて0.5dBの上げ下げが0.3dBの上げ下げになりそうになったところで一旦やめました。

何故って、3156と291-16Kのままでも、まだまだ可能性があることが分かったから。
こういう場合は動かないのが吉。
515-8GHPと399-8Aは先の楽しみにとって置くことにしました。
う~ん、お粗末。











2018/10/17

Mr. Stereo Sound with JBL




菅野沖彦氏が死去されました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

オーディオ評論家の中でも菅野氏には親近感を持っておりました。
JBLのユニットで組み上げたシステムを長年使用されていたからです。
JBL2205A、JBL375、JBL537-500、2405のダイアフラムを組み込んだ075、だったように思います。
黄色いホーンシステムにも2402H-05を使用しているので、そこだけはいっしょです。

システムを簡単に変更しないというのは男気がありますよね。
オーディオに踊らされていないというか。
もっとも、踊らせる方というか重鎮が踊っているのでは話にならないような気もします。
JBLのユニットに心底惚れこんでいたから、踊る必要もなかったのでしょう。

惚れこむっていうのはだから結構大切なことなんだなぁと思います。
幸せのひとつの形とも言えるでしょう。
黄色いホーンシステム、DIYホーンシステム、改造ALTECシステムと共に末永くオーディオをやっていきたいと思っています。








2018/07/10

Behringer A800



デジタルアンプだそうです。
詳しくはこちらを。









94x483x220mm、3.2 kgとか。
もう少し早く出してくれていたら購入したのになぁ。



Behringer A800 specs

Output Power    
220 W at 8 Ohms per channel, stereo
400 W at 4 Ohms per channel, stereo
800 W at 8 Ohms bridged mono

Input Connectors    
2 x XLR
2 x 1/4" / 6.3 mm TRS
2 x RCA

Input Impedance    
XLR, 1/4" / 6.3 mm TRS: 20 kOhms,
balanced / 10 kOhms, unbalanced
RCA: 10 kOhms unbalanced

Outputs    
2 x locking-style speakON professional speaker connectors
2 x binding posts

System     Output Circuit Type: Class-D

Circuit Protection: Short-circuit current, DC fault, AC fuse, thermal cut

Distortion: < 0.08% (4 Ohms at 150 W, 1 kHz)

Damping Factor: > 160 at 8 Ohms

Frequency Response: 20 Hz to 20 kHz, +0/-1 dB (-10 dB below rated output power)

Frequency Response: 10 Hz to 30 kHz (-3 dB)

Signal-to-Noise: > 100 dB (A weighted, 20 Hz to 20 kHz)

Voltage Gain at Level Control Max, Balanced: 30 dB / RCA: 41 dB

Input Sensitivity at Level Control Max: XLR +4 dBu / RCA -10 dBV

Controls    
Front: Power switch gain controls (channels A and B)
Rear: Mode switch (stereo / bridge mono)

Indicators    
Power: Amber LED
Signal: Green LEDs -30 to -6 dB
Signal: Yellow LEDs -3, 0 dB
Clip: Red LEDs
Protection: Red LEDs

Power Supply Voltage    
USA / Canada 120 VAC, 60 Hz (T 10 A H 250 V)
UK / Australia / Europe 220-240 VAC, 50/60 Hz (T 5 A H 250 V)
Korea / China 220-240 VAC, 50/60 Hz (T 5 A H 250 V)
Japan 100 VAC, 50/60 Hz (T 10 A H 250 V)

Power Consumption: 90 W (1/8 rated power)

Mains Connection: Standard IEC receptacle

Dimensions (H x W x D)     3.7 x 19.0 x 8.7" / 9.4 x 48.3 x 22.0 cm

Weight     7.1 lb / 3.2 kg






2018/07/04

Fujitu Lifebook A572/E



黄色いホーンシステムはノートパソコンを、改造ALTECシステムはデスクトップパソコンを使用してきました。
しかし、新たにDIYホーンシステムが加わったため、これに現在のノートパソコンを配属し、黄色いホーン用にノートパソコンを買い足すことにしました。
Amazonで中古のノートパソコン(Fujitu Lifebook A572/E, Windows 10 Pro)を20800円で購入。
i5-3320M CPU 2.60GHz, RAM 4GB, HDD250GB。
foobar2000を動かすだけですから、スペックは十分だと思います。
ついでにCreative USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2も購入。
8128円。このサウンドブラスターはこれで3台目です。
これが5月頃の話。




そして、CDデータは1台のポータブルHDDとバックアップ用のポータブルHDDに格納し、黄色いホーン、DIYホーン、改造ALTECと3つのシステムでこの1台のポータブルHDDを使っていました。
これも不便に感じていたので、3日前にポータブルHDDを買い足しました。
Transcend USB3.0 2.5インチ 耐衝撃 M3シリーズ ミリタリーグリーン 2TBです。
9560円。なんだか安いです。
新旧何れのHDDもUSB3.0規格だったので新しい(中古の)ノートパソコンを使用してコピー作業を実行。
驚くべきことに巨大なクラシックフォルダ(966GB)を3時間で完了。
なんという速さ!





一番上にのっけてあるCDプレーヤー代わりのDVDプレーヤーは今やマウスパッドの代わりです。
Nokkoさんを小音量で聴きながら撮影。
それにしてもパソコンは絵にならないので、今回はどアンダーで撮ってみました。
その後、ジュリーニ、クライバー、シューリヒトの未完成を続けて聴き、やっぱりシューリヒトだねなどと思いながら締めにシューリヒト様のブルックナー8番を拝聴させていただきました。








2018/06/18

DIY Speaker (90)



サブウーファーを駆動するために、ベリンガーのDCX2496と2台のA500を導入しました。
2台のA500は、一台がウーファー用、他の一台がサブウーファー用です。
今まで使用してきたDCX2496はサブウーファー用になり(SUM出力)、サブウーファー用のA500はブリッジ接続にしました。

新たに購入したDCX2496は、中央のスロットがなくなり、LEDの色が黄緑色から蛍の発光色のような色に変わっていました。
DCX2496と付き合いは「46話 イコライザの導入」が最初のようです。
これは2005年の話だと思うので、もう13年も前の話です。
様々な部分が改良されているのでしょう。




サブウーファーは、「61話 低音を叩きつけろ!」でご紹介したシステムです。
(それにしてもなんて恥ずかしいタイトルなのでしょうか…)
2006年6月ごろに製作したので、もう12年も前の話です。
白色に変更された以外、全く改良されていません。




正面向きの音が聴きたかったので、とりあえず、ウーファーユニットは正面向きにしました。
下向き配置は、また試すことになるかもしれません。
ウーファーユニットのPeavey Low Rider 18 (1808-8HPS)のMmsは163.2gですが、現行ユニットは仕様変更により198.2gになっています。
Revc 6.21Ω、Le 0.87mHは共通するので、ボイスコイルはそのままだと思います。




A500は最初は寝ぼけた感じでしたが、一時間ほどで徐々に目覚めてゆきました。
サブウーファーとウーファーのクロスは50Hz、遮断特性はL-R48です。
透明感のあるみずみずしい音になりました。

AVC-3890 -15dB
A500 10:30

1808-8HPS -50Hz -7.0dB (Sum Input A:-3.0dB B:-3.0dB Out Gain -3.0dB)
1508-8ALCP 50Hz-200Hz -0dB
1008-8HE 200Hz-805Hz -0.5dB
2451H 805Hz- -13.5dB

ためしに1508-8ALCPのA500を切り、1808-8HPSに両チャンネルの200Hz以下を受持たせてみました。
う~む、聴けないことはないけど…



2018/05/24

Violet Linen Prestige Damask Design Tablecloth, Burgundy



昨年からテーブルクロスにはまってしまい、今日は米国アマゾンからこんなのが届きました。
バイオレットリネンのプレステージダマスクシリーズのバーガンディ色。
大きさは60インチx 102インチ(152cmx259cm)です。
約40ドルでした。




食卓テーブル(90cm x 180cm)が古くなってしまい、表面に傷やら塗装はがれが散見できるようになってしまいました。
こういう場合、テーブルクロスで誤魔化すことにしています。
で、国内のアマゾンのテーブルクロスはあんまり面白くない。
地味というかシンプルというか。ま、こういうのは退屈ですね。
一方、米国アマゾンだとテーブルクロスの種類が豊富で安価です。
面白い柄に魅かれて、次から次へと注文、気付けばテーブルクロスだらけに。





バーガンディ色と金彩の取り合わせ、強烈です。
普通の食器だと負けちゃうな。
MoserのMarienbad、6色金彩のホックグラスを置いてみました。
このぐらいだとバランスとれるかなぁ。






見る角度によって、バーガンディ色が暗くなったり明るくなったりします。
金彩も同様に見え方が変わります。
食卓テーブル上だけ、リッチな世界が展開します。
妙な趣味を持ってしまいました。








2018/05/09

JBL Professional 3 Series Mk2



先日LSR308を購入しようと思い、確認のためJBLのホームページを訪れると3シリーズの新型が出ていました。
名前はLSRが省かれ、305P Mk2、306P Mk2、308P Mk2となっています。
6.5インチウーファーを搭載した306P Mk2が新たに加わりました。




外観はフロントバッフルが光沢のあるものに変更されています。
相変わらず真面目なデザインです。
下の画像は308P MK2です。
JBLのバッチと青色のランプがいっしょになりました。





全体的には小改良です。
ツィーターユニットは磁性流体入りになりました。
ウーファーユニットはリニアリティを改善したそうです。
305は41Wx2、308は56Wx2のDクラスアンプで変わりはありません。
なお、306は56Wx2のDクラスアンプです。
チャンネルディバイダーの遮断特性は"4th Order Acoustic Linkwitz-Riley"(-24dB/OCT)だそうです。







トーンコントロールである"LF TRIM"が"BOUNDARY EQ"という名称に変更されています。
旧型が+2dB、0dB、-2dBの3段階だったのですが、これが0dB、-1.5dB、-3dBの3段階切換えになりました。
机の上に置いたり、壁が近かったりすると低音の逃げ場がなくなりボンつきます。
この余分になった低音をカットするためにお使いください、という訳です。














昨晩、瀬川冬樹氏の著作集を読んでみました。
昨年の11月末に購入したのですが、ほったらかしになっていました。
昔の機材の話には興味がないので、そうではない部分を拾って読んでいると…

「音色を、特性を、自由にコントロールできる装置は、たしかに楽しい。だが、そういう装置ほど、実は<音楽>をだんだんに遠ざける作用を持つのではないかと、わたくしは考えはじめた。これは、音質の良し悪しとは関係がない。たとえば、レコードを聴いているいま、トゥイーターのレベルをもう少し上げてみようとか、トーンコントロールをいじってみたいとか、いや、単にアンプのボリュームをさえ、調節しようという意識がほんの僅かでも働いたとき、音楽は我々の手をすり抜けて、どこか遠くへ逃げてしまう。装置をいじり再生音の変化を聞き分けようと意識したとき、耳はすでに音楽を聴いてはいない。人間の耳とはそういうものだということに、やっとこのごろ気がつくようになった。」(スピーカーシステムの選び方まとめ方 P21)

この新型3シリーズ、安価にJBLの最新のマルチアンプシステムが入手できるのと同時に、音楽を聴けるシステムであることは間違いないでしょう。






2018/04/18

Peony Flowers (2)



今春購入した紫色の牡丹が咲き始めたので、これも玄関に運び込みました。
玄関の電球で赤色気味に見えますが、この花は紫色です。
黄色は、もう3輪も散りました。




本当はもっと紫色なんですが…




強くはないものの良い香りです。




白色が散らずにがんばっています。
外に出しておくとあっという間に散ってしまいます。
これからは屋内で楽しむことにしましょう。







2018/04/17

YAMAHA A-S301



3月にリビングルームのリフォームをしました。
このリビングルームで音楽を聴けるようにしようと、ヤマハのプリメインアンプ、A-S301を購入しました。
Amazonで20989円でした。





箱から出してみると期待通りの美しさ。
ヤマハのナチュラルサウンドの文字も懐かしい。
ラウドネスコントロールなどもついてます。
リモコンのデザインもいい。
手を抜いたところがなく、良心的に作られていることが伝わってきます。




システムは、PS3と、CDをリッピングした1.17TBのデータを格納したハードディスク、A-S301、そしてSONYのSS-F6000という構成です。
PS3とA-S301は光ケーブルで接続します。

ハードディスクは容量2TBのものを新たに購入し、原本のハードディスクから音楽データをコピーしました。
PC環境が古いせいか、コピーには一晩以上かかりました。
FAT32にフォーマットするために「I-O DATA ハードディスクフォーマッタ(Ver.1.10)」を使用させていただきました。




PS3のサウンド設定で光出力を指定、またフェードインを1秒に設定しました。
A-S301は、背面のオートパワースタンバイスイッチをOFFに、また、インピーダンスセレクターをHIGHにしました。




テレビ台はIKEAのBESTAシステムです。
A-S301を注文した後、テレビ台の内部にガラス棚板を増設しました。
「あれっ、耐荷重は大丈夫なのだろうか?」と調べてみると、このガラス棚板の耐荷重は10kg、A-S301は9.0kgでした。
さらに「あれっ、奥行きは大丈夫なのだろうか?」と調べてみると、これがアウトッぽい。
結局、テレビ台の天板を外し、背板を外し、背板を画像のようにノコで切りとりました。
やれやれ。




音出しです。
ううむ、これはなかなか。
アンプとスピーカーで約3万5千円ですが、そういう感じはしません。
適切な音量で家族といっしょに音楽を楽しむのであれば、これ以上のシステムはいらないような気がします。
また、音量を上げてゆけば迫力も増し、オーディオの醍醐味を味わうことができます。
さらに、2000枚ぐらいのCDデータをすぐに選べ、全てがリモコン操作という使い勝手の良さ。
大満足のシステムになりました。

最初なので、ピュアダイレクトスイッチでトーンコントロール類はパスしました。
低音と高音のトーンコントロールやラウドネスがついているので、これから遊んでみようと思います。
つまみでアナログ的に音をいじれるのは懐かしいし、やっぱり楽しい。



2018/04/15

Peony Flowers



昨夜遅くに帰ってみると、牡丹の花が咲き始めていました。
しかし、天気予報によるとこれから大荒れになるとのこと。
一年待っていたのにこのまま春の嵐に花を散らされるのはがっかりなので玄関に運び込みました。
そして翌日。玄関でいきなり満開になってしまいました。




白は購入してから3年目。
大きく育ちました。




黄色は2年目。
良い香りがします。




今年は花が咲くのが早いですね。






2018/02/14

DIY Speaker (89)



ウーファーユニットは、Peavey Pro Rider 1508-8ALCPを使用しています。
バスレフ箱の外寸サイズは、H870xW550xD386mm。
板厚18mmのシナ合板を使用しました。
このため内寸容積は、150L(H834xW514xD350)になります。
ダクトサイズは、H100xW180xD123mm。
なお、補強材と吸音材は取り付けていません。
箱を改造する可能性が高いので、その際に取り付けることになると思います。



実効容積145LでWinISDに計算させるとこんな具合です。
ダクトチューニングは40Hzです。





Peavey社の丁寧なスペックシートには4種類の推奨箱が記載されており、その中で"Large Vented Box"を参考にしました。
この推奨箱の場合、実効容積が141.6L、ダクトチューニングは40Hzです。




上記スペックシートには、推奨箱のレスポンスグラフが掲載されています。
WinISDと略同様のカーブです。




先週、壁に取り付けたL字型アングルとホーンタワーを太いタコ糸でつなぎ地震対策としました。
あいかわらず18インチのサブウーファーは駆動していません。
当分は3ウェイです。
オーケストラのおどろおどろしい低音が出てくれればいいのですが、現状ではもの足りない。

3ウェイのままですが、調整は続けています。
クロスは200Hzと805Hz、遮断特性はLR-48dB/octで変更なし。
レベル調整は、ローが-0dB、ミッドが-10dB、ハイが-12.8dBになりました。
さらに、ローのDelayを500mmに設定。
さらに、ローの帯域別EQを45Hzと90Hzで-2.0dBづつバンドパスフィルターでカットしました。
Q値は3.2です。
Q値は2.8でも良かったのですが、両周波数が接近していることもあり、控えめにカットしてみてご機嫌を伺ってみたと。
次は、ミッドの帯域別EQを探ってみよう。