2019/08/05

Behringer DCX2496



ベリンガーのDCX2496を1台購入しました。
スロットなしのVer.1.18Aです。



DCX2496は黄色いホーンシステムに3台、DIYホーンシステムに3台、改造ALTECシステムに1台の計7台を使用しています。
DIYホーンシステムには新型を2台使用しているので、7台中3台が新型になりました。
1台がオシャカになり、新型に交換された旧型の1台がモスボールになるので、今までに9台も購入してきたことになります。

最初にDCX2496を購入したのは、おそらく2005年ごろではないかと。
14年も前になります。
黄色いホーンの47話にはVer.1.15と記載してありました。

DCX2496は軍需品なので、新型に順次交代することになります。
10年以上使用している残りの旧型4台も交代してゆく予定です。

今回の新型は、黄色いホーンシステムのミッドレンジに配属しました。
中央のスロットのないDCX2496がそれです。
担当するユニットは2490H、2446H、2431Hというシステムの中核。
音出ししてみるとナチュラルな雰囲気が増したような気がしました。


 

2019/07/24

ORIENT MONARCH FDD03001W0



オリエントのモナークを購入しました。
アッキーインターナショナルからamazon経由で14780円でした。




ケース径は40mmありますが、比較的小さく見えます。
厚みは13mmあり、コロッとしたプロポーションです。
自動巻きではなく手巻きオンリー。
ハック機構とリザーブメーターがついています。
ムーブメントは48C40という懐中時計用です。

なお、時計バンドは手持ちの20mmに交換してあります。
バンドのラグ側端を縦方向にペンチで挟んでじわじわ揉んで柔らかくし、ラグ幅18mmに押し込みました。




カーブドガラスです。
下の動画によるとサファイアクリスタルと表示されているのですが、ORIENT USAでの表示は"Domed Mineral"です。
どっちなんでしょう?




白い文字盤はあまりにも普通。
字体もブレゲというよりサイケっぽいかな。












モナーク(君主、皇帝)とは、ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世のことだと思います。
1897年、ヴィルヘルム1世がジラールペルゴに海軍士官用の腕時計を1000個発注したのが腕時計の始まりと言われています。
それまでは懐中時計が使用されていたのですが、時間を見るには懐から引っ張り出さなければならず、不便でした。

このジラールペルゴが製造したとされる腕時計は、塩水の腐食を防止するために金メッキが施され、また、網状のプロテクターを備えていたと考えられています。

下の画像(Wikiの腕時計の説明に掲載されていたもの)や特許図面は、そのジラールペルゴ製に似ているとされるものです。
懐中時計に時計ベルトをつけるための小さなラグをくっつけただけ、というデザインですね。







しかし、この説明によると、多くの研究者がこの話を信じてはいないそうです。
そのジラールペルゴ製の時計は一つも見つかっておらず、ドイツ海軍にも使用された記録がないそうです。
また、上の画像の時計は、蛍光塗料が針や文字に使用されています。
蛍光塗料は、1900年代初頭に開発されたからです。

1870年代のジラールペルゴの懐中時計の画像がありました。
素敵ですね。
モナークもグレーの文字盤だったらよかったのに…