2026/10/27

Nikon D800



これもNHK日曜美術館50年展で撮影OKになっていた。
高橋由一の鮭、重要文化財である。
1877年頃/油彩/紙/140x46.5/東京藝術大学




新巻鮭のイメージは、解体面倒、冷蔵庫に入らないという最悪のお歳暮である。
しかし、この絵を見てからは、必要な分だけその都度切り取ってまた吊るしておくというのが新巻鮭の正しい扱い方なのだろうと思った。
吊るしておけば、猫にはやられないが、ネズミはどうか。
それから切り口が乾いてしまうのではないか。
まあ、あれこれ考えても新巻鮭の迷惑さは変わらないような気がする。




静物画の題材としては奥行き感が足らず、魚としては死体なのであまり面白くはないな。
絵画の世界では池の鯉を除いて生きた魚はテーマにならない。
水中での姿を写生できないからだろう。
若冲の諸魚図や群魚図は、魚屋に並ぶ死んだ魚が泳ぎ回るとどうなるのかという不気味な傑作である。 



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