これもNHK日曜美術館50年展で撮影OKになっていた。
国宝の仮面の女王であるが、展示されていたのはその複製。
縄文時代後期前2000-前1000年/高さ34cm/長野県茅野市中ツ原遺跡出土
右足が壊れた状態で出土しており、その壊れ方から壊した上で埋められたと推定されている。
足の快癒を願ってそうしたのだろう。
複製というのはたいてい表現が弱く、がっかりするだけで終わる。
本物を直接見たことがないためこれがどの程度の劣化バージョンなのかは分からない。
そうした分を差し引いてというか無視してもこれには感動した。
奇抜な姿なのに全体としての調和を感じる。
バランスというか据わりの良さが感じられ、造形として隙が無く、しかし怪しさに満ちており、見れば見るほど引き込まれてゆく。
今まで土偶にはあまり興味が無かったのだが脱帽である。


