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2024/02/20

Fender American Professional 2 Jazz Bass



やっぱりフェンダーのベースが欲しいとなり、アメプロ2のジャズベースを購入した。
サウンドハウスで218000円(17440ポイント付)だった。




ブラックの樹脂製ハードケースを開けるとシルバーのモフモフに包まれた大変美しいベースがあらわれた。
Mystic Surf Greenというカラー、パール塗装というのか光の具合で印象が変わる。
アンプをつながない生のE弦はコントラバスの音がする。
ヤマハやプレイテックとは大違いである。




フェンダーのベースと言っても、まず、プレシジョンベースとジャズベースの2種類があるのでいずれかを選ばなければならない。
今回はジャズベースを選んだが、かなり迷ったというか、本音で言えば両方欲しい。

さらに、フェンダーの量販ベースには大まかに4つのグレードがある。
1.プレイヤーシリーズ(フェンダージャパンの価格で103620円)
2.パフォーマーシリーズ(209440円)
3.プロフェッショナル2シリーズ(272910円)
4.ウルトラシリーズ(332860円)
この4つのグレードは順に、個人的に楽しむ、不特定多数の前でパフォーマンスをする、プロ用、プロ用を超えるグレード、とこんな具合なのだろう。

フェンダーに限らず、プロ用というか業務用の楽器というのは価格があまり高くない。
盗難や修理など、そういう場合に稼ぎがふっとんでしまうような高価な機材は困るのである。
デリケートなのも困る。
湿度や温度の変化、運搬時の衝撃等にも強く、ご機嫌をとらなくても調子を維持してくれなければ商売にならない。
それからたいていのプレーヤーの要求を満たしてくれるような仕様になっている。
例えば、プロフェッショナル2は裏通しも可能になっている。

キーボードはKAWAIのVPC1とMP9500、サックスはヤナギサワのA902とT-WO1を使用しているが、これらもプロ用のグレードだ。
やっぱり価格はそれほど高くなく、タフだし、それでいてコストダウンが感じられるような部分も無く、実にきちんと作られており、メーカーの良心というか本気が感じられるのである。




裏山の山焼き。
毎年、鹿さんが大慌てで逃げてゆく。
火がおさまると上空にどこからともなくトンビが多数あらわれる。
焼肉になっちまった野ネズミさんなどをみんなでおいしく頂くのかもしれない。




2024/01/27

Ampeg RB108



ちょっとしたベースの練習にDIYホーンシステムを起動するのは大げさすぎる。
そこで、アンペグの小さなベースアンプを購入した。
サウンドハウスで24500円(2450ポイント)だった。




ベースアンプを購入するのは初めてである。
以前はZOOMの初代B1のヘッドホン出力で改造ALTECシステムを鳴らしていた。
このため、ベースアンプは必要なかったのである。

箱から出してみると厚手のサランネットが銀色に光り、なかなかカッコいい。
"Ampeg"の大きくてピカピカのバッチといい、ビンテージ感が満載である。
スピーカーユニットは4Ωの8インチ1発。
デジタルアンプで出力は30Wだそうだ。

サランネットの下方に2つリボンが出ていたので、引っ張ってみるとベルクロテープがはがれ、サランネットが外れた。
ごくごく平凡な顔つきのユニットが顔を出した。
その両下方にバスレフダクトが開いていた。
MDFの板厚は15mmであり、ダクト長はだから15mmである。




アンペグのSVT810E等の上級機種はポプラ合板の15mm厚であり、その板厚だけは踏襲している。
箱を鳴らすと低域の指向性が広がるかもだし、おそらく聴感上の帯域バランスも低域よりになるのだろうと思う。
このあたりがアンペグのキャビネットの個性を作っているのだろう。

RB108とRB110のスピーカーユニットはどこのメーカーなのか分からないが、それ以上のロケットベースシリーズはLavoce製である。
ちなみにアンペグの上級機種のスピーカーユニットはだいたいEminence製である。

調べてみると、1961年にMagnavoxのケンタッキー州のスピーカー工場をCTSが買い取り、Magnavoxから移籍したBob Gault氏がCTSのチーフエンジニアになったそうだ。
初期のSVT810にはこのCTSのユニットが搭載されており、1966年にBob Gault氏はEminenceを設立した。
Eminence Legend B810 32Ωや、Ampeg 86-032-01なんかを入手して遊んでみたいなぁ、と思ったりするのだが本気になるととんでもないことになるのでやめておこう。





2024/01/13

3 Types of Instruments



ピアノ、サックスに加え、年末にベースが復活した。
二兎どころか三兎を追う者になった。
しかし、まあ何と言うか、兎達に翻弄されているというのは楽しいものである。

楽器との接し方だけど、練習用の時間と自由時間の2つに大きく分かれる。
練習は、基礎練習が10~15分、曲の練習が20~30分ぐらいだ。
メトロノームを使い、かなり緊張して練習するので短時間だ。
毎日頑張るというほどでもないので、この程度の時間なら楽器が一つ二つ増えても問題ないのである。
しかも、短時間なので練習は楽しいうちに終えることができる。

長時間の練習はあまり気が進まない。
だいたい集中力を切らして演奏しても進歩しないし、体を壊す。
ピアノだと腱鞘炎に注意、アレクサンダーテクニークは必読。
サックスなら顎関節症や頸椎をやられる。
ストラップは首ではなく、肩で保持するタイプを選択しよう。
音量もデカいので耳栓やイヤーマフで耳を守る。
ベースも腱鞘炎とか腰痛とかいろいろありそうだ。
ずっと座っていると体に悪そうなので、姿勢を変えたり立奏を交えたりしてみよう。

一方、自由時間は文字通り自由に演奏したり、耳コピしたり、テキトーに作曲したり、デジピならパラメーターをいじったり、サックスならマウスピースを交換したり、ベースならエフェクターをいじったりする。
基礎練の課題や次の曲を検討したりもする。
その他に、楽器の掃除とメンテナンスもある。
自由時間は大変楽しいのだけれども、練習用の時間に比べると頻度は少ない。

マーカスミラー超えやソニーロリンズ超えを目標とする日が来るまでは、こういうスタイルは変わらないような気がする。








2023/12/30

YAMAHA TRBX604FM TBL



ヤマハのエレキベースを購入した。
サウンドハウスで71500円(7150ポイント)だった。
トランスブラックだが青みがかっており、大変美しく精悍な雰囲気がするベースである。




隣は倉庫で眠っていたプレイテックのEBT-404である。
ボディはアッシュ、指板はローズウッド、スルーネック、PUはシングルとハムバッカー、これで当時2万円ぐらいだったと思う。
少し前にこれを倉庫から出してきたのだが、とりあえず当時買い置きしておいたプレイテックの弦(奇跡的に錆びていなかった)に交換した。
その際、各部の磨き上げ、増締め、オレンジオイルの塗布、ネックの修正、オクターブチューニング等を行った。
というわけで新品同様、完璧に復活した。
弾き方も忘れておらず、しばらく面白がって弾いていると新しいベースが欲しくなった。
フェンダーのウルトラでも買うかな、などと不遜な態度でサウンドハウスのさまざまなベースを眺めていると、その中で分相応の604に目がとまった訳である。

404と604を弾き比べてみるとなるほど価格差3倍の音の差はあるなと思った。
604の方が音が深くて透明感がある。
もっとも404はプレイテックの格安弦、604はダダリオのだから、これは弦を同じにして比べないとだめだろう。
それはともかく、DIYホーンシステムでの爆音ライブは快感である。







12月19日から27日までまた京都に遊びに行った。

19日 清水前泊
20日 京都着、桔梗で昼食、三十三間堂。
21日 大覚寺、天龍寺しげつで昼食、福田美術館で若冲、北斎、芦雪を堪能、ラ・トゥールで夕食。
22日 金閣寺、龍安寺、昼食は茶蕎麦、相国寺承天閣美術館で若冲と応挙を堪能、めなみで夕食。
23日 三千院、芹生(せりょう)でとろろ蕎麦とぜんざい、味工房志野で買い物、寂光院、ホテルオークラ京都。
24日 平等院、養源院で俵屋宗達を堪能する。
25日 銀閣寺、みたらし団子(久々に行ったが味が落ちてる)、下鴨神社、相生社、休息。
26日 紫式部の廬山寺、京都市美術館で日展を見たがつまらん、南禅寺。
27日 S550で帰還。混んでない京都を車で回るのはほんとに楽だ。