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2025/08/23

Behringer A800



昨年の夏は改造ALTECシステムのテコ入れを行った。
オーディオ夏休み大作戦、今年はDIYホーンシステムの番である。

テコ入れするのは2点。
まず、サブウーファーユニットの変更である。
今まで使用してきたのはPeaveyのLOW RIDER(1808-8HPS)の初期型であり、2000年ごろの設計である。
2000年ごろから18インチの進化はめざましく、今となってはさすがに古い。
だから現代的なユニットと比較するとものたりない。
しかし、その音に直接的な不満がある訳ではない。
そういう訳で迷いに迷った末に18インチはやめにして21インチのTSQ2145を導入し、これが予想外の大成功になった。
ローライダー18を楽々と上回るスケール感、そして躍動感のある低音に生まれ変わった。


2つ目はアンプである。
ベリンガーのA500を4台とマランツのAVアンプを使用しており、こちらの方もその音に大きな不満がある訳ではない。
しかし、改造ALTECシステムからはAVアンプを追い出したのだから、このシステムもちゃんとしたいと。
で、せっかくアンプを新しくするならデジタルアンプへ移行しようと。
これは、JBL Professionalのパワードスピーカー、308P MK2の音が良かったので、デジタルアンプをそのうち導入しようと思っていたのだ。
選んだのはベリンガーのA800、リファレンス用のデジタルアンプである。



2025/08/18

CELESTION TSQ2145



こんな具合に21インチウーファーが増殖してゆくのを見ると、それはニーズがある、つまり、顧客であるPA屋さん達が18インチと21インチの実力差を感じているということなのだろう。
確かに、18インチで何とかしようとあれこれ考えるぐらいなら、あっさり21インチにしとけって、今ではそういう気分になってるし、もう少し言えば、24インチにしとけって、そう思う。
しかし、上記のメーカーの中で24インチを作っているメーカーはPrecision DevicesとCelestionだけだから、21インチのような一般性はない。
ちなみに、黄色いホーンの24インチ左右一発ずつに対しDIYホーンシステムの21インチ一発ではとても歯が立たないが、しかし、これは両システムの目指す音の方向性が違うので気にしていない。

今後どういう展開になるんだろうねぇ。
18インチはサブウーファーにおけるスタンダードの地位を独占していたが、これからは21インチと分け合うことになる可能性が高い。
そうなるとサブウーファーは2つの口径を選択でき、ウーファーとしての15インチ、12インチ、10インチとの組み合わせ方がグンと増えるわけで、これは断然楽しくなるな。

もう一つ。
RCFとP.Audioから19インチという新たな口径の提案がなされている。
(ただし、RCFは19インチと言えるのだが、P.Audioの方は20インチである。)
18インチに不足を感じている層がこの程度のスケールアップでどれほど満足できるのかは分からないが、既存の箱の取付穴をわずかに拡大するだけで音を改善したいニーズ向けなのか、それとも21インチとは異なる潮流が出現するのか、あるいは、将来的に18インチを駆逐してしまう存在になるのか。
P.Audioは、ヘビー級の21インチや24インチを作っていたのに、それをやめて19インチ(20インチ)を始めたというのもあって、注目しているのだよ。
コロナ禍が下火になりコンサート等が再び行われるようになって、PA屋さん達が新たな投資ができるようになり、こうした新しいムーブメントが起った。
何でもかんでも小型軽量化が進むこの時代、それに逆行するかのようなプロ用スピーカーユニット業界、これからが楽しみだ。



2025/08/14

CELESTION TSQ2145



18インチから21インチにした理由はもう一つある。
それは、21インチがなんだか輝いているように見えるからなのだよ。

現在、プロ用のスピーカーユニットを作っている主要メーカーで、ちょっとした異変が起こっており、今まではそれほどでもなかったのだが、これらメーカーのほとんどが21インチウーファーをコーン型ユニットのフラッグシップモデルとして製造しているという状況になっている。

ここで、それら機種を記録しておこう。
こういうのは数年後に見返すと結構面白いかもしれない。

我らがPrecision Devicesは、PD.2155-1F、PD.2155-1N、PD.2160-1Nの3機種である。

B&Cは、21SW115、21DS115、21SW152、21PALと4機種ある。

Beymaは、21LEX1600NDと21QEX1600FEの2機種。

Eighteen Soundは、21iD、21LW1400、21LW2600、21NLW4100、21NLW9001、21NLW9601、21NLW9601C、21NTLW5000と、なんと8機種もある。

RCFは、LF21N451とLF21X451の2機種。

Eminenceは、NSW6021-6とNSW6021-124の2機種。

Celestionは、今回導入したTSQ2145だけ。

Lavoceは、SAF214.50、SAN216.00iP、SAN215.30、SAN214.50の4機種

FaitalPROは、今年21XL3000をぶち上げた。

FANEも、今年21NDXLと21XSをぶち上げた。

そして現在21インチウーファーを作っていないメーカーはJBLBMS、それから不思議なことにP.Audioである。



2025/08/10

CELESTION TSQ2145



DIYホーンシステムに21インチウーファーを導入したことにより、従来の大型スタジオモニターから一歩踏み出した新しさを手に入れることができた。
DIYホーンシステム自体、見たこともないようなデザインだから、やっぱり18インチだと平凡な感じがして、以前から気になっていたのである。

とは言え、18インチと21インチのどちらにするかというのは相当迷った。
こういう画像を眺めながらあれこれ考える、というの結構繰り返した。
まあ、この画像よりも実物の15インチと21インチのサイズ感の違いはもっと大きく、これがまたウーファーとサブウーファーという各々のユニットの役割を暗示していて見ていて大変心地よいのである。


もちろん24インチも検討してみたのだが、やはりウーファーとサブウーファーのユニットの口径に差がありすぎると妙な感じを受けるというか、なんというか。
説明しにくいのだが、ウーファーが8インチの場合、そのサブウーファーとして10インチや12インチなら納得、15インチでもまあなんとか、しかし18インチとなると大きすぎるように感じる、ということ。
それに、スタジオモニターに24インチは絶対的にもデカすぎるような気がして今回は見送った。



2025/08/07

CELESTION TSQ2145



TSQ2145は予想を超えた変化をもたらした。
DIYホーンシステム全体の音が向上し、思わずニンマリである。
低音の姿がよりクッキリと描き出され、音場の見通しも素晴らしい。
まあ、18インチと21インチの差もあるかもしれないが、セレッションは老舗でもあるし、なによりTSQ2145は最新の設計だからなぁ。
そして、今回も百聞は一聴に如かずを思い知らされた。




という訳で、夏休み21インチウーファー導入作戦は大成功。
めでたしめでたしである。



2025/08/04

CELESTION TSQ2145



18インチにするか、それとも21インチにするかというのは、なかなか悩むところである。
いや、ここは人生最大の悩みどころであり、ここで悩まないようであれば、あなたは終わっているのかもしれない、スピーカーユニットマニアとして。
さて、小利口なあなたならもちろん気付いているとは思うが、WinISDのようなソフトで計算すれば、18インチと21インチに違いなんかないと結論するのはたやすい。
しかしである、黄色いホーンシステムは、そんな計算ソフトでは想定できないような孤高の音を響かせる。
そして、18インチウーファーを持つ改造ALTECシステムやDIYホーンシステムと、24インチウーファーを持つ黄色いホーンシステムのこの差は何なのか。




取付穴の加工無しで最新の18インチウーファーに入れ替える、というのが当初の目的であった。
それで済ましても良かったのだが、まあ、スピーカー趣味においてはお手軽な方向へ流れるとロクな結果を生まない。
このあたりが大変でもあり楽しくもあり。



2025/08/01

CELESTION TSQ2145



ジグソーなんぞ使うのはいつ以来だろう。
ユニット用の開口を504mmに広げ、箱はそのまま使用する。
いよいよユニットを取り付ける。




どうよ、この貫禄。
やっぱ100年、スピーカーユニットを作ってきたメーカーのは違うな。



2025/05/30

Celestion TSQ2145



2/17の明け方にポチッとやっちまったのが今朝ようやく届いた。
早速、動作テストをしたところ問題なし。
サウンドハウスで108000円(3240ポイント付)。
DIYホーンシステムの18インチ、Peavey 1808-8HPSと入れ替え予定。
21インチなのですんなり交換とはいかない。
現在、龍の絵と戯れている最中なので本格運用はまだまだ先になるであろう。