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2025/02/08

JBL 2279H



JBL18インチサブウーファー用の主力ユニット。
フェライト磁石、3インチボイスコイル、ディファレンシャルドライブ、SRX828S等に使用されている。
Xmaxは22mmと大振幅に耐える。
Mmsが178gと小さめで、効率が2.9%と高めなので気に入っている。

2279H Parameters
Sd1295cm2
Fs35Hz
Mms178g
Qms6.2
Qes0.45
Qts0.42
Re5.5Ω
Vas262l
BI21.9Tm
Le 1.7mH
Xmax22mm
Efficiency η02.9%




Quasi-butterworth(緑線)は良好。
実効容積305.01L、ポート周波数は33.04Hz。
水色の-6dBだと538.11L、19.94Hz。
赤線の-3dBだと502.28L、24.91Hz。
明らかに2269Hや2288Hとは異なる路線である。
JBLの古い18インチの代替用としても使用できるかもしれない。



2025/02/04

JBL 2269H



2269Hも2288Hと同様、4インチボイスコイル、ディファレンシャルドライブのウルトラハイパワーユニットである。
スタジオモニターのM2とコンビを組むSUB18に使用されている。


Sd1225cm2
Fs28Hz
Mms294g
Qms4.8
Qes0.39
Qts0.36
Re5.3Ω
Vas237l
BI26.4Tm
Le 2.5mH
Xmax19mm
Efficiency η01.2%




緑線のQuasi-butterworthでは実効容積156.69L、共振周波数は30.51Hz。
-10dB落ちは約23.5Hz。

水色の-6dBは403.65L、17.46Hz。

赤線の-3dBだと334.98Lで22.61Hz。
-3dB落ちが約20.5Hzとなる。

実効容積でおおよそ230LのSUB18についてJBLは、
"JBLは、非常に高い連続出力と極端な低周波数応答が必要なアプリケーション向けに、最も強力なスタジオサブウーファーを導入しています。
SUB18は、18Hz未満の室内応答と137dBのピーク出力により、要求の厳しいダンスミュージック制作に前例のないパフォーマンスを提供すると同時に、シネマポストプロダクションアプリケーションで必要とされる優れた精度を提供します。
JBLのM2マスターリファレンスモニターシステムのアドオンとして、SUB18はシステムからの出力を3倍に増やします。"
と紹介している。
M2の2216ndだけで十分以上の低域再生能力を確保できているのに、さらにサブを足すとは。
まあ、相手がダンスミュージックとか映画の効果音ならば仕方ないか。
それにしても18Hz未満も行けちゃうとか、プロの世界は恐ろしい。




 

2025/01/31

JBL 2288H



JBLの最新の18インチウーファーはどんなかんじかWinISDで調べてみよう。
4インチボイスコイル、ディファレンシャルドライブのウルトラハイパワーユニットである。

Sd1232cm2
Fs29Hz
Mms279g
Qms8.5
Qes0.45
Qts0.43
Re4.2Ω
Vas106l
BI23.6Tm
Le 2.5mH
Xmax20mm
Efficiency η01.2%




なるべくフラットな特性を描くQuasi-butterworthは緑線である。
驚きました、実効容積135.6Lでこれですよこれ。
ポート周波数は26.75Hz。
-10dB落ちがきっちり20Hzになってる。

水色の-6dBだと16.29Hzでちょっと低すぎ。
これでも実効容積は223.46L。

赤線の-3dBだと212.91Lで20.24Hz。
素のままでこれかい。
いやぁ、やっぱりJBLは凄いや。