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2018/12/24

It's the Most Wonderful Time of the Year



料理の撮影をするのは初めて。
セッティングの最中に撮影してみました。
結構、むずかしいです。




今年購入したヘレンドのプリンセスヴィクトリアの524(Herend Princess Victoria 524 Dinner Plate)をはじめて使いました。
ステーキ用のつもりでしたが、デビュー戦は前菜用。

正規軍のクリストフルのマリーシリーズ(Christofle Marly Silver plated)。
今回は、デザートフォークとナイフ、フィッシュフォークとナイフ、それからビーフシチュー用にテーブルフォークとナイフとコンソメスプーン。
あとはケーキフォークです。




ワイングラスは、モーゼルのオフィーリア(Moser Ophelia 27784 Wine Glass)にしました。
色ガラスはワインカラーを楽しめないけど白のテーブルクロスには合います。

音楽は、Michael Bublé Christmas WPCR14279と、Pentatonix A Pentatonix Christmas SICP 5096でした。




あと片付けというか食器洗いに1時間50分かかりました。
先日、友人が来たとき、食器洗いが終わったのが午前1時40分でしたから今回は楽だった…






2018/05/24

Violet Linen Prestige Damask Design Tablecloth, Burgundy



昨年からテーブルクロスにはまってしまい、今日は米国アマゾンからこんなのが届きました。
バイオレットリネンのプレステージダマスクシリーズのバーガンディ色。
大きさは60インチx 102インチ(152cmx259cm)です。
約40ドルでした。




食卓テーブル(90cm x 180cm)が古くなってしまい、表面に傷やら塗装はがれが散見できるようになってしまいました。
こういう場合、テーブルクロスで誤魔化すことにしています。
で、国内のアマゾンのテーブルクロスはあんまり面白くない。
地味というかシンプルというか。ま、こういうのは退屈ですね。
一方、米国アマゾンだとテーブルクロスの種類が豊富で安価です。
面白い柄に魅かれて、次から次へと注文、気付けばテーブルクロスだらけに。





バーガンディ色と金彩の取り合わせ、強烈です。
普通の食器だと負けちゃうな。
MoserのMarienbad、6色金彩のホックグラスを置いてみました。
このぐらいだとバランスとれるかなぁ。






見る角度によって、バーガンディ色が暗くなったり明るくなったりします。
金彩も同様に見え方が変わります。
食卓テーブル上だけ、リッチな世界が展開します。
妙な趣味を持ってしまいました。








2016/05/17

Moser Pope 11522 wine glass



モーゼルのクラシックデザインのワイングラス、ポープです。
11522は容量100cc、高さは163mm。
ちょうど100年前の1916年にデザインされ、教皇就任直後のピウス11世に1923年に献上したことが"Pope"の名の由来だそうです。




モーゼルお得意のディープエッチングとギルディングの鉢巻付。
このエッチングは、模様自体を凹状に表現するのではなく、模様の周辺を広く凹状にして模様を凸状に浮き上がるように表現する点に特徴があります。




11522は赤ワイン用のグラスです。
バカラのアルクール、103が同じ赤ワイン用。
アルクールは1825年にアルクール公爵の注文によって作られたもの。
ほぼ200年前のデザインなのに、実に素晴らしい。




バカラは鉛クリスタル、モーゼルはカリガラス。
バカラはシャープな透明感があり、モーゼルは水晶と同じ屈折率なのでやや柔らかい透明感。
バカラは酸化鉛を30%含んでいるため重量感があり、モーゼルはそういう重量感はない代わりに鉛の溶出の心配がない。




また、鉛クリスタルは薬品で表面仕上げを行うのに対し、カリガラスではそういうことができないので手作業での研磨で仕上げを行うそうです。
これが一番の違いのような。




バカラの手触りは滑らかなんだけど量産された工業製品って感じがします。
モーゼルは、昔の工芸ガラスの雰囲気がエッジの触り心地から伝わってきます。
鋭く、硬く、脆い。
これが妙にうれしいのです。
なにはともあれ、ずらっと並べると部屋がガラスの魔力に満たされます。








2016/01/19

Moser Ophelia 27798/210ml Tumbler



モーゼル社のオフィーリアシリーズのタンブラーです。
オフィーリアはモーゼル社設立125周年の1982年にLuboš Metelák氏がデザインしました。
Metelák氏は、1962年から1993年までモーゼルに在籍したデザイナーです。
モダンなデザインですが、そこはかとなくクラシックな雰囲気もあり、エレガントで女性向けのデザインだとも思います。
下の画像、左から順にアクアマリン、ベリル、アレキサンドライト、エルダーです。




黄色はエルダー(ELDOR)と呼ばれています。
グラスの高さは15.1cmです。




エメラルドグリーンはベリル(BERYL)。




薄紫はアレキサンドライト(ALEXANDRITE)。
アレックス(ALEX)と省略して呼ばれることもあります。




アレキサンドライトは、日光やLED光源のもとでは薄紫ですが、蛍光灯のもとでは下の画像のように水色に変化します。
不思議だなぁ。




ブルーはアクアマリン(AQUAMARINE)。




何れもアマゾンで購入しました。
一つ1万円ぐらいです。
最初にアレキサンドライトを購入し、続いてエルダー、ベリル、アクアマリンを購入。
その後、エルダーを割ってしまい、アレキサンドライトとエルダーを再度購入しました。

エルダーは机の上で倒しただけなのに粉々に割れてしまいました。
モーゼルのカリガラスは硬いそうです。
鉛クリスタルよりも簡単に砕けてしまいます。






2015/11/10

Moser Purity 626, hand cut and engraved vase, motif The Deer




モーゼルの花瓶をヤフオクで購入しました。
鹿がエングレービングにより描かれているものが以前から欲しかったのです。
花瓶の形状は626タイプで、高さは28cm。
Octagonal Facet、色はベリルです。
落札価格は9万円(税込97200円)でした。




北米にはエルクという巨大な鹿がいます。
イエローストーン国立公園にリドルレイクという湖があり、そこに行くためのトレール(小道)を家族で歩きました。
そしてリドルレイクからの帰路、森の中で一匹だけで静かに下草を食べている巨大な雄のエルクに出くわしました。

イエローストーン国立公園ではエルクはめずらしい動物ではありません。
しかし、リドルレイクで出会ったそのエルクは、並外れて大きかった。
その角(antler)も素晴らしく巨大なものでした。

エルクはこちらに気付き、我々の方をじっと見つめます。
エルクは発情期になると非常に危険です。
これはまずいです。
刺激しないようにゆっくりと帰路を進みました。
そのときはエルクに許してもらったというか、相手にされなかったようで事なきを得ました。






ガラスの表面はこんなに深く削られています。
凹状なのに、上の画像のように凸状に見えます。

626のデザイン時期は、1920年~1935年だそうです。
随分時間に幅があるので、色々な形状を試しつつ徐々に形が決まっていったのではないでしょうか。
また、626にはさまざまな種類があり、6面カット、8面カットの他、円筒状のものもあります。






モーゼルの工場はチェコの温泉地カルロヴィ・ヴァリにあります。
チェコの鹿というのはどんな連中なのかなと調べてみると、アカシカが生息しているそうです。
北米のエルクはアメリカアカシカというそうで、アカシカはそれよりやや小さい。
もっとも大きさを除けば似たようなものでしょう。

鹿の角は春に伸び始め、冬の終わりに抜け落ちます。
それを毎年くり返す。
しかし、角は年齢を重ねるごとに大きくなり、また、枝分かれも多くなってゆきます。
エルクの平均寿命は10~13年ほどであり、飼育下では20年ほど生きるそうです。
今回購入した花瓶の鹿さんは若々しい感じがします。
4~6歳ぐらいかなぁ。

モーゼルの鹿にはいろいろあります。
それぞれに味があっていいなぁ。
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