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2026/07/05

CELESTION CF1540HD



DIYホーンシステムのテコ入れ案としては、1508ALCPダブルから、1508ALCPとこのCF1540HDの組み合わせにする選択肢もある。
1508-8ALCPのMmsは82.5gと小さく、これはこれで貴重である。
ボイスコイルもアルミのリボン線。
最近では見かけなくなったスペックである。
CF1540HDのMmsは145.53gであり、ボビンの内外に巻かれたコイルはラウンドの銅線、ダブルサスペンションと、対照的で萌える。
もっとも、DIYホーンシステムの音は、非の打ち所がない出来になってしまっているので、こうした空想は現実化しそうもないが。





Specifications

Nominal diameter381mm / 15in
Power rating1200W
Continuous power rating2400W
Rated impedance8Ω
Sensitivity97dB
Frequency range35-2000Hz
Chassis typeCast aluminium
Magnet typeFerrite
Magnet weight3.18kg / 112oz
Voice coil diameter100mm / 4in
Voice coil materialRound copper
Former materialGlass fibre
Cone materialGlass loaded paper (weather-resistant)
Surround materialCloth-sealed
SuspensionDouble
Gap height (Hg)8mm / 0.31in
VC winding height (Hvc)25mm / 0.98in

Parameters

Sd855.30cm2 / 132.57in2
Fs40.80Hz
Mms145.53g / 5.13oz
Qms5.591
Qes0.323
Qts0.305
Re5.15Ω
Vas108.30l / 3.82ft3
BI24.40Tm
Cms0.11mm/N
Rms6.67kg/s
Le (at 1kHz)1.22mH
Xmax10.5mm / 0.41in

Mounting Information

Overall diameter393mm / 15.46in
Overall depth184mm / 7.2in
Cut-out diameter354mm / 13.94in
Mounting hole dimensions10x7mm / 0.39x0.27in
Number of mounting holes8
Mounting hole PCD367-374mm / 14.45-14.72in
Unit weight11.2kg / 24.6lb

Packed Dimensions & Weight

Multi pack qty24
Multi pack size W x D x H1210mm x 1050mm x 980mm / 47.6in x 41.3in x 35.4in
Multi pack weight300kg / 660lb


2026/07/03

CELESTION TSQ1535



ようやく出てきたTSQ1535。
昔は3インチボイスコイルのALTECか、4インチのJBLか、なんて話もあったが、これは3.5インチ(88mm)。
このサイズ、珍しいわけではなく、ミッドベース用の15インチに時々ある。
ボイスコイルも最近また流行りだした銅被覆のアルミ線。
Mmsは111.9gと先のTSQ1545と組ませると面白いかも。
というか、DIYホーンシステムの1508ALCPダブルをこの組み合わせに変更してみようか、などと考えている。
というのはA800のBTL接続(418W/デジタルアンプ)で駆動するTSQ2145がすこぶるご機嫌な音だからなんだ。



Specifications

Nominal diameter381mm / 15in
Power rating900W
Continuous power rating1800W
Rated impedance8Ω
Sensitivity98.2dB
Frequency range45-3000Hz
Chassis typeCast aluminium
Magnet typeNeodymium
Voice coil diameter90mm / 3.5in
Voice coil materialCopper clad aluminium
Former materialGlass fibre
Cone materialGlass loaded cellulose
Surround materialTriple roll, cloth sealed
SuspensionDual, polysiloxane-laminated
Gap height (Hg)10mm / 0.39in
VC winding height (Hvc)21mm / 0.83in

Parameters

Sd855.3cm2 / 33.7in2
Fs50Hz
Mms111.9g / 3.95oz
Qms4.921
Qes0.432
Qts0.397
Re5.2Ω
Vas94.02l / 3.32ft3
BI20.65Tm
Cms0.091mm/N
Rms7.148kg/s
Le (at 1kHz)0.884mH
Xmax8mm / 0.31in
Xmech22mm / 0.87in

Mounting Information

Overall diameter393mm / 15.4in
Overall depth175.2mm / 6.89in
Cut-out diameter354mm / 13.9in
Mounting hole dimensions10x7mm / 0.39x0.28in
Number of mounting holes8
Mounting hole PCD367-374mm / 14.4-14.72in
Flange & gasket thickness11.9mm / 0.47in
Unit weight5.7kg / 12.6lb

Packed Dimensions & Weight

Single pack size W x D x H435mm x 435mm x 200mm / 17.1in x 17.1in x 7.9in
Single pack weight7kg / 15.4lb




2026/07/01

CELESTION TSQ1545



こっちの方は、スペックが変更されています。
以前から気づいていたけれど。
写真の具合か、外観の印象が変わったね。
相変わらずの男前。
ともあれMms 260gから187.8gになり、いやぁ、これなら普通に使えるな。
スペックの記録は大切だね。




Specifications

Nominal diameter381mm / 15in
Power rating1800W
Continuous power rating3600W
Rated impedance8Ω
Sensitivity96dB
Frequency range38-1,000Hz
Chassis typeCast aluminium
Magnet typeNeodymium
Voice coil diameter115mm / 4.5in
Voice coil materialCopper clad aluminium
Former materialGlass Fibre
Cone materialGlass loaded cellulose, water-resistant coating front & back
Surround materialTriple roll, cloth sealed
SuspensionDual-laminated
Gap height (Hg)12mm / 0.47in
VC winding height (Hvc)38mm / 1.5in

Parameters

Sd855.3cm2 / 132.57in2
Fs39Hz
Mms187.8g/6.42oz
Qms5.612
Qes0.372
Qts0.349
Re5.05Ω
Vas92.03l / 3.26ft3
BI25Tm
Cms0.88mm/N
Rms8.19kg/s
Le (at 1kHz)1.83mH
Xmax16mm / 0.63in
Xmech76mm / 3in
Efficiency η01.5%

Mounting Information

Overall diameter393mm / 15.5in
Overall depth210mm / 8.27in
Cut-out diameter354mm / 13.95in
Mounting hole dimensions10x7mm / 0.39x0.28in
Number of mounting holes8
Mounting hole PCD367-374mm / 14.45-14.72in
Flange & gasket thickness11.9mm / 0.47in
Unit weight11.35kg / 25lb

Packed Dimensions & Weight

Single pack size W x D x H435mm x 435mm x 235mm / 17.13in x 17.13in x 9.25in
Single pack weight12kg / 26.2lb



2026/06/29

CELESTION TSQ2160



いつの間にかTSQ2160が発表されてる、というか、当初のTSQシリーズのリストには記載されていなかった。
でもまあやはり、6インチボイスコイルの21インチ出ちゃったか。
2145は早まったとも言えるが、こういうのは巡りあわせだからどうしようもない。
とりあえずスペックを記録しておこう。




Specifications

Nominal diameter530mm / 21in
Power rating2500W
Continuous power rating5000W
Rated impedance8Ω
Sensitivity97.5dB
Frequency range30-300Hz
Chassis type Cast aluminium
Magnet type Neodymium
Voice coil diameter152mm / 6in
Voice coil material Round copper
Former material Glass fibre
Cone material Glass loaded cellulose, water-resistant coating front & back
Surround material Triple roll, cloth sealed
Suspension Dual, polysiloxane-laminated
Gap height (Hg)15mm / 0.59in
VC winding height (Hvc)45mm / 1.77in
Additional impedances4Ω

Parameters

Sd1684cm2 / 261in2
Fs30Hz
Mms482.7g / 17.03oz
Qms10.29
Qes0.264
Qts0.257
Re5.4Ω
Vas234.8l / 8.29ft3
BI 43.15Tm
Cms 0.058mm/N
Rms 8.84kg/s
Le (at 1kHz)2.5mH
Xmax18.75mm / 0.73in
Xmech71mm / 2.8in
Efficiency η02.2%

Mounting Information

Overall diameter547mm / 21.54in
Overall depth253.1mm / 9.96in
Cut-out diameter505mm / 19.98in
Mounting hole dimensions8.5x12mm / 0.33x0.47in
Number of mounting holes8
Mounting hole PCD521.5-528.5mm / 20.53-20.81in
Flange & gasket thickness17mm / 0.67in
Unit weight21kg / 46.2lb

Packed Dimensions & Weight

Single pack size W x D x H575mm x 575mm x 280mm / 22.6in x 22.6in x 11in
Single pack weight24.5kg / 54lb



2025/10/17

Ibanez SRH500F



買っちった。
サウンドハウスで99800円(998ポイント付)。
で、うれしくなって並べてみた。




SRH500Fとアメプロ2とTRBX604、アンペグRB108とフェンダーダウンタウンエクスプレス。
ストラップはフェンダーのスーパーソフト。
SRH500Fのがブラック、アメプロ2がグレーでTRBX604はブルーだ。



2025/10/12

CELESTION TSQ2145



こんな具合にKms(X)やBL(X)のグラフ図を眺めていると、スピーカーユニットの出来不出来がはっきりしてくるから面白い。
ところで、こうしたグラフ図等を用いた分析はスピーカーユニットの小振幅と大振幅時の動的解析を進めるためにKLIPPEL社がおこなっている。
このクリッペル社は、30年以上に渡るヴォルフガング・クリッペル博士による基礎研究の末、同氏によって1997年に設立された。

周知のT/Sパラメータは、スピーカーの低周波特性に関するパラメーターであり、スピーカーユニットやエンクロージャーを設計する際に利用されている。
しかし、このT/Sパラメーターは小信号時におけるスピーカーユニットの諸特性であり、大入力や高温時の解析はできない。
そういう背景でこのKLIPPELの測定システムが開発されたわけである。

ところでT/Sパラメータの歴史を調べてみると、オーストラリアのAlbert Neville Thiele氏が1961年にオーストラリアの出版物に電気フィルター理論に基づくエンクロージャ設計に関する文献を発表、その後、米国のRichard H. Small氏がそのThiele氏の理論を再現、拡張し、それをプログラマブル電卓で計算できるように再構築し1981年に発表した。
だからおよそ半世紀前のお話ということになり、なんというか、ずいぶん時間が経っちまったんだなぁと思う。

下の断面図は我らがJBL Professionalの2216Ndの断面図である。
その下はLansing Heritageで拾った2216NdのKms(X)やBL(X)のグラフ図である。
日付は2011年の8月12日、この見事な特性を獲得するためにこうした磁気回路の構造が開発されたことが良く理解できる。
とくとご鑑賞あれ。








2025/10/08

CELESTION TSQ2145



TSQシリーズの磁気回路の断面説明図である。
ネオジム磁石の上部に配置されているポールピースの断面を見ると、周囲に向かって広がる複雑な形状になっているのが分かる。
これは、磁気ギャップにおける磁界の強さが、コーンの移動方向において対称的に分布させるためである。
コーンが磁気回路の内側方向へ移動する場合と、外側方向へ移動する場合において、磁界の強さが非対称であると、直線性が損なわれる。
なお、ポールピースやトッププレート周囲の2個一対の穴はボイスコイル周囲の温度を下げる
ための冷却孔である。




グラフ図5はTSQ2145のBL(X)であり、磁気回路とコイルによって発生する電磁的な力であるBLとコイルの移動位置(X)の関係を示している。
このグラフ図はたいていの場合、小山のような形状になっており、頂部はできるだけフラット、なだらかな両斜面の中心は(X)の0mm位置、そして斜面は対称的であることが望ましい。

グラフ図6はTSQ2145のBL(X)の対称性の範囲を示しており、赤線がシンメトリカルポイント、すなわち、両斜面の中心を示している。
TSQ2145ではその赤線がほぼ中心に位置していることが分かる。




シンメトリカルポイントがコイルイン側に傾いているのが分かる。
これは、磁界がコイルイン側になだらかに広がってしまっているためである。
TSQ2145の場合は、トッププレートよりもポールピースがより外側にせり出しており、磁界の対称性を確保していることが分かる。





2025/10/02

CELESTION TSQ2145



DIYホーンシステムへ導入した21インチウーファーである。
このTSQシリーズのウーファーは、下の図のようにダブルサスペンションの間にポリシロキサン樹脂が充填されている。
ただし、TSQ2145とTSQ2460はダブルサスペンションではなく、トリプルサスペンションであるため、アッパー、ミドル、ロワーの3枚のサスペンションの間に2層のポリシロキサン樹脂があるのではないかと思う。
なお、サスペンションというのは、昔はダンパーとかスパイダーとか呼ばれていた部材である。



サスペンションは、サラウンド(昔はエッジと呼ばれていた)と共に振動板であるコーンを弾力的に支持している。
この弾力は、コーンが磁気回路の内側方向へ移動する場合と、外側方向へ移動する場合において、対称的であることが望ましい。
要するに、コーンの変位は、中央位置から対称に変位することが望ましく、その際の復元力も対称的にスムーズに増減することが好ましい。
下のグラフ図はTSQ2145のKms(X)であり、対称性と復元力のスムーズな増減に優れていることが理解できる。
このKmsはサスペンションの復元力を示し、(X)はコーンの変位した距離を示している。




比較として、Scan-Speak社のEllipticor 21WE/4542T00 midwooferのKms(X)を掲載しておこう。



2025/09/07

Behringer A800



で、夏休み大作戦、結局どうなのよってことだが、いやぁ、やってみるもんだね、これがまた素晴らしい音になった。
A500からA800になって音質が改善されたことは知っていたが、全体の音のクオリティが段違いに向上した。
明らかに見通しが良くなったというか、より鮮明になった。

オートGEQの作業後、低域のレベル調整を聴感でやり直し、PEQを8素子使って全体をちょいちょい補正して整えた。
薄かった低音が息を吹き返し、ビシッとしまっていて、それでいてヘビー級のパンチ力。
音響空間は澄み渡り、そして何より全ての音の実在感が凄い。
こうして微細な音も漏らさず再現し、これぞ7ウェイマルチアンプの本領発揮という感じになった。
オーケストラは時としてこのモニタースピーカーを巨大な野獣に変貌させ、狂喜乱舞である。

A800、なかなかいいアンプかもしれない。
そこそこ発熱するし、音に変なクセがある訳でもなく、アナログアンプと変わらない。
初めてのデジアンなので冷徹な奴かもしんないと少し身構えていたが、これなら仲良くやれそうだ。




このDIYホーンシステムは、黄色いホーンシステムや改造ALTECシステムとは毛色の異なるシステムなんだ。
ホーンは自ら設計し製作しているからね。
コンプレッションドライバー用の定指向性大型ホーンの設計と製作はオーディオ技術において最難関であり、良識あるマニアならパスする案件であろう。

その昔、JBL Professionalのスピーカーユニット群が出現し始めたころ、その中に2397ホーンがあった。
スロートは別売だったので、えっへっへこれなら作れるぜ、って思ったわけだ。
これがホーンの自作を考えた最初だった。
その後、2360Aを入手して定指向性大型ホーンの世界を知り、コイツはとんでもねぇと仰天、それから使いこなしの難しさを通じて奥深さを知り、魅力というか魔力にとりつかれた。
で、それで満足しておればよいものの、ホーンの自作の夢は捨てきれない。
作ること自体はさておき、苦労して作ったとしてもそれでいい音を得られるかどうかはかなり怪しい。
というかほとんど不可能であろうということは重々承知していたのだが、それでも手を出したわけだ。

DIYホーンシステムの2451H用の大型ホーンを製作しそれを最初に聴いた時、おっ、これは失敗ではないかもしれないと思った。
ホーンの周囲をゆっくり移動したり、高さを少しずつずらして聴いたりして音の変化を注意深く観察した。
ダメなホーンは、これをやればすぐ分かる。
この指向性の問題は、位相という時間要素と同じぐらい音を気持ち悪くする要素なんだ。
まあ、プロオーディオの歴史の中でも多くの優秀な技術者が力を注いできた重要な問題の一つだからね。
話を戻すと、そうした恐れていた変な感じはしないので、次いで測定してみると、典型的な定指向性ホーンの周波数特性、それもとても美しいカーブを確認できたので心底驚いた。
これは奇跡だと思った。

"2397ホーン自作のたくらみ"以来の情熱が溜まりにたまって昇華し、あとは知恵と力技で虚仮の一念岩をも通す、そういう長い長い物語が今回の音に結実した訳だ。
ホント、やってみるもんだね。



2025/09/03

Behringer A800



1オクターブあたり1dB減衰するということは、20Hzから20kHzの10オクターブで10dBも減衰するわけで、以前からこれは減衰量が多すぎると思い避けてきた。
普通の部屋の場合、どうだろう、その半分の5dBからせいぜい7dB程度ではなかろうか。
しかし気持ちに余裕が出てきたというか、10dB落ちの音も一度は聴いてみようではないかと、やってみた訳である。
ところが、DEQ2496のオートGEQのグラフ画面を見ていると、5dB程度の傾斜にしか見えない。
ちなみにDEQ2496は最近購入したものであり、V3.0である。
最初のキャリブレーションの傾斜度合はPEQで調整してゆく段階でどうでもよくなるのだが、このDEQ2496のROOM CORR.の素のバランスは悪くない。
フツーの音量だと低域が薄く感じるが、比較的大音量で聴いてみるとこれは実にモニターサウンドである。

そうそう、以前紹介したハーマンのターゲットカーブ、その後、このAESの論文を読み、どういう話から出てきたカーブなのかが分かった。
この論文でも破線が邪魔して不鮮明だったので、図22(d)の破線を消してみた。
特徴的なのは低音をクリアにするために150Hzから300Hzあたりがしっかりカットされている点である。
全体的なバランスとしては7dB落ちぐらいではないか。
65Hzあたりもちょいとブーストしてあるが、これなんか全体の音の太さが増すんだよね、ほほえまし。
このカーブから色々なヒントをもらったし、それまでの自分のカーブもそう悪くないことが分かった。
それから、PEQで10素子を使うような細かな調整もプロの世界では当たり前なのかもしれない。
まあ、プロの世界云々はさておき、研鑽を積み重ね各周波数と音の変化の関係をつかんでゆく楽しさはEQの世界の醍醐味だね。


この論文にはJBL ProfessionalのM2も出てくるので、この"The all listeners preference curve"が製品に採用されているのかと思いきや、例えば、同社の308P MK2の"Estimated In-Room Response"のグラフを見てみると、単純な5dB落ちという感じだ。
もっとも、300Hz以下は室内の反射とか残響とか、要するに直接音以外の要素が加わるので、低域全体のレスポンス、そしてこの150Hzから300Hzのあたりがどうなるのかは部屋による。
事件は現場で起きている訳だから製品レベルであんまり厳密に追っかけても無駄ということだ。
とは言え、308P MK2について"このスピーカーを聴くのはなんと楽しいことでしょう"とamirm氏は感想を述べており、やはり、周波数レスポンスと指向性の精密な制御ができているスピーカーというのは素晴らしいということだ。



2025/08/29

Behringer A800



いつものようにサウンドハウスから購入、29800円(2980ポイント付)だった。
7ウェイマルチアンプシステムなので7台購入しようとしたが、在庫切れで1台は入荷待ちである。
このため、サブウーファー用の1台は引き続きA500を使用することにした。

A800は意外と熱を持つ。
デジアンなら大丈夫だろうと消しゴムを挟んで2段重ねにしたのだが、ちょっと無理っぽい。
そこで、12cmのUSB静音ファンを4つ購入し、ラックの背面側から3段階の最弱で送風してやると問題解消、完璧に冷却できた。




例によってマルチアンプシステムのアンプ交換はレベル調整をやり直すので厳密な聴き比べはできない。
そのレベル調整はDEQ2496のオートGEQを実行しながら行ってゆく。
この作業、時間がかかるし結構うるさいのでイヤーマフを使用してる。
オートGEQの補正量を参考にしながら各A800とA500の入力ボリュームと3台のDCX2496の出力レベルを勘案しながら徐々に整えてゆく。
必要とするゲインを確保しつつ、A800の入力ボリュームを絞って残留ノイズを低く抑える。
もっとも、ボリューム位置を9時程度に絞れば、通常、問題は無いと思われる。
今回はDEQ2496のオートGEQを実行する際に、1オクターブあたり1dB減衰する"ROOM CORR.(Room correction function/空間補正機能)"を使用した。 

2025/08/26

Behringer A800



A800のスペックは8Ωステレオで220W、8Ωブリッジで800Wである。
ただし、この数値はリミッターやドライバー保護回路の制約がない場合の出力である。
実際のパワーは、8Ωステレオで142W(0.05%以下)、8Ωブリッジで418W(0.025%以下)となる。
DIYホーンシステムでは単純計算で合計2122Wになり、片CHあたり1kwを超える。
そんなパワフルな駆動系を持つシステムは今まで聴いたことがない。
どうせ1W程度しか使わないのだから何とも贅沢である。
そしてこれだけのパワーがあるのに冷却ファンはなく、しかも重量は3.2kgである。
サイズは2Uではあるものの、奥行は220mmしかない。

べリンガーがリファレンスと銘打つだけあって、モニター用に作られている。
使い勝手もよく、RCA、フォン、XLRの入力端子を備え、スピーカー端子も、バインディングポスト、バナナプラグ(バインディングポストのキャップを外す)、スピコンと揃っている。
あと、背面にはステレオとブリッジモノの切替えスイッチがついている。
使用前に適切に選択されているか必ずチェックしよう。


A800の導入で、ベリンガーのみで駆動系のシステムが構成されたことになる。
このオールベリンガーシステムの残留ノイズレベルは非常に低い。
111dBという超高能率のJBL Professional 2451Hの大型ホーンに頭を突っ込まないと聞き取れない。
従って、リスニングポジションでは当然無音である。
このシステムは安定化電源により支えられており、電源から混入するノイズもフィルターにより排除されている。
現代の業務用機材では、安価なものでもS/Nは100dB以上確保されているので、ノイズは使い手の技量や使用環境にほぼ原因がある。
だから、そういう機材でノイズが出る場合、EMI/RFIノイズフィルターを備えたFURMANのタップ等を最初に試してみよう。




2025/08/23

Behringer A800



昨年の夏は改造ALTECシステムのテコ入れを行った。
オーディオ夏休み大作戦、今年はDIYホーンシステムの番である。

テコ入れするのは2点。
まず、サブウーファーユニットの変更である。
今まで使用してきたのはPeaveyのLOW RIDER(1808-8HPS)の初期型であり、2000年ごろの設計である。
2000年ごろから18インチの進化はめざましく、今となってはさすがに古い。
だから現代的なユニットと比較するとものたりない。
しかし、その音に直接的な不満がある訳ではない。
そういう訳で迷いに迷った末に18インチはやめにして21インチのTSQ2145を導入し、これが予想外の大成功になった。
ローライダー18を楽々と上回るスケール感、そして躍動感のある低音に生まれ変わった。


2つ目はアンプである。
ベリンガーのA500を4台とマランツのAVアンプを使用しており、こちらの方もその音に大きな不満がある訳ではない。
しかし、改造ALTECシステムからはAVアンプを追い出したのだから、このシステムもちゃんとしたいと。
で、せっかくアンプを新しくするならデジタルアンプへ移行しようと。
これは、JBL Professionalのパワードスピーカー、308P MK2の音が良かったので、デジタルアンプをそのうち導入しようと思っていたのだ。
選んだのはベリンガーのA800、リファレンス用のデジタルアンプである。



2025/08/18

CELESTION TSQ2145



こんな具合に21インチウーファーが増殖してゆくのを見ると、それはニーズがある、つまり、顧客であるPA屋さん達が18インチと21インチの実力差を感じているということなのだろう。
確かに、18インチで何とかしようとあれこれ考えるぐらいなら、あっさり21インチにしとけって、今ではそういう気分になってるし、もう少し言えば、24インチにしとけって、そう思う。
しかし、上記のメーカーの中で24インチを作っているメーカーはPrecision DevicesとCelestionだけだから、21インチのような一般性はない。
ちなみに、黄色いホーンの24インチ左右一発ずつに対しDIYホーンシステムの21インチ一発ではとても歯が立たないが、しかし、これは両システムの目指す音の方向性が違うので気にしていない。

今後どういう展開になるんだろうねぇ。
18インチはサブウーファーにおけるスタンダードの地位を独占していたが、これからは21インチと分け合うことになる可能性が高い。
そうなるとサブウーファーは2つの口径を選択でき、ウーファーとしての15インチ、12インチ、10インチとの組み合わせ方がグンと増えるわけで、これは断然楽しくなるな。

もう一つ。
RCFとP.Audioから19インチという新たな口径の提案がなされている。
(ただし、RCFは19インチと言えるのだが、P.Audioの方は20インチである。)
18インチに不足を感じている層がこの程度のスケールアップでどれほど満足できるのかは分からないが、既存の箱の取付穴をわずかに拡大するだけで音を改善したいニーズ向けなのか、それとも21インチとは異なる潮流が出現するのか、あるいは、将来的に18インチを駆逐してしまう存在になるのか。
P.Audioは、ヘビー級の21インチや24インチを作っていたのに、それをやめて19インチ(20インチ)を始めたというのもあって、注目しているのだよ。
コロナ禍が下火になりコンサート等が再び行われるようになって、PA屋さん達が新たな投資ができるようになり、こうした新しいムーブメントが起った。
何でもかんでも小型軽量化が進むこの時代、それに逆行するかのようなプロ用スピーカーユニット業界、これからが楽しみだ。



2025/08/14

CELESTION TSQ2145



18インチから21インチにした理由はもう一つある。
それは、21インチがなんだか輝いているように見えるからなのだよ。

現在、プロ用のスピーカーユニットを作っている主要メーカーで、ちょっとした異変が起こっており、今まではそれほどでもなかったのだが、これらメーカーのほとんどが21インチウーファーをコーン型ユニットのフラッグシップモデルとして製造しているという状況になっている。

ここで、それら機種を記録しておこう。
こういうのは数年後に見返すと結構面白いかもしれない。

我らがPrecision Devicesは、PD.2155-1F、PD.2155-1N、PD.2160-1Nの3機種である。

B&Cは、21SW115、21DS115、21SW152、21PALと4機種ある。

Beymaは、21LEX1600NDと21QEX1600FEの2機種。

Eighteen Soundは、21iD、21LW1400、21LW2600、21NLW4100、21NLW9001、21NLW9601、21NLW9601C、21NTLW5000と、なんと8機種もある。

RCFは、LF21N451とLF21X451の2機種。

Eminenceは、NSW6021-6とNSW6021-124の2機種。

Celestionは、今回導入したTSQ2145だけ。

Lavoceは、SAF214.50、SAN216.00iP、SAN215.30、SAN214.50の4機種

FaitalPROは、今年21XL3000をぶち上げた。

FANEも、今年21NDXLと21XSをぶち上げた。

そして現在21インチウーファーを作っていないメーカーはJBLBMS、それから不思議なことにP.Audioである。



2025/08/10

CELESTION TSQ2145



DIYホーンシステムに21インチウーファーを導入したことにより、従来の大型スタジオモニターから一歩踏み出した新しさを手に入れることができた。
DIYホーンシステム自体、見たこともないようなデザインだから、やっぱり18インチだと平凡な感じがして、以前から気になっていたのである。

とは言え、18インチと21インチのどちらにするかというのは相当迷った。
こういう画像を眺めながらあれこれ考える、というの結構繰り返した。
まあ、この画像よりも実物の15インチと21インチのサイズ感の違いはもっと大きく、これがまたウーファーとサブウーファーという各々のユニットの役割を暗示していて見ていて大変心地よいのである。


もちろん24インチも検討してみたのだが、やはりウーファーとサブウーファーのユニットの口径に差がありすぎると妙な感じを受けるというか、なんというか。
説明しにくいのだが、ウーファーが8インチの場合、そのサブウーファーとして10インチや12インチなら納得、15インチでもまあなんとか、しかし18インチとなると大きすぎるように感じる、ということ。
それに、スタジオモニターに24インチは絶対的にもデカすぎるような気がして今回は見送った。



2025/08/07

CELESTION TSQ2145



TSQ2145は予想を超えた変化をもたらした。
DIYホーンシステム全体の音が向上し、思わずニンマリである。
低音の姿がよりクッキリと描き出され、音場の見通しも素晴らしい。
まあ、18インチと21インチの差もあるかもしれないが、セレッションは老舗でもあるし、なによりTSQ2145は最新の設計だからなぁ。
そして、今回も百聞は一聴に如かずを思い知らされた。




という訳で、夏休み21インチウーファー導入作戦は大成功。
めでたしめでたしである。



2025/08/04

CELESTION TSQ2145



18インチにするか、それとも21インチにするかというのは、なかなか悩むところである。
いや、ここは人生最大の悩みどころであり、ここで悩まないようであれば、あなたは終わっているのかもしれない、スピーカーユニットマニアとして。
さて、小利口なあなたならもちろん気付いているとは思うが、WinISDのようなソフトで計算すれば、18インチと21インチに違いなんかないと結論するのはたやすい。
しかしである、黄色いホーンシステムは、そんな計算ソフトでは想定できないような孤高の音を響かせる。
そして、18インチウーファーを持つ改造ALTECシステムやDIYホーンシステムと、24インチウーファーを持つ黄色いホーンシステムのこの差は何なのか。




取付穴の加工無しで最新の18インチウーファーに入れ替える、というのが当初の目的であった。
それで済ましても良かったのだが、まあ、スピーカー趣味においてはお手軽な方向へ流れるとロクな結果を生まない。
このあたりが大変でもあり楽しくもあり。



2025/08/01

CELESTION TSQ2145



ジグソーなんぞ使うのはいつ以来だろう。
ユニット用の開口を504mmに広げ、箱はそのまま使用する。
いよいよユニットを取り付ける。




どうよ、この貫禄。
やっぱ100年、スピーカーユニットを作ってきたメーカーのは違うな。



2025/05/30

Celestion TSQ2145



2/17の明け方にポチッとやっちまったのが今朝ようやく届いた。
早速、動作テストをしたところ問題なし。
サウンドハウスで108000円(3240ポイント付)。
DIYホーンシステムの18インチ、Peavey 1808-8HPSと入れ替え予定。
21インチなのですんなり交換とはいかない。
現在、龍の絵と戯れている最中なので本格運用はまだまだ先になるであろう。