ラベル Kawai MP9500 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Kawai MP9500 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022/09/06

JBL Professional 305P Mk2



308PMk2と305PMk2の音量が同じになるように調整した。
308PMk2はBASSが-1.5dB、HIGHが+2dB、305PMk2のBASSが0dB、HIGHが+2dB。




音に包み込まれているというよりは、音に厚みが出た。
308PMk2だけだと薄味という感じがしたのだが、305PMk2を加えるとドライブ感が増す。
なかなかいい。ちゃんとJBLしてる。
この厚みが邪魔だと思えるときはStudio Lのスイッチ一つで305PMk2を外せる。




この厚みのある音の傾向は、305PMk2を308PMk2の下方に配置しても変わらない。
大型スピーカーの音の厚みとは方向性が異なるが、この手軽さでこの音なら許せる。
MP9500システムは、なかなか面白い感じに育ってきた。




2022/08/26

JBL Professional 305P Mk2



305PMk2を選んだのは、MST2がセット品だったからだ。
これは角度がつけられるのでステージモニター的なセッティングができる。
縦のものを横向きにしたからってどうってことないが、MST2とこんな具合に組み合わせた姿は妙に気に入った。




各MST2の天板にはダイソーの耐震ジェルを8枚づつ使い305PMk2をしっかりと固定した。
305PMk2だけを持って持ち上げてもMST2が脱落するようなことはない。
MST2の底板には家具用フェルトを張り付けて床が傷つかないようにした。




2022/08/18

JBL Professional 305P Mk2



305PMk2をさらに1ペア購入した。
これで3ペア購入ということになる。
今回もサウンドハウスのスタンドセット品で、セットになっているスタンドはクラシックプロのMST2である。
25800円に5%引きのクーポンを使い24510円だった。




ベリンガーのStudio Lのモニター出力が2系統あるので、308PMk2に305PMk2を加え4台体制にしようと。
この4台で奏者を音で包み込もうという算段である。
例のCP80Mを四方から囲む、というのをお手軽にやってみようと。




2022/08/07

YAMAHA CP80



1987年のヤマハのカタログにこんな文章がある。

"エレクトリックピアノにMIDI OUTが
付いた時は、気持ちがなごんだ。
アコーステックサウンドは、
ホームスパンのジャケットの風合いじゃ
ないかと、思うようになった。
最近は、新しい音源モジュール、TX802を
つなぐことが多い。出力は
今ステレオアウトから出しているが、いずれ
デジタルミキシングプロセッサーDMP7を
導入したら、パラアウトから出して、
CP80Mを囲むように
再生してみたいと思っている。

複雑だが素朴なメカニズムから発生した
9nHのノートオン信号が、
8つのデジタルFM音源を発音させ、
それが更にデジタルエフェクトで広がり、
再びCPを包み込む様子は、想像
しただけでファンタスティック。
ステージで再現するにはどうしようか。"




この文章が当時からずっと頭の隅にひっかかっていて、
ならば、CP80Mと組み合わせるスピーカーシステムは
どれがいいか、なんてことを考えてきた。
少し前は、JBLのSRX738を4台で決まり、
と思っていたが、最近は後継機種のSRX835が
ドンピシャだろうと思っている。
SRX835には36mmのポールソケットがあるので、
三脚風のスピーカースタンドでぐっと高めにセットして、
CP80Mを四方から囲むように配置したい。



2022/07/30

YAMAHA CP80



あこがれていたというより… いや、やはりあこがれていたのかもしれない。
音よりもその姿というか在り様に。
CP80MになってMIDI端子がついたときには、これは完璧なんじゃなかろうか、と思った。




CP80はハウリングの心配がないのでスタジオ録音で活躍した。
響板がないので移動しないで使うと調律はほとんど不要だったそうだ。

CP80の音はシンセやデジピにはたいてい内蔵されている。
pianoteq7のCP80の音源は気に入っている。




2022/07/23

Behringer Studio L



MP9500のシステムでは、ノートパソコンの音源ソフトだけを使っていた。
しかし、MP9500に内蔵されている音も聴きたいし、スマホ等の外部音源も接続したい。
で、このスタジオLは、そうした3系統の音源を切り替えて使うにはぴったりの機材だ。
MP9500の内蔵のグランドピアノ音色のカットオフを-3ぐらいにした音(やや丸まった音)が好きなので、これが復活してうれしい。




正確には切り替えるのではなく、同時に選択することもできる。
MP9500のステレオ入力と音源ソフトからのUSB入力とを同時に選択できる。
MP9500の内蔵音色とpianoteq7の音色をレイヤー(重ねて発音させること)できるわけだ。




スタジオLの幅はJBL308Pmk2の幅と同じだ。
スピーカーの上にのけっても小さいので違和感がない。
また、奥行きが浅いのでMP9500の肩にものっけられる。
しばらくそれぞれの置き方での使い勝手を試してみよう。




クローム色のプッシュボタンをポンと押すだけで入出力を切り替えられるのは大変便利。
モニタースピーカー用の出力は2系統。
これも切り替えの他、同時出力ができる。
また、それぞれの出力レベルを-12dBから0dBまで調整ができる。
2系統のスピーカーを自在にコントロールできるので、この機能は生かしたい。







2022/07/17

Behringer Studio L



MP9500のシステム用にベリンガーのスタジオLを購入した。
amazonで22584円だった。




DAコンバータを内蔵したプリアンプである。
レベルメーターがとても美しい。
こんなの初めて見た。
これだけでも買った価値はあるかもしれない。

MACKIEのBig Knob Studioとほぼ同じデザインだ。
どちらでも良かったのだが、ビッグノブのコンバータが96kHzなのか192kHzなのかはっきりしなかったのでベリンガーにした。
まあ、音も使い勝手もたいして変わらんであろう。




ドライバーをダウンロードしてとりあえずヘッドホンアンプとして使ってみた。
音はいいと思う、というか、今時、この手の製品で音が悪いなんていうのはないだろう。
2系統のヘッドホン出力があり、それぞれボリュームがついている。
2つのヘッドホンを聴き比べる際に、これはとても便利だ。




2022/02/22

JBL Professional 305P Mk2 (3)



305PMk2をもう1ペア購入した。
妻のYAMAHA P515Bと組み合わせるためである。
サウンドハウスでモニタースピーカー用スタンドMST20のセットを購入した。
28800円で1440ポイントがついてくる。
このモニタースタンドは、305に似合っているし、三角の台座が面白いデザインだと思う。
(なお、MST20の天板のすべり止めシートは簡単にはがせる。)




308も305もキーボードアンプとして使用するため、オーディオとしては使用しない。
少し残念である。
これで全てのシステムがマルチアンプシステムになった。
慶賀の至りである。

308と305の音を知った上で、305をさらに選んだのはサイズと価格からである。
308は305より本格的な音が出るもののサイズが大きい。
キーボードアンプとしては305で十分だと思ったし、なにしろ価格が半分である。

オーディオとして使用するなら308の方だろう。
配置を工夫したり、イコライジングで詰めてゆくと素晴らしい音になると思う。
モニタースピーカーらしく変なクセがないためイコライジングの効き方が素直だ。
サブウーファーが必要かどうかは微妙なところだが、JBLが3シリーズ専用のLSR310Sを用意しているので試す価値はあろう。
さらにDEQ2496とECM8000を加えれば完璧かもしれない。

対して305はホームスタジオのモニタースピーカーとしてピッタリだ。
近距離での使用を前提に開発されているように思った。
305はモニター用ヘッドフォンを補完する役割を十分に果たす。

この3シリーズは好評なので今後も改良型が作られるだろうと思う。
できれば10インチウーファーとより大型のホーンを使った"310"をお願いしたい。





2022/01/12

CLASSIC PRO ARR212R



これが当時の桃源郷(ケーブル類が写っていると地獄かも)。
TF1が8連装のTX816がある。
初音ミクのスカートのデザインになっている。




このカタログのTX816の説明には、"TF1わずか2モジュールだけでも、……LFOモジュレーションデータに差を持たせた広がり・奥行き感の演出・ステレオ効果・音像移動"などとあり、当時はpf70のコーラスやトレモロから想像するしかなかった。
TX816やDX5の音はMOX6のプリセットにあり、こんな音なんだろうなぁと、これも想像するしかない。
しかし、今ではサンプリング音源、物理モデル音源、FM音源ならFM8などのソフト音源が安価に入手できるし、ソフト上でミキシングしてデジタル出力できる。




本格的なオーディオシステムとシンセサイザーの組み合わせは楽しいと思うのだが、何故だかあまり見かけない。
音源としてシンセサイザーの音はあらゆるデジタルメディアとは次元が違う鮮度だ。
また、オーディオ世代は高齢になりつつあるのだから、アルツハイマー病等を予防するためにも全員キーボーディストを志すべきだろう。

さて、シンセサイザーやステージピアノとオーディオを接続する重要なアイテムが変換プラグだ。
フォーン/RCAのL字型変換プラグをお勧めする。
L字型だから出っぱらない。
クラシックプロのARR212R、サウンドハウスで1つ150円である。










2021/12/19

YAMAHA P515B

 

妻へのクリスマスプレゼントである。
半導体不足の影響で2ヶ月待ち、ちょうどクリスマスに届く予定であったが、11月14日に届いてしまった。
早く届いたのにちょっと残念な気持ちだ。

MP9500、VPC1、pf70+MOX6のいずれのシステムもソフト音源だったり、シンセサイザーの操作が必要になってしまっている。
そこで手軽に使えるようにP515Bを購入したのである。

妻とは趣味が共通するのがよい。
十代のおわりごろ二人ともオートバイに乗っていたことが始まりだった。
四十数年前のことだ。
そして、テニス、旅行、ドライブ、カメラ、ピアノ、シュノーケリング、ガーデニングなど、いまでも楽しく遊んでいる。




P515Bはなかなか良い。
遊びに来た子供が気に入ったと言っている。
CP4よりも手ごたえ(指ごたえ)があるそうだ。
確かに少し鍵盤が重いように感じる。
内蔵スピーカーはエージングがすんでいないが、まあまあだと思う。
クラシックの名曲50曲が内蔵されており、譜面もついてきた。
こういうのは初めてだ。

サウンドハウスで150800円、ポイント10%。
脚部のL515Bは13745円、3本ペダルのLP-1Bは5639円。
これらはamazonで購入した。
付属ペダルのFC4Aはpf70+MOX6のシステムに転用した。




今年もヘレンドオーストリアに注文を出した。
こちらもクリスマスプレゼント。
あれこれ注文したらP515Bとほぼ同額になってしまった。





2021/10/16

JBL Professional 308P Mk2



30年以上前になると思うが、ヤマハMS101というアンプ内蔵型スピーカーシステムがあった。
楽器屋に行くと店頭のシンセサイザーのモニター用としてよく使われていた。
音を聴かせるだけだから当然1台だけでの使用だ。

この小さなパワードモニターは音が良かった。
家庭用のスピーカーにはない元気の良さがあり、4インチフルレンジなのに低音感もあった。
また、入力端子が沢山設けられており、どのような用途でも対応できる柔軟性があった。
小さく軽量で可搬性に優れ、値段も安く、若い音楽制作者や演奏者のための軍需品だったのだ。




このMS101は、シンセサイザーやシーケンサーの時代からDTMの黎明期にかけて、MK2、MK3と改良されながら長期にわたり作られ続けた。
当時のパワードモニターの理想像に近かったからだと思う。

そしてこのJBL 308P MK2である。
ヤマハのMS101に比べるとサイズが大きく重い。
保護ネットもなく、可搬性など全く考慮されていない。
アンプ内蔵型スピーカーは、転がして使うパワードモニターから、家庭内とは言え、スタジオモニターへと昇格したのだ。

308P MK2は、周波数特性、位相、指向性がきちんと管理されている気持ちの良い音であり、家庭内のスタジオモニターとして十分以上の出来だと思う。
MS101のような元気の良さはないが、モニターとしての正確性を持つ一方、ナチュラルで聴きやすい。
長時間の使用でも疲れにくいと思う。

全体に非常に練られた音という印象である。
初代のLSR308から2代目となるが、細かいところまで改善されたいかにも2代目という音だ。
特に、磁性流体入りとなったツィーターの音に荒れたところがない。
受持ち周波数帯域全域に渡り良好な指向性が維持されているとこういう傾向の音になる。

ウーファーユニットもリニアリティが改善されたそうで、ツィーターとウーファーのつながりが素晴らしい。
両ユニットのキャラクターが見事に揃えられている。
さすがJBLである。
なお、308P MK2は、画像のようにKAWAI MP9500とPianoteqとの組み合わせるために購入した。




以下、DIYホーンシステムとの比較。
システムの規模からくる差異については無視する。

音の傾向は全く同じだ。
308P MK2とDIYホーンシステムは、いずれも斬新なホーン形状(Image Control Waveguide Horn)を持ち、優秀な指向性を実現するとともに、ホーン特有のクセを持たない。
この斬新なホーンの音の傾向を知りたかったというのも308P MK2を購入した理由のひとつである。
ともかく、バイラジアルホーンなど過去の遺物だと言えるほど、素晴らしいホーンである。

そして、オートEQによるフラットな周波数特性や、オートアラインによる位相整合によるデジタル制御によるこれら効果は、こうした優秀な指向性とクセがないホーンにより初めて生きるといえよう。

言い換えると、ホーンの設計が古く、望ましくない指向性やホーンのクセがある場合、フラットな周波数特性や位相管理などを行っても、どこか不自然な疑問の残る音になってしまうということである。

他の共通点としては、両者ともにマルチアンプシステムならではのクリアーな印象を持つ。
もちろん、DIYホーンシステムは-48dB/octの7ウェイマルチであるため、この印象は308P MK2のそれのはるか延長線上に存在する。

音の差異点としては、やはりスピーカーユニットの構造によるものが大きい。
コンプレッションドライバーは、イコライザとダイアフラムにより挟まれた限定的な空間内の空気をダイアフラムが叩く構造になっているため、ダイアフラムという固体の運動エネルギーが空気に伝搬しやすく、より精密な粗密波を形成することができる。
これと1インチのソフトドームの音とを比較するのは酷というものである。
また、大口径ウーファーユニットは、いわゆる空振り現象が抑えられており、より正確な低音再生が可能である。
これも比較するのは酷というものである。




しかし、上記のような差異があったとしてもそれは軽く無視できる。
何故なら、308P MK2は家庭内のスタジオモニターという仕事を立派にやり遂げる素晴らしい性能を持つからだ。
また、巨大なシステムと比較試聴するのではなく、308P MK2単体で聴くのならば大きな不満はないと思われる。
ともかくポンと置いてここまでの音が出るというのは驚異的だ。

背面の切替えスイッチにより、低音域と高音域をそれぞれ3段階に調整できるため、9通りのバランスを選択することも可能だ。
最初に感じたナチュラルでみずみずしい印象は聴きこんでいっても変わらず、陶然とするほど音楽の美しさを描ききる。
さらに外観のデザインが良い。
ホーンが一体に形成されたバッフルは、立体感のある造形になっている。
JBL PROFESSIONALのバッチに小さく点灯するLEDランプも明るすぎなくてよい。

オーディオ用のスピーカーとしても、身近な価格帯でこれだけ健闘するシステムは他にはないだろう。
なお、開封する際には開封した箱ごとひっくり返して、箱を引き上げること。










2021/09/30

JBL Professional 308P Mk2



サウンドハウスでペアを購入。
43600円で4360ポイントがついてきたので実質1本2万円を切る。




しばらくDIYホーンシステムと聴き比べながら勉強させていただく。
ナチュラルでみずみずしいというのが第一印象だ。