ヤマハのカスタムシリーズのAS-3CMとTS-3CMをワタナベ楽器店楽天ショップから購入した。
アルト用のAS-3CMが12060円、テナー用のTS-3CMが14000円だった。
一般的なエボナイト製のほぼ半額であり、ヤマハなのでバラつきも少ないと思われ、通販でも買いやすい。
画像でヤマハ製のリガチャーを装着しているのがカスタムシリーズである。
ヤマハのシンセティックリード2.5と3をそれぞれ装着して比べてみたが、2.5で良さそうだ。
手持ちのマウスピースのなかではこのカスタムシリーズが一番吹きやすい。
アルト用のティプオープニングとフェイシングを比較してみると、
ヤマハ AS-3CM 1.40mm/22.0mm
ヤマハ AS-4C 1.60mm/23.0mm
セルマー S90-180 1.45mm/24.0mm
テナー用では、
ヤマハ TS-3CM 1.60mm/24.0mm
ヤマハ TS-4C 1.70mm/24.0mm
柳澤 TC180 1.80mm/24.0mm
となっている。
ヤマハのカスタムシリーズはエボナイト製であり、画像からも分かるようにフェノール樹脂製の4Cと比べると全体のサイズが大きい。
また、内部の形状も異なっており別物であるという印象だ。
楽器やオーディオ製品は趣味のものではあるが、軍需品的な考え方でとらえている。
基本的な性能が高く、信頼性があり、安価で丈夫。
ヤナギサワのサックスも今回のヤマハのカスタムもそんなふうに眺めて選んだ。