2012年12月20日、E66 760Liが大阪からやってきました。Goo-netの中古車検索で見つけ電話で発注したので実物を見るのは納車のときが初めてです。もっともBMW認定中古車であるため、近所のBMWディーラーで1年間(20000km以内)の保証を受けられます。認定中古車は割高だと言われていますが、今回の760Liはかなり安かったように思います。バス通りでキャリアカーから降ろされた760Liの外観はなかなか迫力がありました。750iLよりもかなり大きく見えます。サイズ等を比べてみると以下のとおりです。
760Li 全長5170mm、全幅1900mm、全高1490mm、ホイールベース3130mm、車両重量2220kg
750iL 全長5125mm、全幅1860mm、全高1425mm、ホイールベース3070mm、車両重量2020kg
750iLよりも大きく見えるのは全高が高いせいだと思います。もっとも750iLの全高1425mmというサイズはこの手のセダンでは低い方であり、ポルシェパナメーラの1420mm、マセラティのクアトロポルテの1430mmと同等です。
760Li 全長5170mm、全幅1900mm、全高1490mm、ホイールベース3130mm、車両重量2220kg
750iL 全長5125mm、全幅1860mm、全高1425mm、ホイールベース3070mm、車両重量2020kg
750iLよりも大きく見えるのは全高が高いせいだと思います。もっとも750iLの全高1425mmというサイズはこの手のセダンでは低い方であり、ポルシェパナメーラの1420mm、マセラティのクアトロポルテの1430mmと同等です。
760Liの緑色はダークグリーンメタリック。750iLの緑色はオックスフォードグリーン。760Liの方が暗い色であり青味がかっています。また、この車はオプションのクライメートコンフォートガラス(赤外線反射合わせガラス)を装備しておりガラス全面が薄暗い感じです。このため車体色を含めた全体の印象が落ち着いた雰囲気、を若干通り越しややあやしい雰囲気?になっています。
ドアは比較的軽く開きます。750iLではドアが重く母などは車体が傾いていると開けることができないこともありました。合わせガラスですしドア自体も異常にがっちりした造りでした。おそらく760Liのドアは750iLのドアを上回る重さになってしまったため、BMWは軽く開閉できる機構を組み込んだのでしょう。なお、この4枚の全てのドアは任意の位置で止まる無段階ドアストッパーを備え、また最後の6mmを電動で引き込むソフトクローズドアになっています。また、750iLではトランクリッドがソフトクローズタイプでしたが、760Liでは電動開閉式になりました。
車内に入りドライバーズシートに座ると、車内の雰囲気は750iLよりもうんと高級感があります。インテリアは隅々まで丁寧に造り込まれており、モダン調なのに重厚な雰囲気。光沢のあるウォールナットのウッドトリムにごく小さな象嵌が施されているのが気に入りました。この車はオプションのベンチレーションシート(全席)が装着されており、このため表皮はナツカレザー(色はナチュラルブラウン/U6NB)になっています。シートは張りがあり、すわり心地はやや固め。それからシートヒーターは座面だけではなく背もたれの部分も暖かくなります。前席ではこの座面と背もたれの温度配分をiDriveにより調整することさえできます。ステアリングヒーターも装着されています。
E65、E66がデビューした当時、iDriveをはじめとする操作系に対し、車雑誌の評論家諸氏は使いにくいと書き立てました。しかし、これは針小棒大ではないかと。実際に使用してみると使いやすく問題があるとは思えません。それに現在ではiDriveのような操作系は一般的になっています。
(2012/12/24)
E65、E66がデビューした当時、iDriveをはじめとする操作系に対し、車雑誌の評論家諸氏は使いにくいと書き立てました。しかし、これは針小棒大ではないかと。実際に使用してみると使いやすく問題があるとは思えません。それに現在ではiDriveのような操作系は一般的になっています。
(2012/12/24)