2011/05/16

P.Audio SD21-2000N

昨年(2010年)末に発表になったP.Audio社の新しいSDシリーズ。
そのフラッグシップが21インチウーファーのSD21-2000N
オリジナリティのあるデザインが素晴らしいです。





許容入力(AES)が2kw、能率98dB。
東洋最強、もしかすると現時点において世界最強のサブウーファーユニットだと思います。
6インチ径ボイスコイルはボイスコイルボビンの外周と内周に巻かれているサンドイッチタイプ。
ダブルスパイダー、ネオジム磁気回路、BL値は43.5Tm、コーフンします。

2000年頃から業務用コーン型ユニットはネオジム磁気回路の導入と共に大幅にハイパワー化され、それまでのユニットから格段の性能向上を果たしました。
2010年末に出現したこのSD21-2000Nはそうしたユニットを象徴するものかもしれません。
これからの10年、どんな進歩があるのだろう。





SD21-2000N

6”Ultra Large Format Voice Coil
8000 Watts Peak Power Handling
Active Balanced Cooling
Neodymium Magnetics
Square Wire Inside/Outside Coil Design
Double Spider Suspension
Integrated Demodulation Rings
Die Cast Aluminum Chassis

Nominal diameter 533 mm/21 in
Power rating 2000 W(AES)
Nominal impedance 8
Sensitivity 98 dB
Frequency range 30-200 Hz
Chassis type Cast aluminum
Magnet type Neodymium
Magnet weight 1.24 kg/43.7 oz
Voice coil diameter 152.0 mm/6.0 in
Coil material SV-SQ
Former material Glass fiber
Cone material Paper
Surround material Cloth
Suspension Double
X-max 10.0 mm/0.39 in
Gap depth 15.0 mm/0.59 in
Voice coil winding width 35.0 mm/1.38 in
Net Weight 20.6 kg/45.4 lb
Packing Dimension WxDxH (mm) 600mm x 600mm x 330mm
Shipping Weight 25.4 kg/56.0 lb

Small Signal Parameters
Re 6.3
Fs 29 Hz
Mms 364.19 g/12.85 oz
Msd 323.96 g/11.43 oz
Qms 9.02
Qes 0.22
Qts 0.22
Vas 329.05 lt/11.62 ft
BL 43.5 Tm
Cms 8.2e-05 m/N
Rms 7.36 Ns/m
Le(at 1kHz) 0.14 mH

2011/05/11

Subscription Concert No.716 at Suntory Hall

東京都交響楽団の第716回定期演奏会に行ってきました。




指揮はエリアフ・インバルさん。
曲目はシューベルト 交響曲第5番とR.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」。

シューベルトの交響曲第5番は素晴らしい演奏でした。
弦楽器の豊かで厚みのある響きが印象的。
打楽器群がありませんが、躍動感が感じられます。
音楽の感じ方は物理的なことではないなぁ。

英雄の生涯はステージがオーケストラで埋まりました。
交響曲第5番のほぼ倍の構成。
5番のホルンが2名だったのに9名(ガイドブックには8名と記載)もいらっしゃる。
圧巻はやはりBattlefield。
スターウォーズですかという迫力。

ところでworks of peaceって、どういう意味なんだろう。
日本語訳は"?"だし。
wikiの日本語版と英語版を読んでもよく分からない。
一昔前の翻訳は忠実ではないのが多くて困るよね。




ECM8000を付属のマイクホルダに取付けて三脚に固定しようとしたら…
あれっ、ネジ穴が大きくて固定できないです。
これは雲台とかについているようなネジアダプタがないとダメだな。
しかしカメラ用のが使えるのだろうか?
うむむ。

VelbonのQRA-635という古いクイックシューを出してきて、なんとかならんかと考えてみる。
マイクホルダの上下角(あおり角)の軸をとめているネジをはずして、このネジとネジ穴を利用してクイックシューにマイクホルダーの上半分を取り付けてみた。
うむむ、カッコいい。

カッコいいなぁ、と呆けた顔でながめていると、クイックシューの裏側にネジアダプタ(画像左のネジ)がくっついているのを発見。
このアダプタ、マイクホルダのネジ穴(正確にはマイクホルダ付属のネジアダプタの穴)に入りました。
でも、アダプタの縁の部分が若干とび出しちゃうんだよね。

マイクなんて買ったことがないから、知らなかったんだ。
マイクスタンドのネジ径は3/8インチ(AKG規格)か5/8インチ(SHURE規格)らしい。
なお、ECM8000の付属マイクホルダは5/8インチで、画像右のネジアダプタも付属していて3/8インチにも対応している。
クラシックプロのマイクスタンドなら高くないから今度買ってみるか。







マイクといえばスカイセンサー5500Aの付属マイクが最初で、一番お世話になったのはこの騒音計の付属マイク。
"output"のRCA端子からマイクのみの出力ができます。
デジチャン(5素子PEQ付)のSH-D1000とこの騒音計の付属マイクとWaveSpectraによる測定はオーディオの付き合い方を根本から変えてくれました。
今度はAuto EQ。
新しい世界がはじまる。






白ホーンシステム(改造ALTEC)でDEQ2496のAuto EQを行ってみようとしましたが手間取りました。
UtilityのChannel ModeでStereo LinkとDual Monoの切換をするのが分からなかった。
Dual Monoを選択しAuto EQを左右チャンネル独立で実行できました。

空間の広がりや余韻がきれいに出て上品な音になりました。
う~む、下品とな………DEQ2496、なかなか正直な奴!

何となく散漫というかもの足りない感じなのでDCX2496の遮断特性をLR(Linkwitz-Riley)の-48dB/octからLRの-24dB/octに切り換えた。
うむっ!、です。

再度Auto EQをするとどうなるのか。
気に入ったのでしばらくこのままでいいか。

Auto EQという他人の設定?がポンとシステムに加わると、こんな風に調整の見直しを誘発します。
こういうのが貴重だよね。