2024/11/02

AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED



9月の初旬、ヤフオクで新品同様を64790円で購入した。
Dタイプ等を気に入っているのでVR付も入手してみた。




大三元が揃っちゃうと、単焦点レンズはいらないというかなんというか。
しかし、マクロレンズみたいな特殊なレンズは別だ。
まあ、三脚に載せ絞りに絞って撮るのも楽しいが、それほど絞らず手持ちで撮る場合、VR付なので少しはましになるのではないかと。
なお、取説によると、無限から3mまでは3段分の手ブレ補正をするが、そこから撮影倍率が上がるにつれて手ブレ補正効果は徐々に減少すると記載されている。

VRがついているせいで太くなってしまった鏡筒であるが、これはなんと金属鏡筒なんだそうである。
強靭で防水性も非常に高いそうで、こういうのはプロっぽくてうれしいな。
フードもデカく見栄えがするし、言うこと無しである。




2024/10/29

Nikon AW120



今年、印象に残ったのはこのモンツキハギの幼魚である。
体長は10cmぐらい、大変綺麗というか可愛らしく、鮮やかな黄色。
しかも度胸があって逃げまどわない。
おかげで図鑑のような写真が撮れた。
下の2つの画像はノートリミングである。




シュノーケリングをする海岸の幅150mぐらいの範囲に、このモンツキハギの幼魚はこの一匹だけだった。
孤独かと言えばそうではなく、常に少し大きいぐらいの大きさのニセカンランハギとニザダイの3匹で仲良くしていた。
3匹ともニザダイ科なので相性がいいのだろう。




このモンツキハギの幼魚は一匹だけだったので、冬になると死んでしまう死滅回遊魚ではないかと思う。
沖縄あたりから黒潮に乗って流されてきたのだろう。
沖縄との距離は約2000km、これを時速5kmで流されると、約17日間で到着する。
海の世界は意外に近いというか狭いのである。

冬になると水温低下で生きてゆけないというのは悲しいことだ。
放射能をまき散らしたり戦争ばかりするようなどうしようもない人間よりも、こうした可憐でしかし勇気のあるお魚さん達が楽しく生きてゆけるよう、地球温暖化がもっともっと進行することを心の底から願っている。