2011/05/18

JBL Selenium

久々にセレニウムのホームページをのぞいてみると…





う~ん…
文化圏ごとにスピーカーユニットメーカーがあるのがいいんだけどなぁ。

調べてみると今回の買収は2010年4月29日に発表されていた。
2010年の8月末ごろにセレニウム製品の記事を書いたけど当時同社ホームページにはその旨の告知はなく分からなかった。

セレニウム製品は昔のJBLドグマに比較的忠実に作られている。
それに中国ではなく南米に向かったのは良い選択かもしれない。
上記ハーマンのニュースレターによると、1958年に設立されたセレニウム社は、年商6000万ドル、従業員約350人、約2万3千平方メートルの敷地に工場等を有しているそうです。

同じハーマングループにはサウンドクラフト社がありますが設立は1973年。
セレニウムに比べれば音響業界では新参者です。
虎の威を借るとか、そういう話ではないと思うけど。











2009年2月ごろ2407Hと2408Hといっしょに購入したセレニウムのホーン。
パンフレットに普通なら"定指向性ホーン"と記載するところを"バイラジアルホーン"と記載していたのが妙にひっかかっていた。
セレニウムは以前からJBLと交流があったのだろうか?




 

2011/05/16

P.Audio SD21-2000N

昨年(2010年)末に発表になったP.Audio社の新しいSDシリーズ。
そのフラッグシップが21インチウーファーのSD21-2000N
オリジナリティのあるデザインが素晴らしいです。





許容入力(AES)が2kw、能率98dB。
東洋最強、もしかすると現時点において世界最強のサブウーファーユニットだと思います。
6インチ径ボイスコイルはボイスコイルボビンの外周と内周に巻かれているサンドイッチタイプ。
ダブルスパイダー、ネオジム磁気回路、BL値は43.5Tm、コーフンします。

2000年頃から業務用コーン型ユニットはネオジム磁気回路の導入と共に大幅にハイパワー化され、それまでのユニットから格段の性能向上を果たしました。
2010年末に出現したこのSD21-2000Nはそうしたユニットを象徴するものかもしれません。
これからの10年、どんな進歩があるのだろう。





SD21-2000N

6”Ultra Large Format Voice Coil
8000 Watts Peak Power Handling
Active Balanced Cooling
Neodymium Magnetics
Square Wire Inside/Outside Coil Design
Double Spider Suspension
Integrated Demodulation Rings
Die Cast Aluminum Chassis

Nominal diameter 533 mm/21 in
Power rating 2000 W(AES)
Nominal impedance 8
Sensitivity 98 dB
Frequency range 30-200 Hz
Chassis type Cast aluminum
Magnet type Neodymium
Magnet weight 1.24 kg/43.7 oz
Voice coil diameter 152.0 mm/6.0 in
Coil material SV-SQ
Former material Glass fiber
Cone material Paper
Surround material Cloth
Suspension Double
X-max 10.0 mm/0.39 in
Gap depth 15.0 mm/0.59 in
Voice coil winding width 35.0 mm/1.38 in
Net Weight 20.6 kg/45.4 lb
Packing Dimension WxDxH (mm) 600mm x 600mm x 330mm
Shipping Weight 25.4 kg/56.0 lb

Small Signal Parameters
Re 6.3
Fs 29 Hz
Mms 364.19 g/12.85 oz
Msd 323.96 g/11.43 oz
Qms 9.02
Qes 0.22
Qts 0.22
Vas 329.05 lt/11.62 ft
BL 43.5 Tm
Cms 8.2e-05 m/N
Rms 7.36 Ns/m
Le(at 1kHz) 0.14 mH