2016/01/11

Nikon D500



あけましておめでとうございます。
今年もよろしく。

新年早々、ニコンがD500を発表しました。
常用感度が100から51200。
凄いなぁ。
















プロ機として十分な性能を持っているにもかかわらず、そんなに重くない。
D7000が780g、D500は860g。
それに、ニコンのプロ用デジカメとしては破格に安いのでは?
お金を貯めて、D500、買っちゃおうかなぁ…

…しかし、V2を購入してからというもの、D7000を持ち出す機会がなくなりました。
並のDXでもうっとうしいと思ってしまう輩には、無理っぽいか。
室内撮り専用、にはもったいないよなぁ…












人気の200-500との組合せ。
DXレンズならもっと軽くなるのに。






次回はD6とD600?
ということは、Dはこれでおしまいでミラーレスってことかな?
それともD6はDX機になって、原点復帰とか?




2015/12/20

Pluto



今年、もっとも印象に残った出来事は冥王星の鮮明な画像を見ることができたことです。
天体望遠鏡で惑星を見るのは大変にむずかしいのです。
星雲の方がはるかに綺麗に見えます。
ハッブル宇宙望遠鏡が正常に機能し始めたとき、もしかしたら冥王星が綺麗に見えるのではないかと思っていました。
しかし、そのハッブルの冥王星の当初の画像はこんなものでした。




う~む、これでは何も分からない。
がっかりしたのを覚えています。
そして、生きている間に冥王星がどんな惑星なのか知ることはなかろうと思うようになりました。

天王星と海王星は、ボイジャー2号による画像があるので、ガスのぶ厚い大気を持つ木星のような惑星であることが分かっています。
だから、冥王星もそうした惑星ではないかと想像していました。

やがて冥王星に向かって探査機が打ち上げられたことを知ります。
冥王星の軌道は傾いており、海王星のそれよりも太陽に近くなることがあります。
wikiによると1979年から1999年がそうだったそうです。
どうしてボイジャー2号のときに立ち寄らなかったのだろうと思いますが、そのときは無理だったのでしょう。

というわけで、冥王星はそんなに遠くない位置にあるはずだから、これは到着できるだろうとは思いましたが、「暗くってよく分かんなかったよ」なんてお話にならなければいいなと思っていました。
どの程度接近するのであろうか、ということを調べたのは、冥王星にかなり接近してからのことでした。
冥王星の地表から12,500km上空をかすめたのだそうですから、これは十分な近さです。
月は38万km離れていますが、 安価な天体望遠鏡でも綺麗に見えるのでこれは相当綺麗な画像が見られるなと楽しみにしていました。




そしてこれですもの。
驚きました。
おお、地面がある!

その後、詳細な画像が送られてきて、水の氷や薄い大気もあることが分かりました。
そうした画像を見て、冷涼ではありますが、とても美しく清らかな惑星だと思いました。
惑星やその衛星を沢山見てきましたが、こんな印象を持ったのは初めてです。
ついに冥王星を見ることができた、これが2015年の最大のイベントでした。
めでたし、めでたし。