2022/06/03

AKG K701 with Behringer DEQ2496



K712PROの特性を再現するために、ベリンガーDEQ2496のパラメトリックイコライザ(PEQ)を用い、K712PROの特性を再現するために低域から中域にかけて約3dBブーストした。
このブーストには2素子を用いた。

(1)100Hz  Q2oct  +3dB
(2)447Hz  Q3/2oct  +2.5dB


次に、中域側の(2)の素子をはずし(1)のみにしてベイヤーDT990PROの特性風にした。



どちらも悪くない。
通常の音量や小音量でのリスニングでは中域が充実したK712PROの方が豊かさを感じさせてくれる。
しかし、音量が大きくなるにつれ、DT990PROの方が聴きやすくなる可能性がある。
なお、このイコライジングを行ってもまだK701の高域がやや強すぎるようだ。




2022/06/02

Beyerdynamic DT990 PRO 25O OHM




AKG K712PROの周波数特性は、ベイヤーダイナミックのDT990PROの特性との近似性があるように思う。
両者の低域側の再生能力はほぼ対等と言える。
DT990PRO(中段)の低域から中域へかけての特性は、K712PRO(上段)とK701(下段)の中間のようにも思える。
また、DT990PROは10kHz以上のレスポンスがK712PROやK701よりもかなりある点も特徴的である。