2022/06/04

Sennheiser HD600 and HD650




開放型でよりフラットな特性を持つのがゼンハイザーのHD600とHD650だ。
低域を除く全帯域にわたり±3dB程度に収まっている。



全般的に高域のエネルギーが過多ではないかと思ってきたが、このゼンハイザーの特性を見ていると安心する。
モニターヘッドホンにはノイズを聴き分ける必要もありこういうことになっているのだろうけれども、こういう特性もありなんだと思った。





2022/06/03

AKG K701 with Behringer DEQ2496



K712PROの特性を再現するために、ベリンガーDEQ2496のパラメトリックイコライザ(PEQ)を用い、K712PROの特性を再現するために低域から中域にかけて約3dBブーストした。
このブーストには2素子を用いた。

(1)100Hz  Q2oct  +3dB
(2)447Hz  Q3/2oct  +2.5dB


次に、中域側の(2)の素子をはずし(1)のみにしてベイヤーDT990PROの特性風にした。



どちらも悪くない。
通常の音量や小音量でのリスニングでは中域が充実したK712PROの方が豊かさを感じさせてくれる。
しかし、音量が大きくなるにつれ、DT990PROの方が聴きやすくなる可能性がある。
なお、このイコライジングを行ってもまだK701の高域がやや強すぎるようだ。