2011/08/18

Reef fish of Okinawa




こんにちは。
おとがでるだけです。
ぶくぶく。







とげちょうちょううお君。






うみづきちょうちょううおちゃん。






 ふうらいちょうちょううおどの。






 ちょうはん君。






ちょうちょううおさん。








つのだし君。


















お魚さんが小さくしか写っておらず、しかもすばやいです。
判別できますでしょうか?
妻が撮影しました。










むらさめもんがら氏。
運動靴じゃないよ。









あおやがらさん。
何故か2匹連れ立って登場というのが多くないかい?
撮影できなかったけど、今回は1m以上あるかなり大きなあおやがらさんも見ました。







さざなみやっこちゃん。
幼魚です。








ねったいすずめだいさん。










るりすずめだい(こばるとすずめ)さん。
尾びれが青いのがオスで透明なのがメスだそうです。









くろそらすずめだい君。
ともかく攻撃的。
ちっちゃいくせに向かってきます。
縄張りがあって、その縄張りの中で食料としている藻(いとぐさ)を育てる?そうです。
英名はFarmerfish。









ろくせんすずめだいどの。








しちせんすずめだいさん、のはず。






すじぶちすずめだいさん、だよね。









みすじりゅうきゅうすずめだいさん。






6本のスジがあるのがしまはぎ君。







 みつぼしきゅうせんさん。









 やまぶきべらさん。








つきべらさん、でしたよね。








よこしまたまがしらさん。











はりせんぼん氏。
海水の代わりに空気を吸い込み浮かんでしまいましたとさ。









おいっ!
いつになったらオーディオネタやるんだよっ。
なめんなよ。










8月12日~17日。
撮影場所は沖縄本島備瀬崎。
COOLPIX S5の水中カメラハウジングFJ-CP1をはじめて使ってみました。
大人も子供も海でも川でもライフジャケットを着用しましょう。

2011/07/28

BMS 4540ND (3)

BMS 4540NDを導入されたSさんからメールをいただきました。

「blogを拝見させていただいていました。
BMS 4540NDになにかピンとくるものを感じ早速US Speakerで注文しました。
現在3.5khzより上で使っています。
音量をあげてもうるささが激減しました。
今まで名前さえも知らなかったBMSというメーカーを紹介していただき感謝しています。」

Sさん、ありがとうございます。
とてもうれしいです。

Sさんの最初のメールにはSさんのシステムのことがほんの少し書かれているだけでした。
かなりマニアックな方と思ったので、しつこくシステムのことを尋ね、さらに画像までも送ってくださいと頼んでしまいました。
Sさんのシステムは以下のような構成です。

ウーファー GPA 515-8GHP 30mm厚バーチ合板特注箱
スコーカー Radian 475 (1インチドライバー)+メイプルの特注ウッドホーン
トゥイーター BMS 4540ND+Eminence APT-150S ホーン
サブウーファー Peavey 1808 SPS BWX 30mm厚特注箱









 まず、GPA(ALTEC)の最強ユニット、515-8GHPを使用されている。
加えて1808-8SPS。
何れも超ハイスピードユニット。
Sさんの狙いが伝わってきます。

ちなみに振動系の実効質量であるmmsを比較するとこうなります。

JBL K151 125g
JBL E155-8 125g
ALTEC 3184 116.2g
Peavey 1808-8SPS BWX 106.7g

1808-8SPSの素晴らしい仕上がりのエンクロージャーはなんと480リットルもあるそうです。
1808-8SPSは大型の箱で聴いてみたいと思っていたのでダクト寸法をお尋ねしたところ直径160mm、長さ280mmとのことでした。

「1808ですが最初は殆ど期待していなかったのですがいざ音出しをするとふわりとした風のような軽い音が出てきてびっくりでした。
20Hzでも充分な音圧を確保出来ているのでサブウーファーはもうさわるところはなさそうです。
メーカー推奨容量を無視して思い切って大きめの箱にしたのが正解でした。
気に入らなければ順次ウーファーの付け替えを考えていたのですが一発で当たりまさにPeavey恐るべしですね。」






その1808-8SPS BWXと515-8GHPとのクロスはどうなっているかというと…

「515は下を出しっ放しにし1808は40Hzより上を-24db/octで切っています。
515の箱は50Hz~55Hzまで出れば良いと割り切り150リッター程度に抑えました。
当初はウッドベースの開放弦である42Hzを充分な音圧でと考えていました。
しかし、515にそれを望むと巨大なエンクロージャーが必要であることを25年ほど前、A5を所有していた経験から知っておりました。
大型箱にすると本来の持ち味である軽やかな低音感が損なわれる懸念があってこのサイズに落ち着きました。」

なるほどです。
A5をお使いでしたか、う~む。







515-8GHPの箱に組み込まれている美しいメイプル製ホーンにはRADIAN 475が搭載されています。
このドライバーは1.75インチ径アルミダイアフラム、マイラーエッジ、1インチスロート径のコンプレッションドライバーです。

このメイプル製ホーンと475の組み合わせ、とてもいい感じです。
高品位再生を目指しておられるのが分かります。
ところで、Sさんは音量を上げたときにややうるささのようなものを感じられていた。
そこでBMS 4540NDを導入されたそうです。
その結果、475の使用帯域は1kHz~3.5kHzに限定され、475本来の美しい再生音も確保できたそうです。




スピーカーが傾いてセッティングされているのでこのスタンドはSさんのオリジナルでしょうか?とお尋ねました。
そうではなくプロケーブルという会社の製品だそうです。

「余分な響きが消え515の低音がより一層軽くなってこちらに飛んでくるようになりました。
このスピーカースタンドの解説に書いてあるような激変ではないのですが一度使うと外せなくなりました。」





Sさんのマルチアンプの構成です。

1808-8SPS BWX ------ Crown D75A
515-8GHP ------ Crown D45
475 ------ EL SOUND EPM-3 BTL Inv × 2
4540 ND ------ 超3結 45 シングル
チャンデバ Behringer CX2310 × 2

「その他、dbx サブハーモニックシンセサイザーとBBE 882i で遊んでいます。
上記のアンプではEL SOUNDというのは馴染みがないと思いますがたかだか3.6W出力のこのアンプが奏でる音は管球アンプより柔らかく且つメーカー製Trアンプより緻密な音が出ています。」






 今後の予定として
「1. 中音ウッドホーンに手を加え1.4インチ化しBMS同軸ドライバー、GPA390、SELENIUM 405 TRIOのいずれかに付け替える。
2. 2360Aのスロート部を購入しMR94の図面を参考にし、バーチ合板で木目を生かしたマンタレーホーンを特注し2インチドライバーを装着する、のいずれかを考えています。」
とのことでした。

是非、「2.」でお願いします。
できましたら、ブログを立ち上げて製作記を公開していただくとうれしいです。








ところでSさんはもう一枚画像を送ってくださいました。
Sさんの515のメイプル製エンクロージャー、ホーン、そして1808の巨大エンクロージャーを製作されたご友人のシステムの画像です。







「彼のウーファーもPeaveyですが1808ではなく1801と聞いています。
重量40kg、外寸820W×330H×520Dにも及ぶこの欅製ウッドホーンは彼の自作でしてドライバーにはBMS4592NDを使用しています。
現在このシステムはJantzenのトロイダルコイルとロシア製オイルコンデンサーK75を使用した自作ネットワークを300Hzと6300Hzでクロスさせています。」

Sさんのご友人のシステムも素晴らしいです。
デザインも仕上げも完璧です。
お二方のキャリアとセンスの良さに脱帽です!





Sさん、詳細なレポートをありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。



2011/06/15

Subscription Concert No.718 at Suntory Hall

東京都交響楽団の第718回定期演奏会に行ってきました。







指揮はジョセフ・ウォルフさん。
曲目はブラームスピアノ協奏曲第2番、オルウィンの秋の伝説、シベリウス交響曲第7番。

ピアノ協奏曲は素晴らしかったです。
ピアノは若林顕さん。
以前も書きましたがグランドピアノの蓋の角度のせいでP席ではピアノの音量が足りません。
距離的にも遠い。
それが残念。

秋の伝説。
イングリッシュホルンは南方総子さん。
これも素晴らしかった。
弦楽5部+イングリッシュホルンという構成。

この曲は好きです。
絵画的な印象。
おそらくリズムなどの経時的な音楽要素を控えめにするとこうした効果を得られるのかもしれません。
「弦楽オーケストラのための」として打楽器群がないのもこのためでしょう。
聴くたびに何故かボストン美術館で見たイギリス水彩画展の一枚の絵を思い出します。

どうして梅雨のさなかに秋の伝説なのかと言えば、指揮者のジョセフ ウォルフさんがイギリス人でこの曲がお気に入りなのでしょう。
この方、サー コリン デイヴィスのご子息でジョセフ ウォルフは芸名だそうです。

シベリウスの第7番。
シベリウスの最後の交響曲。
ベートーベンの第9のように作曲家のラストナンバーの交響曲を聴くといつもその作曲家の歩んできたそして歩むはずだった創作の道について考えます。

重ねられてゆく交響曲の作曲行為。
創作の泉から湧き出す新たな試み。
その中にあっても変容しない個性。
そして遠くまで歩いてゆくための原動力、情熱。






2011/06/02

DEQ2496 and ECM8000

黄色いホーンシステムにDEQ2496とECM8000を組合わせてみた。
フラットな音について考えています。
いいとか悪いとかそういうことではなく。






2011/05/27

Selenium D405 TRIO

D405 TRIOセレニウム社の大型コンプレッションドライバーです。
ツィーターのST400 TRIOと同時期の製品。
従来機種であるD405をリデザインし、許容入力を若干改善したもの。








昔ながらの4インチ径ダイアフラム、2インチ径スロートという構成。
しかしかなりの変わり者。





まずダイアフラムがフェノリック製。
推奨最低クロスは500Hz(-12dB/oct)。

以前からあるD405もフェノリック製。
位置づけとしてはハイパワー用ではあるもののフェノリックダイアフラムには世界中にファンがおられます。
その美しい音。

なお、セレニウム社はチタンダイアフラムのドライバーも製造しています。
おそらくフェノリックマニアの技術者がおられるのではないかと。




そしてご覧のとおりこれは放射型フェーズプラグ。
このフェーズプラグはアルミニウム鋳造製。
仕上げはダイヤモンド工具による切削加工。
さらにスナウトはあるものの短い。
フェライト磁石は直径200mm、厚さ24mm。



2011/05/25

BMS 4580ND (2)

BMS社のホームページ4580NDの新しい画像が掲載されていました。
かなり長い間、BMS社のホームページの更新がなく心配していました。






裏側はピカピカ。
手持ちのJBL2431Hと聴き比べてみたい。




4580ND

Throat diameter: 1.4" (36 mm)
Nominal impendance: 8 or 16 Ohm
Power capacity (AES): 120 W
Peak Power: 500 W
Sensitivity  CD Horn 90° x 75°, 1 W / 1 m: 113 dB
Frequency Range: 500 - 19000 Hz
Recommended Crossover: 700 Hz
Voice Coil Diameter: 3" (77 mm)
Magnet Material: Neodymium
Voice Coil Material: Copper Clad Aluminum
Voice Coil Former: Kapton TM
Diaphragm Material: Polyester


 

2011/05/18

JBL Selenium

久々にセレニウムのホームページをのぞいてみると…





う~ん…
文化圏ごとにスピーカーユニットメーカーがあるのがいいんだけどなぁ。

調べてみると今回の買収は2010年4月29日に発表されていた。
2010年の8月末ごろにセレニウム製品の記事を書いたけど当時同社ホームページにはその旨の告知はなく分からなかった。

セレニウム製品は昔のJBLドグマに比較的忠実に作られている。
それに中国ではなく南米に向かったのは良い選択かもしれない。
上記ハーマンのニュースレターによると、1958年に設立されたセレニウム社は、年商6000万ドル、従業員約350人、約2万3千平方メートルの敷地に工場等を有しているそうです。

同じハーマングループにはサウンドクラフト社がありますが設立は1973年。
セレニウムに比べれば音響業界では新参者です。
虎の威を借るとか、そういう話ではないと思うけど。











2009年2月ごろ2407Hと2408Hといっしょに購入したセレニウムのホーン。
パンフレットに普通なら"定指向性ホーン"と記載するところを"バイラジアルホーン"と記載していたのが妙にひっかかっていた。
セレニウムは以前からJBLと交流があったのだろうか?




 

2011/05/16

P.Audio SD21-2000N

昨年(2010年)末に発表になったP.Audio社の新しいSDシリーズ。
そのフラッグシップが21インチウーファーのSD21-2000N
オリジナリティのあるデザインが素晴らしいです。





許容入力(AES)が2kw、能率98dB。
東洋最強、もしかすると現時点において世界最強のサブウーファーユニットだと思います。
6インチ径ボイスコイルはボイスコイルボビンの外周と内周に巻かれているサンドイッチタイプ。
ダブルスパイダー、ネオジム磁気回路、BL値は43.5Tm、コーフンします。

2000年頃から業務用コーン型ユニットはネオジム磁気回路の導入と共に大幅にハイパワー化され、それまでのユニットから格段の性能向上を果たしました。
2010年末に出現したこのSD21-2000Nはそうしたユニットを象徴するものかもしれません。
これからの10年、どんな進歩があるのだろう。





SD21-2000N

6”Ultra Large Format Voice Coil
8000 Watts Peak Power Handling
Active Balanced Cooling
Neodymium Magnetics
Square Wire Inside/Outside Coil Design
Double Spider Suspension
Integrated Demodulation Rings
Die Cast Aluminum Chassis

Nominal diameter 533 mm/21 in
Power rating 2000 W(AES)
Nominal impedance 8
Sensitivity 98 dB
Frequency range 30-200 Hz
Chassis type Cast aluminum
Magnet type Neodymium
Magnet weight 1.24 kg/43.7 oz
Voice coil diameter 152.0 mm/6.0 in
Coil material SV-SQ
Former material Glass fiber
Cone material Paper
Surround material Cloth
Suspension Double
X-max 10.0 mm/0.39 in
Gap depth 15.0 mm/0.59 in
Voice coil winding width 35.0 mm/1.38 in
Net Weight 20.6 kg/45.4 lb
Packing Dimension WxDxH (mm) 600mm x 600mm x 330mm
Shipping Weight 25.4 kg/56.0 lb

Small Signal Parameters
Re 6.3
Fs 29 Hz
Mms 364.19 g/12.85 oz
Msd 323.96 g/11.43 oz
Qms 9.02
Qes 0.22
Qts 0.22
Vas 329.05 lt/11.62 ft
BL 43.5 Tm
Cms 8.2e-05 m/N
Rms 7.36 Ns/m
Le(at 1kHz) 0.14 mH

2011/05/11

Subscription Concert No.716 at Suntory Hall

東京都交響楽団の第716回定期演奏会に行ってきました。




指揮はエリアフ・インバルさん。
曲目はシューベルト 交響曲第5番とR.シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」。

シューベルトの交響曲第5番は素晴らしい演奏でした。
弦楽器の豊かで厚みのある響きが印象的。
打楽器群がありませんが、躍動感が感じられます。
音楽の感じ方は物理的なことではないなぁ。

英雄の生涯はステージがオーケストラで埋まりました。
交響曲第5番のほぼ倍の構成。
5番のホルンが2名だったのに9名(ガイドブックには8名と記載)もいらっしゃる。
圧巻はやはりBattlefield。
スターウォーズですかという迫力。

ところでworks of peaceって、どういう意味なんだろう。
日本語訳は"?"だし。
wikiの日本語版と英語版を読んでもよく分からない。
一昔前の翻訳は忠実ではないのが多くて困るよね。




ECM8000を付属のマイクホルダに取付けて三脚に固定しようとしたら…
あれっ、ネジ穴が大きくて固定できないです。
これは雲台とかについているようなネジアダプタがないとダメだな。
しかしカメラ用のが使えるのだろうか?
うむむ。

VelbonのQRA-635という古いクイックシューを出してきて、なんとかならんかと考えてみる。
マイクホルダの上下角(あおり角)の軸をとめているネジをはずして、このネジとネジ穴を利用してクイックシューにマイクホルダーの上半分を取り付けてみた。
うむむ、カッコいい。

カッコいいなぁ、と呆けた顔でながめていると、クイックシューの裏側にネジアダプタ(画像左のネジ)がくっついているのを発見。
このアダプタ、マイクホルダのネジ穴(正確にはマイクホルダ付属のネジアダプタの穴)に入りました。
でも、アダプタの縁の部分が若干とび出しちゃうんだよね。

マイクなんて買ったことがないから、知らなかったんだ。
マイクスタンドのネジ径は3/8インチ(AKG規格)か5/8インチ(SHURE規格)らしい。
なお、ECM8000の付属マイクホルダは5/8インチで、画像右のネジアダプタも付属していて3/8インチにも対応している。
クラシックプロのマイクスタンドなら高くないから今度買ってみるか。







マイクといえばスカイセンサー5500Aの付属マイクが最初で、一番お世話になったのはこの騒音計の付属マイク。
"output"のRCA端子からマイクのみの出力ができます。
デジチャン(5素子PEQ付)のSH-D1000とこの騒音計の付属マイクとWaveSpectraによる測定はオーディオの付き合い方を根本から変えてくれました。
今度はAuto EQ。
新しい世界がはじまる。






白ホーンシステム(改造ALTEC)でDEQ2496のAuto EQを行ってみようとしましたが手間取りました。
UtilityのChannel ModeでStereo LinkとDual Monoの切換をするのが分からなかった。
Dual Monoを選択しAuto EQを左右チャンネル独立で実行できました。

空間の広がりや余韻がきれいに出て上品な音になりました。
う~む、下品とな………DEQ2496、なかなか正直な奴!

何となく散漫というかもの足りない感じなのでDCX2496の遮断特性をLR(Linkwitz-Riley)の-48dB/octからLRの-24dB/octに切り換えた。
うむっ!、です。

再度Auto EQをするとどうなるのか。
気に入ったのでしばらくこのままでいいか。

Auto EQという他人の設定?がポンとシステムに加わると、こんな風に調整の見直しを誘発します。
こういうのが貴重だよね。