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2014/11/18

ORIENT BAMBINO SER2400CN0


オリエントのバンビーノシリーズの新型、SER2400CN0を購入しました。
以前からこのモデルが欲しかったのですが、Amazonが直販するようになり、めでたく入手できました。
米国オリエントではFER2400CN0(あるいはFER2400CN, ER2400CN)という型番ですが、このAmazonの限定モデルの"SER"は、なんと日本製です。
価格は14040円でした。




クリームダイヤルとブルーハンズの組合せ。
ブルーハンズの腕時計はSPC131P1とあわせて2つになりました。
文字盤のクリーム色は光の加減でその濃淡が変化します。
ブルーハンズもひらりと派手な青色に輝くかと思えば、ほとんど黒色に見えることもあります。




時計の文字盤は伝統的に4時を「IIII」と表記するそうです。
wikiにはこんな理由が記載されていました。

・ローマ神話の最高神・ユピテル(IVPITER)の最初の2文字と重なるのを避けるため。
・4を「IV」と書くと「VI」と見分けにくいため。
・「IIII」ならば「I」という刻印を4回押せば文字盤の文字が作れるが、「IV」だと専用の型が必要になる。
・専用の文字を使うのは、ちょうど間が4時間おきになるVとXだけのほうがいい。
・「IIII」にすれば左側の「VIII」と文字数が釣り合い、見栄えがよい。
・特定の有力なローマの時計製造者が「IIII」と書いた時計を作ったため、他の製造者もそれに倣った。
・ルイ14世が、文字盤に「IV」を用いることを禁じた。
・シャルル4世が、「IV」を用いることを禁じた。






裏蓋に"MADE IN JAPAN"の表記があります。
ムーブメントが"アタリ"だったのか、非常に正確です。











このビンテージ風のデザインはいつ頃のものなのか検索してみると、1930年代から1950年代にかけてこのようなデザインが流行したようです。
下のミネルバは1930年代のものだそうです。
10、12、2は外側向き、4、6、8は内側向きに配置されています。
ローマ数字が放射状に配列されていた教会の時計塔の文字盤とは印象が異なりますね。




下はネットで集めた1940年代から50年代の腕時計の画像です。
右下のJUVENIAのデザインが素晴らしいです。
2つの世界大戦のころは時間が個人のものではなかったので文字盤は数字だらけです。
その後、段々と時間は個人のものになり、文字盤から数字が消えてゆきます。
そして、50年代以降はバーインデックスが全盛になりました。




新旧のバンビーノの入れ替え改造だそうです。
こういう遊びができるようになりたいなぁ。





オリエントの他の記事です。
ORIENT BAMBINO FER24003W0
ORIENT BAMBINO FER24001B0
ORIENT ESTEEM  FDB08001W0


Label: Watch



2014/11/12

CITIZEN Eco-Drive Professional Diver's BJ8050-08E


シチズンの海外モデル、プロマスターBJ8050-08Eを購入しました。
海外では"Ecozilla"(エコジラ)の愛称で呼ばれているモデルです。
9月ごろ絆iseという業者からAmazon経由で購入。
27480円でした。




ケース直径は48.3mmとそれほど大きくはないのですが、厚さが18.6mmもあります。
カーブガラスの厚さが6mmもあり、さらにその外側に回転ベゼルが2mmほど突出しているからでしょう。
このカーブガラスは無反射コーティングが施されており、やや青みがかって見えます。
なかなか綺麗です。




背面には図案化された潜水用のヘルメットが彫りこまれており雰囲気があります。
硬めで幅広のウレタンバンドはケース内部でネジ止めされています。
このためバンドとケースがしっかりと固定され、高重心による安定感の悪化をある程度緩和しています。




エコジラの本来のライバルはオレンジモンスター(SKX781)だと思いますが、ここでは同じソーラータイプのSSC017P1と比較してみました。
SSC017P1は、回転ベゼルの直径が43.5mm、厚さが14.2mmです。
エコジラはSSC017P1よりも二回り大きい印象です。
ウレタンベルトを装着したSSC017P1はその大きさから予想される重量よりも軽量な印象を受けますが、エコジラは重心が高いためか重みを感じさせます。




エコジラについては米国Amazonのレビューが166件もあり、かなり人気が高いようです。
実際に使用してみると、大きさや重さは楽しさやうれしさに変換されてしまうような気がします。
不思議です。




手首のサイズは18.5cm(7.3inch)です。
バンドの穴は小さいほうから6つ目。
脱着が容易になるように付属のエクステンションの美錠と交換しています。




関連記事
SEIKO PROSPEX DIVER'S WATCH SUN019P1 (2)



Label: Watch








2014/10/31

Seiko Solar Chronograph Compass SSC081


セイコーの海外モデルSSC081を購入しました。
方位計機能付のソーラークロノグラフです。
エムエムワールドという業者からAmazon経由で8月30日に購入。
20300円でした。




ベゼルの直径は42mm、厚さは13.4mm。
SSC081のダイヤル(文字盤)は真っ黒ではなく、黒に近いグレーです。




SSC081の方位計機能は、太陽の方向へ短針を向けることにより、おおよその方位を知ることができるというものです。
下の図のように、太陽の方向へ短針をあわせ、時計の12時の目盛りとの中間が南ということになります。
その南の方向に内装式の回転スケールの"S"を左上のノブを手動で回転させてあわせると全ての方位が示されることになります。





太陽は一日に360度動き、時計の短針はその2倍の720度回転します。
時計の短針の方が2倍の速度で回転するわけです。
太陽は12時に南中するので、太陽の方向と短針をあわせると時計の12時の目盛りとの中間が南になります。
方位のスケールを備えていない普通の時計でもこの方法を使うと南を知ることができます。
なお、東経135度の明石市では南中時刻がちょうど12時になりますが、東にある東京であれば南中時刻は早まり11時44分になります。




内装式の回転スケールであるためガラスの直径が大きい上に、カーブガラスとなっているため、角度によって表情が変わり、精悍な雰囲気の中にも華があります。

ラグ幅は21mm。
付属の革ベルトはしっかりしていてなかなか質感がいいです。
組合わせている三つ折れバックルは、マルマンの銀20mmです。
yodobashi.comから1540円で購入。





SSC081のムーブメントはV172です。
アラーム機能はありますが、24時間表示機能はありません。
一方、SSC017P1のムーブメントであるV175は、アラーム機能はなく、その代わり24時間表示機能を持っています。
V172はステップモーターを4個、V175は3個備えているそうです。







2014/10/23

ORIENT ESTEEM FDB08001W0


オリエントのオープンハートタイプ、エスティームFDB08001W0を購入しました。
"エスティーム"という愛称がメーカーによってつけられています。
なお、"FDB08001W"とか"DB08001W"という製品番号で表示されている場合があります。




オープンハートタイプとしてはあっさりしたデザインで嫌味がありません。
バンビーノのようなドームタイプではなく、カーブガラスを備えています。
ケース直径は41mmもあり、かなり大型。




ムーブメントはオリエント自製の46A40。
振動数21600、21石、持続時間は40時間。
1971年に開発された46系のムーブメントは40年間の生産累計で1億個を超えるそうです。




ラグ幅は22mm。
付属のベルトはやや厚手で硬くなくバンビーノと同じ質感です。
色はかなり濃いダークブラウン。







CWWatchesというシンガポールの業者からAmazon経由で購入。
15586円でした。




組合わせている三つ折れバックルは、マルマンの金20mmです。
yodobashi.comから1540円で購入。




ケースのローズゴールドは、バンビーノのFER24001B0と比べるとやや薄い色です。
上品な雰囲気です。






2014/10/13

ORIENT BAMBINO FER24001B0


FER24003W0の色違いであるFER24001B0を購入しました。
この機種も複数の製品番号を持ち、"FER24001B"とか"ER24001B"と表示されている場合があります。




ローズゴールドの色はかなり濃く、ブロンズに近いです。
なかなかあやしい雰囲気があります。




付属のベルトはブラック。
これも厚手で硬くなく装着感は悪くないです。
組合わせている三つ折れバックルは、マルマンの銀20mmです。
yodobashi.comから1540円で購入。




 







FER24003W0と同じくCWWatchesというシンガポールの業者からAmazon経由で購入。
14249円でした。




このバンビーノシリーズはドームクリスタルという個性と、インデックスと針のデザインの絶妙なバランスにより、シンプルなのに退屈な印象がないので気に入っています。
オリエントならではの製品だと思います。







Label: Watch


2014/10/06

ORIENT BAMBINO FER24003W0


オリエントのクラシックシリーズのFER24003WOを購入しました。
"バンビーノ"という愛称がメーカーによってつけられています。
なお、"FER24003W"とか"ER24003W"という製品番号で表示されている場合もあります。




アンティークウオッチのエッセンスを取り入れてデザインされています。
Domed Crystal glassを備えており、プレキシガラスの雰囲気を出しています。
ただしケース直径は40.5mmもあり、アンティークウオッチよりもかなり大型です。




ムーブメントはオリエント自製の48743。
振動数21600、21石、持続時間は40時間。
なかなか正確だと思います。





CWWatchesというシンガポールの業者からAmazon経由で購入。
14249円でした。




ラグ幅は21mm。
付属のベルトはやや厚手で硬くなく、色も気に入りました。






組合わせている三つ折れバックルは、マルマンの金20mmです。
yodobashi.comから1540円で購入。







オリエントの他の記事です。
ORIENT BAMBINO SER2400CN0
ORIENT BAMBINO FER24001B0
ORIENT ESTEEM  FDB08001W0

2014/10/02

SEIKO 5 SNKE57K1 and SNKE61K1


SNKE59K1の色違い、SNKE57K1とSNKE61K1を同時に購入しました。
CHANGE8という業者からAmazon経由で11560円(5780円x2つ)。




白い文字盤がSNKE57K1、青い方はSNKE61K1です。
SNKE57K1は、数字やインデックスが白抜きのように表示されているのが特徴です。
精密な雰囲気があります。
SNKE61K1は黄色に塗られた秒針が気に入りました。

時計バンドはTimeKingの20mm幅のブルーに交換しました。
Amazonで1260円。
組合わせている三つ折れバックルは、マルマンの銀18mmです。
yodobashi.comから1540円で購入。




SNKE57K1とSNKE61K1のムーブメントは、 SNKE59K1と同じく7S26Cでした。
これらを購入したのが6月の半ばなので、それから3ヶ月ほど使用したことになります。
精度にはばらつきがあり、SNKE57K1はやや進みがち、SNKE59K1はやや遅れがち、そして、SNKE61K1は正確そのもの。
同じ機種を3つも購入すれば、こういうこともあるのでしょうね。



2014/08/28

SEIKO Chronograph Perpetual SPC129P1 (2)

SPC129P1の設定方法です。




最初に、時刻あわせです。
SPC129P1は、6時位置にある24時間計を備えているため、午前、午後の区別はこの24時間計によって行っています。
このため、時刻あわせは、長針、短針、9時位置にあるスモールセコンドの時間合わせ(メインダイヤルの時刻)と、この24時間計の時刻を同時にセットすることが必要です。

まず、9時位置にあるスモールセコンドの針が12時の位置("60"の表示の位置)にきたら、リューズを2段目の位置に引き出します。
これでスモールセコンドの針が止まります。

取扱説明書には、"Pull out to second click when the small second hand is at the 12 o’clock position.
The small second hand will stop immediately."と記載されています。

リューズを回転し長針と短針を動かし、現在時刻よりも数分すすめた時刻にあわせます。
この数分の時間は、24時間計をセットするために要する時間です。
この段階でリューズは2段目に引き出した状態のままです。

次に、24時間計をセットします。
リューズを2段目に引き出した状態のまま、Bボタンを押します。
Bボタンを長押しすると、分針がどんどん回転します。
Bボタンを1回ずつ押すと、分針が1分ずつ進みます。
SPC129P1の24時間計は、長針が分針、短針が24時間計になっているので、午後6時であれば、短針は"18"の位置になります。

Bボタンを操作して、先ほどの数分すすめた時刻と一致させます。
メインダイヤルの時刻と24時間計の時刻を一致させる必要があるからです。

そして、リューズを通常の位置に戻すと、長針、短針、9時位置にあるスモールセコンド、24時間計の全てが動き出します。







次に、カレンダーあわせです。
これは簡単です。
まず、普通の腕時計と同じようにリューズを1段目の位置に引き出します。
それからAボタンを5秒間押します。
Bボタンを押して日付をあわせます。

日付をあわせたらAボタンを再度押します。
Bボタンを押して曜日をあわせます。

曜日をあわせたらAボタンを再度押します。
Bボタンを押して月をあわせます。

月をあわせたらAボタンを再度押します。
Bボタンを押して年をあわせます。
今年(2014)は閏年から2年目なので"+2"にあわせます。

年をあわせたらAボタンを再度押します。
それからリューズを通常の位置に戻します。
SPC129P1の設定は完了です。








次は、アラームの設定方法です。

最初にストップウォッチの状態になっている場合には、Bボタンを押してカレンダー表示の状態にします。
次に、リューズを1段目の位置に引き出します。
アラームの時刻設定はBボタンを押しておこないます。
アラームの時刻は、6時の位置にある24時間計に表示されます。

この24時間計はBボタンを押すたびに1分間進みます。
そして、Bボタンを長押しすると分針がどんどん回転します。
この24時間計は、長針が分針、短針が24時間計になっているので、午後6時であれば、短針は"18"の位置になります。
上記のようにBボタンを操作して、アラーム時刻を表示させます。
アラーム時刻を表示させたらリューズを押し込んで通常の位置に戻し、アラームの設定終了です。

アラーム時刻になるとアラーム音は20秒間続き、その後自動的に停止ます。
アラーム音が鳴っているときに、AボタンまたはBボタンを押すと、アラーム音を手動で止めることができます。



アラーム時刻の設定をキャンセルする場合は、リューズを1段目の位置に引き出すと、アラーム設定がキャンセルされ、24時間計は設定されたアラーム時刻から現在時刻に復帰します。
そして、リューズを押し込んで通常の位置に戻します。

アラーム時刻の再設定を行う場合は、リューズを1段目の位置に引き出し、Bボタンを操作して新たなアラーム時刻を設定します。
なお、アラーム音を試しに聞きたいときには(アラーム音のデモンストレーション)は、カレンダー表示の状態でAボタンを2秒間押します。
また、押し続けるとアラームを継続して聞くことができます。



最後にバッテリー交換とリセットについての説明です。

バッテリーの寿命は約5年です。
バッテリーはSEIKO SR927SWです。
バッテリーの交換時期が近づくと、9時位置にあるスモールセコンドが2秒間隔で進むようになります。

バッテリーの交換後に内蔵ICのリセットを行います。
内蔵ICをリセットするためには、最初にリューズを2段目の位置に引き出します。
次に、AボタンとBボタンを同時に2秒以上押し続けます。
最後にリューズを通常に位置に戻し、9時位置にあるスモールセコンドが通常通りに動いているかを確認します。
リセットが完了したら時刻とカレンダーの設定を行います。