オリエントのバンビーノシリーズの新型、SER2400CN0を購入しました。
以前からこのモデルが欲しかったのですが、Amazonが直販するようになり、めでたく入手できました。
米国オリエントではFER2400CN0(あるいはFER2400CN, ER2400CN)という型番ですが、このAmazonの限定モデルの"SER"は、なんと日本製です。
価格は14040円でした。
クリームダイヤルとブルーハンズの組合せ。
ブルーハンズの腕時計はSPC131P1とあわせて2つになりました。
文字盤のクリーム色は光の加減でその濃淡が変化します。
ブルーハンズもひらりと派手な青色に輝くかと思えば、ほとんど黒色に見えることもあります。
時計の文字盤は伝統的に4時を「IIII」と表記するそうです。
wikiにはこんな理由が記載されていました。
・ローマ神話の最高神・ユピテル(IVPITER)の最初の2文字と重なるのを避けるため。
・4を「IV」と書くと「VI」と見分けにくいため。
・「IIII」ならば「I」という刻印を4回押せば文字盤の文字が作れるが、「IV」だと専用の型が必要になる。
・専用の文字を使うのは、ちょうど間が4時間おきになるVとXだけのほうがいい。
・「IIII」にすれば左側の「VIII」と文字数が釣り合い、見栄えがよい。
・特定の有力なローマの時計製造者が「IIII」と書いた時計を作ったため、他の製造者もそれに倣った。
・ルイ14世が、文字盤に「IV」を用いることを禁じた。
・シャルル4世が、「IV」を用いることを禁じた。
裏蓋に"MADE IN JAPAN"の表記があります。
ムーブメントが"アタリ"だったのか、非常に正確です。
このビンテージ風のデザインはいつ頃のものなのか検索してみると、1930年代から1950年代にかけてこのようなデザインが流行したようです。
下のミネルバは1930年代のものだそうです。
10、12、2は外側向き、4、6、8は内側向きに配置されています。
ローマ数字が放射状に配列されていた教会の時計塔の文字盤とは印象が異なりますね。
下はネットで集めた1940年代から50年代の腕時計の画像です。
右下のJUVENIAのデザインが素晴らしいです。
2つの世界大戦のころは時間が個人のものではなかったので文字盤は数字だらけです。
その後、段々と時間は個人のものになり、文字盤から数字が消えてゆきます。
そして、50年代以降はバーインデックスが全盛になりました。
新旧のバンビーノの入れ替え改造だそうです。
こういう遊びができるようになりたいなぁ。
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