2004/09/05

セブンのお話 05話 車検



車検が終わりました。整備内容は、FRディスクパット交換、Fディスクローター研磨、マイクロフィルター交換などでした。それからスピードメーターの下にある液晶表示のドット抜けがひどいので修理をお願いしました。

法定費用と液晶の修理費用(3万円)も含め全部で27万7千円。外車を乗り継いでいる友人に聞いてみるとこれでフツーなのだそうです。うーむ。こういうときはロールスロイスのシルバーセラフやパークウォード、それからマクラーレンF1の遠い親戚だと思えば諦めもつく?





この1年で約8千キロを走行。トラブルと言えば高速道路の走行中に跳ね石をもらってしまいフロントガラスの補修費用が1万4千円だけです。車検までオイル交換さえもしませんでした。

それ以外には、乗り始めたころに回転を落とし気味に走っていたところ、アイドリングするとボン、ボン、と咳き込むような排気音が聞かれるようになり、これはカブっているのでは?と思って、普通に走るようにしたらこの症状はすぐに出なくなりました。なんとなく低回転時のガスが濃いように思います。オーバーヒート対策?

そのオーバーヒートは夏の渋滞に巻き込まれたときに一度だけ経験しました。車載コンピューターにより自動的に2速か3速に固定状態となりましたが、翌日エンジンをかけてみると正常に戻っていました。

平均燃費は6.7km/Lです。回転を上げて走っても変わりません。当初3kmぐらいだよ、などと脅かされていたのでホッとしてます。しかし、ハイオク指定ですし、今年(2006年)はガソリンが異常に値上がりしたため、セフィーロ(レギュラーで10km弱)に比べるとかなり割高。

なにはともあれ、大きな故障がないまま最初の1年を乗り切ることができました。




2004/09/04

セブンのお話 04話 大当たりの車

 

お世話になっている先輩に見せたところ、これからこの車で場外馬券場に乗り付けて馬券を買おう、そういうのが似合うぞとおっしゃる。そしてリアシートにお座りになると「新車みたいじゃないの」「冗談で買うなら最高の車だね」「おい、足が組めるぞ」などとおっしゃる。そのとき購入された馬券はなんと500倍だったそうで「これは幸運を呼び込む車だね」とほめられました。

と、そこまでは良かったのですが、2005年のクリスマスイブに事故まで頂戴してしまいました。免許をとって26年間無事故だったのに。事故の原因は高齢者特有のうっかり運転。

安全確認さえもお忘れになられたジイサマ運転のトヨタヴィツ号が右側の脇道から元気よく飛び出してきて渋滞に並びながら徐行、というよりほぼ停止しているような状態の750iLの右前方にぶつかりました。右フロントフェンダーをへこませ、続いてバンパー右側を打ち抜くように駆け抜けるという荒業。お一人で勝手に勝負されていたようです。こちらの損害はフロントフェンダーやバンパーの交換等で64万円。




ジイサマがいけないのは明らかなのですが、ジイサマが放った保険屋がしぶとくて弱りました。結局、ジイサマの過失95%とジイサマの攻撃機ヴィツ号の損害は負担しないという奇妙な示談となりました。あとで気づいたのですが、5%単位で過失認定できるなら1%でもいいんじゃない、と交渉を粘るべきでした。