2023/05/01

GITZO STUDEX Series 3 G328 Compact



入手したG328はほとんど傷がない極上品だった。
室内で使用されていたのだと思う。
但し、"GITZO G328 MADE IN FRANCE"の青/銀のステッカーがなぜか破れており、みすぼらしいので剥がした。

マンフロット410と組み合わせるとすべてがギヤ駆動になる。
デザインの相性はどうか。
多少違和感はあるが黒足とマッチしており意外と似合っている。




トッププレートの直径が9cm近くあり、410からかなりはみ出している。
そこで、SUNWAYFOTOのLB-90Rというレベリングベースを取り付けることにした。
amazonで9800円。

好みの雰囲気になった。
1段目のハンマートーンの塗装が美しい。




ネットでカタログも拾った。
このカタログには発売されたばかりのG1228マウンテニアが誇らしげに掲載されており、これがカーボン時代の幕開けとなる。




2023/04/29

Nirayama Reverberatory Furnaces



伊豆の韮山反射炉に行ってきた。
18ポンド砲を44門製造し、試射で破壊されず完成したのはたったの4門だったそうだ。




江川英龍の江川邸で詳しい話を聞いた。
すでに西洋で陳腐化した反射炉という技術を用いて大砲を製造しようとしたがうまくいかず、まともな大砲を作ることができなかった。
この反射炉は日本の重工業の基礎になったという話だが、そうではなく、当時の日本の技術力だけでは西洋に対抗できないことを証明しただけに過ぎない。
鎖国の弊害である。
明治になって外国人技術者を多数用いたのは、この失敗があったからこそという感想を持った。