2019/01/04

DIY Speaker (91)



あけましておめでとうございます。
今年もよろしく。

DIYホーンシステムは2017年10月30日に音出ししたので、これで1年2ヶ月になりました。
この間何度か調整を行ってきましたが、そうした調整を通じてこのシステムの性格のようなものが分かってきました。
大変リアリティがあり鮮明な再生が得意なようです。
そこで、このシステムをスタジオモニターとして育てていくことにしました。




音のコンセプトがまずあって、そのイメージに沿ってスピーカーシステムを構築すべきだとは思うのですが、作ってしまった後で方向性をどうしようかなどと考えるのは、無責任極まりないというか。
でも、自作スピーカーの場合、作ってみてある程度付き合わないと方向性なんか決められないんじゃないかなぁ。

8ウェイマルチアンプの黄色いホーンシステムなんて、製作している最中にはどんな感じのシステムになるのかさっぱり予想できませんでした。改造ALTECシステムも同じです。
で、それらシステムがどうなったかと言えば、黄色いホーンシステムは「魔王」、改造ALTECシステムは「癒し系」ということになってしまいました。
「魔王」というのは、普通のシステムで聴いたCDを黄色いホーンシステムで聴いてみると異世界の音がドーンと出現するからです。
新しいCDを聴くとき、黄色いホーンシステムで聴くまでは偏見を持たないようにしています。
つまらないなぁ、と思ったCDの評価が黄色いホーンシステムによってひっくり返ることが多いからです。
改造ALTECシステムではこういうことはありません。
安心して聴いていられる。だから癒し系。

という訳で、DIYホーンシステムの次の一手を考えているのですが、これも出たとこ勝負になるのでしょう。
今年は「次の一手」をなんとかしてみたいと思っていますが、例によってモタモタしていて着手は無理かな?








2018/12/28

Falcon Heavy test flight



"今年印象に残った宇宙ネタ"を忘れていました。
今年もいろんなことがありましたが、やっぱりスペースX社のファルコンヘビーの初打ち上げでしょう。
ファルコンヘビーはいつ飛ぶのかと随分待たされました。




この画像、そのファルコンヘビーにダミーペイロードとして搭載されたテスラロードスターとスターマン人形です。
宇宙好きならなんとなく共感できると思います。
少年の頃、月まで車で行くと何日かかるか、そういうことが科学雑誌に載っていたように思います。

で、現在ではこんな風に考えています。
1万光年を1m、ということにしてしまいました。
銀河系の直径は10万光年ですから、直径10mの円盤状物体ということになります。
間口が10mという敷地の一軒家が銀河系一つ分というわけです。
こうした家がずらっと立ち並んでいる下町を仮定しましょう。

銀河系のお隣にあるアンドロメダ大星雲、これも直径が10万光年(正確にはもうちょっと大きいそうです)。
銀河系とアンドロメダ大星雲の間の距離は250万光年なので、25軒目の家がアンドロメダ大星雲です。
これはちょっと歩くと着いてしまいます。意外と近所ですね。

では、130億光年先のビッグバンから数億年で形成された銀河群までの距離は?
1億光年は10000mなので10kmになります。
130億光年は1300km先です。
結構遠いですね。東京からだと九州よりも遠くになるんじゃないかな。

では、宇宙の果ては?
宇宙の半径は450億光年だそうで、まあ、誤差もあるでしょうからこれは500億光年ということにしましょう。
銀河系の一軒家が宇宙の中心にあると仮定すると5000km先に宇宙の果てがある、ということになります。

愛車のBMW 760Liには、アクティブクルーズコントロール(ACC)が装備されています。
このACCは、車両前端に埋め込まれたレーダーで障害物(例えば前方を走行する車)を検知し、これに一定距離近づくと自動的にブレーキをかけたり、そうした障害物が居なくなれば、自動的に加速して設定速度に復帰させるというシステムです。
760Liの場合、このACCの設定速度の上限は驚くことに250km/hなのです。

テスラロードスターではなく、760Liに乗り込み、ACCを250km/hに設定。
すると20時間後には宇宙の果てに到着。
この計算、合ってましたか?