2019/02/13

DIY Speaker (93)



2431H用ホーンの説明図です。
Aはドライバーの取付板、Bはホーンの広がり形状を変化させるためのリング、CはAとBを連結する部材です。



右側がAのドライバー側、 左側はその裏側です。
Aは180mm160mmx4mmのシナ合板を3枚貼り合わせたもの。
2枚には直径60mm、1枚には38mmの穴があいています。
8本の角柱Cは縦横18mmで高さ寸法が45mmです。




このリングBは、Amazonで1000円ぐらいで購入した自動車用のスピーカースペーサーです。
外径185mm、内径142mm(Amazonでの表示は145㎜)、厚さ18mm。
MDF製です。






次は2407H用ホーンの説明図です。
Aはアダプターの取付板、Bはホーンの広がり形状を変化させるための穴を設けた板、CはAとBを連結する部材です。
アダプターはEMINENCEのS2B-Aです。
サウンドハウスで1200円ぐらいで購入しました。



右側がAのアダプター側、 左側はその裏側です。
Aは120mmx120mmx4mmのシナ合板を2枚貼り合わせたもの。
1枚には直径40mmの、他の1枚には30mmの穴があいています。
8本の角柱Cは縦横18mmで高さ寸法が20mmです。




2407H用ホーンでは、120mmx120mmx4mmのシナ合板を2枚貼り合わせてB部材としました。
穴の直径は70mmです。








 

2019/02/06

JBL Professional 104 Reference Monitors




JBL ProfessionalからPC用のパワードデスクトップモニタースピーカー104が発売されました。
スペックシートを見ると149ドルと記載されています。
大きさはH247mmxW153mmxD124mmとなっており、モニターの両側に配置する用途を意識して奥行きが浅くなっています。
パワーアンプ等を備えたマスタースピーカーが2.06㎏、もう一方のスレーブスピーカーが1.73kgです。




マスタースピーカーには60W(30W+30W)のデジタルパワーアンプが内蔵されています。
入力は3系統。
正面パネルにAUX(3.5mm)、背面にハイレベルのバランス(1/4"TRS)と、ローレベルのアンバランス(RCA)が装備されています。
正面パネルには、ボリュームとヘッドホン端子もあり、ヘッドホンを接続するとミュート機能が働くそうです。
なお、電源スイッチは背面にあります。
また、電源アダプターを外付けするタイプではなく、付属の電源コードをマスタースピーカーの背面に直接接続するようになっています。
スピーカーは4.5インチ(118mm)のウーファーと0.75インチ(19mm)のドームツィーターが同軸に配置されています。
背面に大き目のポートがあるバスレフです。
指向性は水平120°垂直120°と広く、また、FREQUENCY RANGE(-3dB SPL)が88Hz–20kHz、(-10dB SPL)が60Hz–20kHzとかなり広帯域だと思います。


PC用スピーカーとしてJBLのぺブルスを使用しており、USB接続だけで使用できるという使いやすさと音質の良さが気に入っています。
また、その形状がユニークで、どのような置き方でもそれなりに鳴ってくれるという自由さがあります。
一方、104は良質のDACの使用が前提になっているような気がします。
また、AC電源を確保しなければなりません。
さらに、この104の奇妙な形状は、縦置き以外の置き方を拒否しているようにも見えます。
多少の不便には目をつぶり、デスクトップという限定された環境で最良の音を目指した製品なのかもしれません。
ペブルスがJBLのコンシュマー部門の製品であり、104はプロフェッショナル部門の製品ということもあり、どのくらい音質に違いがあるのか気になります。


この104は3シリーズのさらに廉価版という見方もできますが、一番小さい305PMk2がライバルになるのかもしれません。
305PMk2は、ウーファーやツィーターの口径が104よりもやや大きく、2つのアンプでドライブするマルチアンプ方式です。
また、305PMk2は、H298mmxW185mmxD231mm、1台の重さが4.73kgあり、スピーカーユニットの保護ネットがない点から据え置きでの使用を前提にしていると思います。
104は305PMk2よりも奥行き寸法が10cm以上も浅いのはいいのですが、箱の容積も小さくなってしまうので痛し痒しかもしれません。
どちらにするか悩みますね。