2025/01/08

Girls Band Cry



ひと月前ぐらいにガールズバンドクライをamazonのプライムビデオで視聴した。
アニメはまあまあという感じだったのだが、曲が良かった。
棘アリと棘ナシというCDを購入し、それから結束バンドと、こちらは買うかどうしようかと思っていたのだが、この際だからと購入した。
同時にキリルペトレンコのSukのCDやリムスキーコルサコフの交響曲集なども購入した。
なんだか支離滅裂である。




D4S  24-85  ISO 100  1/60sec  f/8  58mm  hand-held



数年前、コロナ禍が始まってレンタルCDをやめた。
感染が怖かったからである。
レンタルCDからリッピングする方法が安かったので、新しいCDばかり借りていた。
というか、このころにはすでに聴き慣れた昔のCDを聴かなくなっていたのである。
ま、飽きたというか、貴重な時間をこうした昔のCDにさらにつぎ込むのはどうか、と思うようになったわけだ。

で、このトゲトゲは、ボーカルがいい。
尖ってるしかわいい。
早口で何言ってんだか分かんないんだけど。
結束バンドの方もいいんだけど、ちょっと普通っぽいかな。
そしてD4Sでアニソンのジャケットを撮るというのも、実にあれだな。




2025/01/07

DIY Horn Speaker System



如何だっただろうか久々のスピーカー談義は。
編集後記という訳ではないが、これに関連して現代のホームオーディオについても少し書いておこう。

米国では1950年代から60年代にかけてのオーディオブームが終わると、音楽はカーステレオで楽しむのが主流になった。
車は一人一台、毎日の通勤時に家族に気兼ねなく曲を選択し音量も自由にできる。
そのうちイヤホンやヘッドホンによる音楽鑑賞のスタイルが一般的になってゆき、ホームオーディオはこうした流れの中で衰退する。

ホームオーディオ業界が生き残りをかけてやっと見つけた道は、音場を重視したオーディオである。
"中央にボーカルがポッカリ浮かんで、左にベース右にギター、後方にはドラムが見えます、素敵でしょう"とオーディオ店の店員はオーディオに疎い客に対してしたり顔でアピールできる。
こういう営業トークはイヤホンやヘッドホンを日常的に使用している客には特に効果的だ。

音場系のシステムではスピーカーを部屋の壁面から離して配置するため、間接音の割合が多くなる。
間接音とひと口に言っても初期反射と残響音があり、これらは音の構成要素として非常に重要である。
"風呂場の美音"と簡単に片づけ馬鹿にする訳にはいかない。

ところで、エンジニアであった菅野沖彦氏がそういう音場系のシステムを聴いて"ピンク・フロイドからサン=サースまで終始一貫して印象が変わらない"と感想を述べたそうである。
これは誉め言葉なのか、それとも痛烈な批判なのか。
モンスターモニターはこのあたりのこともきちんと音で教えてくれるのである。