2010/09/11

DIY Speaker (5)

ためしにツィーター用の円形ホーンを作ってみようと思います。
うまくいかなかったら、これでおしまい。
うまくいったら、大きなホーンを作ります。






定指向性ホーンです。
スロート部分は、JBLのスロートアダプタを使用します。
このスロートアダプタは、ねじ込みタイプの1インチを1.5インチスロート径へ変換します。
取付けるドライバーは2408Hの予定。





このホーンには、直径120mm、高さ79mmの内側円錐部分と、直径200mm、23mmの外側円錐部分があります。
下の円筒形の枠体は、内側円錐部分の外壁を構成するものです。
直径は120mm、高さ55mm。
芯材として、0.5mm厚のプラ板を2.5回巻いたものを作成。






プラ板の芯材の内側と外側に厚紙を貼り付けました。
内側の厚紙は京粘土との密着性、外側の厚紙はペンキとの密着性を向上させるため。





いろいろと作り、準備を進めます。





紙粘土と軽石の組み合わせ、乾燥後に評価が変わりました。
軽石を含んでいるため硬いのです。
全部が紙粘土の場合には乾燥後も表面がなんとなく柔らかいのですが、軽石を混ぜるとそれが骨材となってそうした柔らかさがない。
それに乾燥が速い。
しかも、この紙粘土は100円と安価なのです。
内側にこの紙粘土と軽石の組み合わせを使い、表面を京粘土で仕上げる、です。




「軽い紙粘土」の特徴

 とても軽くてじょうぶ、しっかりと形づくれます。
 柔らかく手につきにくいので作業が楽です。
 ペットボトルやカンなどを芯材として利用できます。
 絵具やマーカーで着色したり、粘土に直接色をつけることもできます。






京粘土が3つ、紙粘土が6つ、そして、紙粘土と同じ量の軽石。
こんな割合になるのではないかと。

「軽い紙粘土」は普通の紙粘土よりもかなり軽いです。
乾燥すると発泡スチロールのような軽さになります。

京粘土は普通の粘土の重さでした。
直径30cmまでのホーンであればこの京粘土だけでも作れそうですが、大きなホーンでは重くなりすぎるような気がします。
最悪の場合、重さに耐えかねホーンが変形、ひび割れが生じて、そして崩壊。
軽い紙粘土と軽石を利用することで大きなホーンでも作れそうな気がしてきました。




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