2025/03/23

CLASSIC PRO CPW18II-8



クラプロの交換用ウーファーであり、正式名称は18LB100-8A1という。
サウンドハウスで29800円。
thomannのブランドであるthe boxの18-500/8-Aの親戚筋である。
いずれも中国製であるが、ヨーロッパでは大変人気がある。




ま、なんでこんな話になるかというと、E155を思い出してたら、そう言えばアレはバスケットのデザインが酷似してるよなっ、てそういう展開なのである。
それで、なんで断面図かというと、demodulating ringをちゃあんと備えているってとこを見せるため。
ちなみに4インチボイスコイル、98dB、mms212g、BL28.2N/A、重さは14.7kgと、なかなか立派なモンなんである。


Quasi-butterworth(緑線)は極めて良好。
実効容積145.7L、ポート周波数は42.14Hz。
水色の-6dBでさえ305.19L、24.84Hz。
赤線の-3dBだと270.38L、31.49Hz。
現代的というか教科書的な特性を持っており、非常に使いやすいと思う。
18インチの標準的容積、6キュービックフィートぐらいで十分以上の能力を発揮しそうだ。



SPECIFICATIONS 
General Specifications 
Model Number 18LB100-8A1 
Nominal Diameter 460 mm (18 in)  
Nominal Impedance 8 Ω 
DC Resistance 5.6 Ω 
Minimum Impedance 7.3 Ω 
Power Rating1 600 W(5.6 Ω) 
Long-term Maximum Power Handling2 1200 W(5.6 Ω) 
Short-term Maximum Power Handling3 2400 W(5.6 Ω) 
1W/1m)Sensitivity(1W/1m)4 98 dB 
Resonance Frequency 42 Hz 
Frequency Range 42 Hz-1.5 kHz 
Voice Coil Diameter 99.3 mm 
Winding Material Round copper 
Former Material  Glass Fibre 
Winding Depth 25 mm 
Magnetic Gap Depth 13 mm 
Xmax5 10.3 mm 
Flux Density 1.05T 
Basket Material Cast aluminium 
Magnet Material Ferrite 
Surround Material  Cloth-sealed 
Surround Shape  W-Roll 
Net Weight 14.7 kg 
 
TS Parameter (Klippel LPM Test) 
Model Number 18LB100-8A1 
Fs 42Hz 
Re 5.8Ω 
Le 1.1mH 
Mms 212g 
Mmd 160g 
Rms 5.6kg/s 
Cms 0.06mm/N 
Bl  28.2N/A 
Qms 10 
Qes 0.41 
Qts 0.39 
Vas 160L 
n0 2.7% 
Sd 1288.25cm2 





2025/03/19

DIY ART "Four Eyes Dragon"



パネルのシナ合板にジェッソを2度塗って戦闘開始である。
ほどなく頭部をざっと描くことができたのだが、下書きよりものんびりした感じで今一つ迫力がない。

背景をどうするか全然考えていなかったので、胴体を下辺と左辺に少し描いてバランスをとってみた。
しかし、これでおしまいというのも、殺風景な感じがして頂けない。
結局、12枚構成に拡張し手を描き足すことにした。

龍の絵など、そうそう描くものでもないから、描くからにはある程度は納得したい。
5mぐらいのパネルに描いてみたいというのが本音だ。
まあ、今回の龍をベースにしてパネルをどんどん継ぎ足し、拡張することは可能である。

手は最初のスケッチのとき、自分の左手を参考にして描いてみたのがある。
それをトレーシングペーパーを使い、線を整理した。




陳容の九龍図巻というのがあって、曽我蕭白俵屋宗達などはこれを参考にしたのだろうと思う。
想像上の怪物というよりは自画像だよなぁと描きながら思う訳である。
こうしたことは鑑賞者としての立場だと気づかないと思うが、描いていると分かる。

これが非常に面白い。
今回の龍は、だから自画像かもしれないし、もしかすると黄色いホーンシステムの象徴でもある。
ともかくも、龍の絵を好んで描く、そして龍と共に暮らすというのはこういうことかと気づいた次第である。