2360Aは入手したのですが、日本に帰るまでまだ半年以上あります。買うまではドキドキしていたのであまり先のことまで考えていなかったのですが、落ち着いてみると、これを使ってシステムを組むことは結構大変なことだと思い始めてきました。
ウーハーとのクロスオーバーは、500Hzぐらいになるので、ネットワークを自作するのは、自分の技量ではとても無理です。マルチアンプということになります。
なお、マルチアンプと言っても2ウェイですから正確にはバイアンプです。しかし、ネットワークと2台のパワーアンプの組み合わせとは違うので、ここではおこがましくもマルチアンプと呼ばせていただきます。一般的には3ウェイ以上にマルチアンプという言葉が使われているようです。
このため、チャンネルデバイダーが必要なのですが、これは、テクニクスのSH-D1000とEQCDというソフトの組み合わせにしようと思います。このD1000は、パソコンで設定するブラックボックスであり、オーディオ機器としては珍しいタイプです。
D1000のいいところは、CDチェンジャーの貧弱なDAコンバータの代わりになることです。今はレコードを使っていません。以前のシステムでは、ビクターTT71とサエクWE308Lというロングアームを使っていました。インサイドフォースキャンセラーの錘がキラキラしていて気に入っていました。キャビネットは自作。二回作り直しました。カートリッジは安売りしていたエンパイヤ4000DⅢとビクターのシェル一体型MC型カートリッジ(こっちは高かったのに型番を忘れてしまった)と当時高校生の自分には後ろめたいほど高価で立派なプレーヤーでした。TT71のトランスを別筐体に移すなどの細工もしました。
ところで、どうしてCDチェンジャーなんかを使っているのかというと、それは、レコード時代の反動からです。LPは「ロングプレイ」の略だけど、演奏時間が短すぎると思います。せっかく音楽に浸っていても、アルバムの片面でレコードをひっくり返したり、レコードを交換したりと、腰を浮かさなければなりません。これが興ざめ(こんな風に感じるのはものぐさの自分だけでしょうか?)。CD時代になると、どうせCDならオートチェンジャーでも良かろう、という投げやりな気持ちでCDチェンジャーを購入したのですが、便利というよりも気分を中断しないので使いつづけることになりました。
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