2011/10/13

DIY Speaker (37)

木工作業が終了したのでレオタード用の伸縮する布をラフに張ってみました。
継ぎ目が目立ちますが、そういうのは改善できると思います。






上右、上左、下右、下左の4枚の布を使用しています。
分割することにより、ホーン面が曲面になってしまうことを防止しています。

それぞれの布は正方形でサイズは50cmx50cm。
ちょっと大きい。
48cmx48cmぐらいだろうか。





テーマは円形ホーンにおける複合コニカル。
あるいは円形ホーンと角型ホーンとの融合ということです。
このタイプのホーンは今迄見たことがありません。

複合コニカルを採用したのはALTEC MR94、MR94Aの音が気に入っているから。
この複合コニカルを円形ホーンに再現できたのはホーン面を伸縮性のある布で構成しているため。
これに型材を押し当てると自由な形状を形成できる。

水平方向はスロート側の急な角度のホーン面と開口側の広い角度のホーン面。
そして垂直方向はその中間の角度のホーン面。
複数のコニカル面によりホーン臭さが減少するというのは定指向性ホーンの開口部側の考え方と同じです。
ミッドベースなので定指向性ホーンのスリット部を省略したということです。

このホーンは円形ホーンにもかかわらず水平方向と垂直方向の指向性を調整できるというメリットがあります。







直径105mm、長さ500mmの紙管と直径75mm、長さ820mmの紙管を使用しています。
まだ接着しておらず、単に太い方の中に細い紙管を差し込んでいるだけ。






うまくいくように布の張り直しを何度かすることになると思います。
まだ布は10mぐらいあるのです。
買いすぎました。






円形ホーンの内部に平坦面が形成されているのです。





天板と底板はこんな形状です。
奥行き寸法は支柱部の323mmよりも3mm短い320mm。
3mmの隙間にフロントバッフル裏面の布をとめた部分がかくれるようにします。
この隙間はパテ等で埋め込んでしまう予定。







0 件のコメント: