ボールが錆びてしまうと困るので、鉄球はやめにしてステンレスボールを新たに購入しました。
直径4mm、3mm、1mmの三種類です。
いずれもツバキ・ナカシマの鋼球(精密ボール)、SUS440C ミリサイズというものです。
10個入りで、直径4mmのが369円、3mmが369円、1mmが105円。
monotaroで購入。
鋼球の精度についてはJIS規格があり、購入した直径4mmがG28、3mmと1mmがG20です。
この等級Gの値が小さいほど精度が高くなるようです。
wikiには「Friedrich Fischer は1883年、同じ大きさで真円のボールを製造できる機械を開発し、これが軸受製造の産業化に一役買うことになった。」と記載されていますので、精密ボールの製造はかなり昔から行われていたようです。
直径1mmの鋼球はボールペンでも使用されています。
ボールペンのボールの材質は、ステンレス、超硬合金(タングステン)、セラミックス、人造宝石など。
精度は非常に高く、今回の1mm玉の用途のひとつとして「ボールペン」と表示されています。
アルミ材にドリルで穴をあけるのは諦めて、今度はアルミパイプを試してみました。
外径4mm、内径3mm、板厚0.5mmというものです。
これを4mmの長さにします…
苦手なんだよね、精密な加工。
最初に4.5mm程度の長さにカナノコで切ります。
次に電気ドリルのチャックにくわえこませ、回転させます。
これに鉄やすりを押し付けて削っていきました。
中央のがボールを入れた状態、左側がアルミパイプ、右の大きなボールが3mm玉、手前の小さいのが1mm玉です。
いやぁ、この1mm玉、とても小さいのです。
作業をする際には、トレーの中で行わないと、たちまちボールさん達が脱走してしまいます。
ボールを入れた状態の図面です。
3mm玉が1個、1mm玉が6個入っています。
この3mm玉は、エポキシ系の接着剤を使用してアルミパイプの内壁に接着、固定する予定です。
ふふん、どういう構造になるのでしょうか?
内径が3mmの場合、1mm玉を6個配置するとボール間の隙間がなくなってしまいます。
そこで、アルミパイプの内側をわずかに研磨し、内径を拡張します。
3.1mmにすると、上の図面のような隙間を確保できます。
ドリルでアルミパイプを回転させ、ピカール(研磨剤)を爪楊枝の後端に塗り、これでアルミパイプの内壁面を奥に向かって1mm程度の範囲を研磨しました。
この作業をしても、どの程度研磨されているのかが分かりません。
組み上げてはやり直し、組み上げてはやり直し…という楽しい楽しい、た・の・し・い作業が待ち構えているように思います。
直径4mm、3mm、1mmの三種類です。
いずれもツバキ・ナカシマの鋼球(精密ボール)、SUS440C ミリサイズというものです。
10個入りで、直径4mmのが369円、3mmが369円、1mmが105円。
monotaroで購入。
鋼球の精度についてはJIS規格があり、購入した直径4mmがG28、3mmと1mmがG20です。
この等級Gの値が小さいほど精度が高くなるようです。
wikiには「Friedrich Fischer は1883年、同じ大きさで真円のボールを製造できる機械を開発し、これが軸受製造の産業化に一役買うことになった。」と記載されていますので、精密ボールの製造はかなり昔から行われていたようです。
直径1mmの鋼球はボールペンでも使用されています。
ボールペンのボールの材質は、ステンレス、超硬合金(タングステン)、セラミックス、人造宝石など。
精度は非常に高く、今回の1mm玉の用途のひとつとして「ボールペン」と表示されています。
アルミ材にドリルで穴をあけるのは諦めて、今度はアルミパイプを試してみました。
外径4mm、内径3mm、板厚0.5mmというものです。
これを4mmの長さにします…
苦手なんだよね、精密な加工。
最初に4.5mm程度の長さにカナノコで切ります。
次に電気ドリルのチャックにくわえこませ、回転させます。
これに鉄やすりを押し付けて削っていきました。
中央のがボールを入れた状態、左側がアルミパイプ、右の大きなボールが3mm玉、手前の小さいのが1mm玉です。
いやぁ、この1mm玉、とても小さいのです。
作業をする際には、トレーの中で行わないと、たちまちボールさん達が脱走してしまいます。
ボールを入れた状態の図面です。
3mm玉が1個、1mm玉が6個入っています。
この3mm玉は、エポキシ系の接着剤を使用してアルミパイプの内壁に接着、固定する予定です。
ふふん、どういう構造になるのでしょうか?
内径が3mmの場合、1mm玉を6個配置するとボール間の隙間がなくなってしまいます。
そこで、アルミパイプの内側をわずかに研磨し、内径を拡張します。
3.1mmにすると、上の図面のような隙間を確保できます。
ドリルでアルミパイプを回転させ、ピカール(研磨剤)を爪楊枝の後端に塗り、これでアルミパイプの内壁面を奥に向かって1mm程度の範囲を研磨しました。
この作業をしても、どの程度研磨されているのかが分かりません。
組み上げてはやり直し、組み上げてはやり直し…という楽しい楽しい、た・の・し・い作業が待ち構えているように思います。
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