2019/11/02

JBL 4315 Studio Monitor



グレッグティンバース氏の4345についてのコメントを読んでみると、市販のスピーカーシステムの開発は大変だなぁと思います。
最大のネックはパッシブクロスオーバーを使用して大口径ユニットをまとめるという点でしょう。
そうするとクロスオーバー周波数はせいぜい300Hzまでしか落とせません。
そうすると問題になるのがミッドベースユニットの性格を300Hz以上に絞って開発してしまうこと。
2122Hから2123Hにアップグレードした時に、その傾向が強くなります。

2360Aなどのラージフォーマットホーンと付き合っていると、100Hz以上300Hz未満をどうするか、という問題に突き当たります。
この帯域のみを再生すると、かすれたような歪っぽい音しかしませんが、この帯域が15インチから出ているか、それとも10インチから出ているかで、かなり違うのです。
10インチという口径が持つ明瞭さは、PAの世界で少しづつ広がっていきます。
JBL Professionalでは、キャバレーシリーズの10インチ4発という形で現れたのが最初ではなかったと思っています。





10インチという魅力のない、意味のない、ステルス性能抜群のこの口径は、その本当の姿をJBL大型モニターシリーズでも知ることができませんでした。
マルチアンプ用のスイッチを切り替えても 、バックチャンバーの容積が小さすぎて100Hzぐらいのクロスを試すことはとても無理です。









0 件のコメント: