2024/06/02

Remodeling Altec System



気になっているアンプは2つある。
一つ目はデジタルアンプである。
JBL Professionalの305PMK2と308PMK2を聴いたとき、DSPのセッティングもさることながら内蔵のデジタルアンプもいいのかもしれないな、と思ってしまった。
すっきりとした素性の良さみたいなのが感じられたからである。

二つ目はヤマハのA-S301である。
テレビシステムで使用しているヤマハの普及型プリメインアンプである。
SONYのSS-F6000という格安のフロア型と組み合わせて使用しており、時々いい音を聴かせてくれる。
そういう時の手柄はアンプかスピーカーかということになるのであるが、A-S301の手柄だろうと思っている。
スピーカーが良い場合の音と、アンプが良い場合の音というのは性質が違うので判別がつく。




さて、どうしたものか。
第一希望はデジタルアンプである。
色々検討してみたのだが、どうもピンとくるものがない。
CrownのCT875がいいかなと思ったが、もうちょっと待てばDSPが付いたりさらにはDante対応になりそうで手が出ない。
安価な中華モデル等は信頼性やマルチアンプでの使い勝手を考えると、やはり踏み切れない。

じゃあ、A-S301にするのかというと、これもなんだかなぁという感じだ。
だいたい改造ALTECシステムとは格が違い過ぎる。

みんなが乗り込んだのはオーディオ登山鉄道である。
誰でも金さえ払えば終点のオーディオ高原駅までなら行ける。
このオーディオ高原駅にふさわしいスピーカーシステムとは何か。
JBLならパラゴン、4350、アルテックならA5、タンノイならオートグラフといったところか。
ちょっと古いか、まあ最近のことはよう分らんのでテキトーに考えてくれたまえ。
同格の改造ALTECシステムのお相手が始発の入門駅が似合うA-S301では、がっかりだろう。



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