四ツ目の黄龍と対峙する白虎を描くことにした。
とりあえず、S10号パネルを12枚用意し、ジェッソを2度塗りした。
サイズは212cmx159cmになり、黄龍のサイズと同じである。
完成後、2つ並べると幅が424cmになるのでこれはかなり見ごたえがあると思う。
ところで、日本画の虎って結構むずかしい。
例えば、これは俵屋宗達の龍虎の掛け軸。
龍は虎をにらんでいるようなのだが、虎は猫よろしく爪などをちょいちょいしている。
だいたい、雲間から出現する龍はかなり大きいはずだからスケール感もだいぶ違う。
こういうちぐはぐな感じを他の日本画からも受けるのである。
まあ、それはともかくとして、この龍虎図は面白い。
実は全く相手にしていない、お前なんぞどうでもいい、という雰囲気がこちらのポリシーと合致するからである。
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