2014/11/12

CITIZEN Eco-Drive Professional Diver's BJ8050-08E


シチズンの海外モデル、プロマスターBJ8050-08Eを購入しました。
海外では"Ecozilla"(エコジラ)の愛称で呼ばれているモデルです。
9月ごろ絆iseという業者からAmazon経由で購入。
27480円でした。




ケース直径は48.3mmとそれほど大きくはないのですが、厚さが18.6mmもあります。
カーブガラスの厚さが6mmもあり、さらにその外側に回転ベゼルが2mmほど突出しているからでしょう。
このカーブガラスは無反射コーティングが施されており、やや青みがかって見えます。
なかなか綺麗です。




背面には図案化された潜水用のヘルメットが彫りこまれており雰囲気があります。
硬めで幅広のウレタンバンドはケース内部でネジ止めされています。
このためバンドとケースがしっかりと固定され、高重心による安定感の悪化をある程度緩和しています。




エコジラの本来のライバルはオレンジモンスター(SKX781)だと思いますが、ここでは同じソーラータイプのSSC017P1と比較してみました。
SSC017P1は、回転ベゼルの直径が43.5mm、厚さが14.2mmです。
エコジラはSSC017P1よりも二回り大きい印象です。
ウレタンベルトを装着したSSC017P1はその大きさから予想される重量よりも軽量な印象を受けますが、エコジラは重心が高いためか重みを感じさせます。




エコジラについては米国Amazonのレビューが166件もあり、かなり人気が高いようです。
実際に使用してみると、大きさや重さは楽しさやうれしさに変換されてしまうような気がします。
不思議です。




手首のサイズは18.5cm(7.3inch)です。
バンドの穴は小さいほうから6つ目。
脱着が容易になるように付属のエクステンションの美錠と交換しています。




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Label: Watch








2014/11/03

Nikon COOLPIX AW120


ニコンクールピクスAW120を購入しました。
今年、家族で石垣島に行ったとき、もう一台水中カメラがあるといいなと思ったからです。
AW100、110、120と、毎年3月ごろに新型に生まれ変わるこのシリーズのカメラは、年末年始に2万円程度になるようです。
Amazonで22734円でした。






AW100を購入したのが2年前。
購入当時、気になったことは2つ。
一つは、レンズ部分を保護するキャップ類がないこと。
しかし、2年間使用してもレンズをカバーしている保護ガラスには傷がつかず、この構造で十分であることが分かりました。
もう一つは、絞りの制御段数がf3.9とf7.8(広角側)の2段しかないこと。
これも実用上問題はなかったように思います。






AW100は110.1×64.9×22.8 mm、178g。
一方、AW120は110.1×66.0×25.8mm、213gです。
厚さが増し、少し太ってしまったなぁ、という印象。
ポケットに入れると、やはりAW100の方が軽量コンパクトであることが分かります。

AW100の撮影モードはいつもオートです。
そして、画像モードは4608×3456★、ISOは感度制限オート400、フラッシュはOFFの設定にしています。
起動時にフラッシュをOFFにしたければ、撮影モードでオートを選択するとできます。
石垣島では水中モードがあることを忘れており、いつもの設定のまま撮影してしまいました。






AW120も撮影モードをオートにしました。
AW100と同様に画像モードは4608×3456★、ISOは感度制限オート400、フラッシュはOFFにしましたが、ISOは感度制限オート800という項目が増えています。
高感度領域の性能が改善されているのでしょう。

AW100のAF設定は、AFモードをAF-S、AFエリア設定をオートにしていました。
AW120では、初期状態でAFモードがプリAF、AFエリア設定がターゲットファインドAFになっています。
新しい機能ですので、この初期状態の設定を試してみたいと思っています。






AW120は絞りの制御段数がf2.8、f4.1、f8.2(広角側)の3段になりました。
電磁駆動による絞り開口(-1AV)とNDフィルター(-2AV)の組合せだそうです。
AW100ではNDフィルターだけでした。
レンズも明るくなっており、AW100では1/10、F3.9となる明るさでも、AW120では1/30、F2.8になります。

AW120は、Wi-Fi対応、有機ELモニター、ダイナミックファインズーム、5軸ハイブリッド手ブレ補正、350コマの撮影可能コマ数など、よく改善されていると思いました。
また、AW100の地図は大雑把であり、あまり役に立ちませんでしたが、AW120の地図はかなり詳細になりました。
iPhone5sの地図アプリと比較するとまだまだですが、山間部において等高線が示されるようになったのはよい点だと思います。

これだけ改善されると、残る課題としては気温差によるレンズ部のくもりの発生の防止、RAW形式の保存、水準器による水平表示ぐらいでしょうか。
これ以上の大型化は困るので撮像素子のサイズは大きくする必要はないと思います。







銀塩カメラではうまく撮影できなかった水中写真がデジタルカメラになって本当によく写るようになりました。
画質云々という話ではなく、AF性能や手ブレ補正など、総合的な性能向上の賜物です。
水中撮影のほか、個人的には暗闇でLEDライトを使用しての撮影がデジタルカメラになって非常に容易になりました。
その場で露出状態を確認できるからです。

また、デジタルカメラになってからパノラマ撮影が増えました。
35mm判換算で50~60mmぐらいの自然なパースペクティブの画像を合成して、撮像範囲を広角レンズ並に拡大できます。
6畳が20畳に見えるような不自然な建築写真も、ソフトによるパノラマ合成という手段を用いれば写真に詳しくない方にも室内の雰囲気をそのまま伝えることができると思います。
人間の視覚はサッケードで得た情報を合成して得られているのですから、パノラマ合成が原理的にも正しい方法なのです。








現像や加工のソフトによる処理もデジタルカメラの醍醐味です。
ソフトはView NX2とAdobe Photoshop Elements 11を使用しています。
Adobe Photoshop Elements 11は、JPEG形式でも結構加工することができますし、精密なパノラマ合成も可能です。
来年はパソコンを買い換えて、より自由度の高い環境を整えようと思っています。



Reef fish of Ishigaki Island
Reef fish of Ishigaki Island (2)
Reef fish of Ishigaki Island (3)