2024/11/22

Nikon D800



今度は縦に2枚のパノラマ合成をやってみた。
やってみると背景の合成が破綻し奇怪な情景になってしまう等、うまくいかない場合もある。
これはうまくいった例でスクエアの画像を得ることができた。




D800  50 1.8G  ISO 100  1/15sec  f/8  hand-held






2024/11/21

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G



50mm 1.8Gは優秀な新しい標準レンズであり、50mm 1.4Dと1.4Gはある意味、特殊なレンズである。
1.8Gは、24-70 2.8Gの代わりになるような存在であるが、しかし、1.4Dと1.4Gの代替にはならない。

シャープなレンズは素晴らしい画像を生むが、特殊なレンズは風変わりな面白い写真を撮るためにある。
ニコンは、f/1.4のレンズにそういう思い入れがあるように思う。
単にシャープなレンズというのではなく、実際に撮れる絵を意識したレンズをf/1.4シリーズにラインナップしている。
1.8Gが後発であるから、1.4Gは時代遅れという見方は、だからはずれである。
ニコンの単焦点はf/1.8が真面目な優等生、f/1.4が芸術家肌の兄貴分と、まあ、そういう棲み分けになっているということだ。
なお、f/8まで絞り込むと1.8Gよりも1.4Gの方がシャープになる。




それじゃ、1.4Dと1.4Gはどうなんだよって話になるが、ブレードがストレートの7枚、円形の9枚という違いがあり、派手な光条を必要とする場合とか、ボケの形状で使い分けができるだろう。
それに、1.4DはスクリュードライブでAFの合焦速度が速く、一方、1.4Gは合焦速度はやや遅いものの非常に正確である。
また、1.4Gはピントリングに触れるだけでMF操作が可能だが、1.4Dは革手袋をつけた際にピントリングに誤って触れてシャッターが切れないということがない。

こんな具合に3本の50mmには個性がある訳で、これが楽しいのである。
そして、これらレンズの個性を生かすためにフォーマットやカメラボディを選択するのは、さらに楽しいのである。





2024/11/20

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G



10月にamazonから28436円で購入。
50mmレンズとしては初めて非球面レンズを搭載、24-70 2.8Gに張り合うほどの解像度を持っているようなので入手してみた訳である。




50mmはほかに1.4Dを30年も使用し、1.4Gも2年ほど前に2万円程度で中古を入手している。
さて、3本の50mm、棲み分けはできるのであろうか。






2024/11/19

Nikon D800



ちょうどひと月遅れになってしまった、申し訳ない。
それで富士が半分隠れてしまったのか。
枝にジョウビタキ、撮影したときには気づかなかった。




D800  28-300  ISO 100  1/400sec  f/5.6  135mm  hand-held






2024/11/18

Nikon D800



Capture Oneによる初パノラマ合成である。
露出はマニュアル、フォーカスはその都度、3枚合成である。
50mm単焦点によるパノラマ合成は今後が楽しみだ。




D800  50 1.4G  ISO 100  1/4000sec  f/1.8  hand-held





2024/11/17

AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G



105mmと同時に極上美品を120800円でヤフオクで購入した。
ちなみにこれは現行品でニコンダイレクトで255200円もする。
もはや新品では価格的に購入不可能というか、こんなに高かったっけ?




中望遠が好きである。
で、85mm 1.8Dを30年も使ってきたが、やはり気になるのがf/1.4なのであった。
1.4Dも気になっていたが、ボケのとろけ具合がさらによくなったと評判の1.4Gを無視することはできない。
かなり太いレンズだがD4Sと組み合わせるとサイズ的に釣り合うし、せっかくのフルフレームなんだからその究極のボケとやらを味わいたいではないか。





2024/11/16

Nikon D800



雨上がりの霧の中を散歩。
ごたごたしたものが霧に隠れるので落ち着いた写真が撮れる。
葉を落とした枝垂桜がもの凄い感じだった。




D800  50 1.4G  ISO 100  1/6500sec  f/1.4  hand-held



このAF-S NIKKOR 50mm f/1.4Gは、2年ぐらい前にヤフオクで2万円程度で落札した。
どういうレンズなのかは、Ken Rockwellさんの解説が参考になる。
ページの中ほどに飲酒運転中のRyan君の画像があり、ここにキャノンの50/1.4 USMではこの1.4GのようにAFが追従できない旨の話が載っていた。
まあ、カメラやカメラレンズを悪くみせたり悪く語るのは意外と容易なのである。
そうではなく、長所を生かす使い方を知っているかが大切だ。
カメラ用のレンズは天体望遠鏡のレンズに比べれば、お話にならないレベルなんだから、あんまりムキになっても仕方がないしね。






2024/11/15

Nikon D800



さらに明るくなり、海上の大気の状態が良いことに気が付いた。
もう一度望遠をつけて利島(トシマ)と鵜渡根島(ウドネジマ)を撮影。
鵜渡根島の周囲の岩礁も確認できた。
この2つの島は、いつも仲が良さそうでほほえましい。




D800  70-300  ISO 100  1/30sec  f/7.1  300mm  Tripod






2024/11/14

Nikon D800



明るくなってきたのでレンズ交換。
14-24 2.8Gは、その驚きのヌケの良さでファインダーを覗いたヒトを幸せにしてくれる。




D800  14-24 2.8G  ISO 400  1/50sec  f/11  14mm  hand-held






2024/11/13

Nikon D800



翌朝、ススキの高原に再度出撃。
日の出を撮ろうと思ったら、雲間に隠れつつお昇りになる。



D800  70-300  ISO 400  1/30sec  f/11  250mm  Tripod 






2024/11/08

Nikon D800



そのススキは、ようやく開花した状態。
今年は夏がひと月長かった、というのを実感した。





D800  50 1.4G  ISO 100  1/25sec  f/8  hand-held






2024/11/07

Nikon D800



ススキの高原をふうふう登り、海を見渡す。
円周魚眼、なんだか宇宙から見た地球のようだ。




D800  Sigma 8mm  ISO 100  1/50sec  f/8  hand-held







2024/11/04

Nikon D800



波が砕ける様子が写っており、普通の滝ならこんな風には撮れない。
減感しているためISOが50と表示されている。
滝の光量に応じて変更する必要があるが、波の様子を写すためにはシャッタースピードはだいたいこのぐらいが限界だろう。




D800  70-200 2.8G VR2  ISO 50  0.4sec  f/22  155mm  Tripod



f/22まで絞ったため、飛沫の白い部分に撮像素子表面のゴミがわずかに写っていた。
ゴミ取りはスワブ2本だけで完璧に仕上げられるようになったが、やっぱりこうして写り込んでしまうことがある。
Capture OneはAIでこれを見つけ出し自動除去してくれる。





2024/11/03

Nikon D800



昨日は大雨だった。
で、海に落ちる滝を撮影しに行った。
偵察用の28-300ではなく、70-200 2.8G VR2とカーボン三脚を装備。
予備として50 1.4Gも持っていったが、これは使わなかった。





D800  70-200 2.8G VR2  ISO 100  1/5sec  f/22  100mm  Tripod



最近は面倒なのでNDフィルターを使わず、絞りでごまかしてしまう。
手抜きはよくないな。







トリミングでスクエアにしてみた。
悩むところだ。






2024/11/02

AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED



9月の初旬、ヤフオクで新品同様を64790円で購入した。
Dタイプ等を気に入っているのでVR付も入手してみた。




大三元が揃っちゃうと、単焦点レンズはいらないというかなんというか。
しかし、マクロレンズみたいな特殊なレンズは別だ。
まあ、三脚に載せ絞りに絞って撮るのも楽しいが、それほど絞らず手持ちで撮る場合、VR付なので少しはましになるのではないかと。
なお、取説によると、無限から3mまでは3段分の手ブレ補正をするが、そこから撮影倍率が上がるにつれて手ブレ補正効果は徐々に減少すると記載されている。

VRがついているせいで太くなってしまった鏡筒であるが、これはなんと金属鏡筒なんだそうである。
強靭で防水性も非常に高いそうで、こういうのはプロっぽくてうれしいな。
フードもデカく見栄えがするし、言うこと無しである。




2024/10/29

Nikon AW120



今年、印象に残ったのはこのモンツキハギの幼魚である。
体長は10cmぐらい、大変綺麗というか可愛らしく、鮮やかな黄色。
しかも度胸があって逃げまどわない。
おかげで図鑑のような写真が撮れた。
下の2つの画像はノートリミングである。




シュノーケリングをする海岸の幅150mぐらいの範囲に、このモンツキハギの幼魚はこの一匹だけだった。
孤独かと言えばそうではなく、常に少し大きいぐらいの大きさのニセカンランハギとニザダイの3匹で仲良くしていた。
3匹ともニザダイ科なので相性がいいのだろう。




このモンツキハギの幼魚は一匹だけだったので、冬になると死んでしまう死滅回遊魚ではないかと思う。
沖縄あたりから黒潮に乗って流されてきたのだろう。
沖縄との距離は約2000km、これを時速5kmで流されると、約17日間で到着する。
海の世界は意外に近いというか狭いのである。

冬になると水温低下で生きてゆけないというのは悲しいことだ。
放射能をまき散らしたり戦争ばかりするようなどうしようもない人間よりも、こうした可憐でしかし勇気のあるお魚さん達が楽しく生きてゆけるよう、地球温暖化がもっともっと進行することを心の底から願っている。





2024/10/28

OM SYSTEM TG-7



Capture Oneのカメラバンドルバージョンを入手する際に同時に購入したのがこれ。
マップカメラで56358円だった。




価格の割には安っぽいし、オリンパスってこんなにセンスがなかったけ、という感じのカッコ悪さである。
ペンタックスと比べてみたがRAWで撮れるというのでこれを選んだ。

TG-7のレンズは換算で25mmから100mm、レンズ構成は7群9枚。
AW120は、24mmから120mm、10群12枚でEDレンズが2枚含まれている。
デジカメブームのころの製品の方が、金がかかっているというか、しっかり作り込まれている気がする。

また、ズームレンズは望遠側に行けば行くほど解像度が落ちてゆくが、出来の悪い製品だとその落ち方がひどい。
光学ズームの望遠端を多用することになるので、厳しいことにならなければよいが。

まあ、カメラは使ってみないと分からない。
AW120の代わりになるかどうかは実際に水中で撮影してから判断することになる。
来年の初夏には結論が出るだろう。





2024/10/25

Nikon D800



海に落ちる小さな滝。
先日の小川がこうなる訳である。




D800  28-300  ISO 400  1/1000sec  f/8  122mm  hand-held



その時は降られなかったものの、やっぱり雨は降る。
山に降ったその雨は小川に流れ込み、その真水はこうして海に落ちてゆく。
その海で波となってふざけまわり、それに飽きたら水蒸気になって立ちのぼり雲になる。
それでまた雨となって山に舞い戻る。

まあいい、これが循環というものだ、自然というものだ。
これをカメラで撮影して眺めている、今日も。

この溶岩の岩盤は数千年前に形成されたものだ。
だが、私のDNAはどんなに少なく見積もっても5億歳以上、おそらく40億歳以上だ。
だから、こうした風景が生まれては崩壊してゆく様子を今まで何度も見ているはずだ。

焼魚を食べる際に背骨を外す。
時々、その背骨と一緒に目玉が外れることがある。
存在の背骨かもしれないDNAに世界を見せている目玉のような存在が、もしかしたら私だ。

カメラはその目玉の私の見るという役目を助けてくれているのかもしれない、などと考える時間を持てることはとても幸せなことだ。






2024/10/24

Nikon D800



柱状節理の溶岩海岸。
しかし、この黒っぽい岩肌に何となくあたたか味を感じる。




D800  28-300  ISO 400  1/250sec  f/8  36mm  hand-held





30mはあろうかという岩の絶壁。
褶曲なのか、複雑極まりない表情を見せる。



D800  28-300  ISO 100  1/40sec  f/5.6  68mm  hand-held 





2024/10/23

GoPro HERO 12 Black



GoProの動画から切り出した静止画。
中央に8匹ぐらいの成魚のアイゴの群れが写っているのだが分かりにくいね。
ブダイが一緒に泳いでいることがある。




こちらはAW120で写したもの。
アイゴさんはヒレに毒があるけど、触れるほど近づくのは極めて難しい。
隣のベラと比べると30cmぐらいあることが分かる。







2024/10/22

Nikon D800



D800と28-300のコンビはなかなかである。
うるさいことを言わなければ、デジカメはこれで十分だ。
広角端が24mmであれば完璧かもしれない。




D800  28-300  ISO 100  1/60sec  f/8  28mm  hand-held





2024/10/21

GoPro HERO 12 Black



GoProの16:9の5.3Kの動画から4Kの静止画を切り出すとこうなる。
ボラさんの小さな群れが中央に写っている。




一方、AW120で写すとこうなる。
電子ズームではなく光学ズームを使用し、ノートリミングである。




今年は妻がタスキモンガラやハタタテダイを撮影した。
何れもこの海岸では初めて見るものである。
タスキモンガラは非常に小さな個体であったが、AW120のズームのおかげでうまく撮影できた。
また、ハタタテダイは比較的深いところを群れで泳いでいたが、これもうまく撮れた。
対象が小さかったり、近づけない場合、ズームが効かないとどうにもならない。
死滅回遊魚の同定や魚などの生態の観察にはGoProだけではダメなのである。





2024/10/20

GoPro HERO 12 Black



タイムラプスのおかげでGoProがすっかり気に入ってしまった。
それで妻にも購入した。
今度はamazon経由でA1インターナショナルというところから"GoPro HERO 12 Black 限定バンドル"というセット品を購入した。
これはGoProの純正キットであり、カメラ本体、バッテリー2個、ヘッドバンド、水に浮くハンドル、そしてそれらを収納するケースから構成されている。
そして値段が41000円と格安であった。
もちろん新品であり、なぜこんなに安価なのか不思議である。
2台体制になったので、バッテリー2個と充電器の純正セットを9000円で購入した。




今度はシュノーケリングで試してみた。
実は危惧していたことがあり、これが当たった。
それはGoProの画角が広すぎるのである。
シュノーケリングでよく出会う大物といっても50cm以上のボラさんぐらいだ。
その他は、要するにちっちゃな、到底お刺身にはできないようなサイズのお魚さん達をめでるのが目的なのである。
これを広角で写したところで、よほど近づかない限り無理である。
で、知っている人は知っていると思うが、この近づくというのが至難の業なんである。
怖がって逃げちゃうからである。

で、海中でも16:9の5.3Kの写りは素晴らしかった。
広角なんで、沢山のお魚さん達が泳ぎ回る状況は映し出すことができるのだが、ちっちゃいお魚さんはさらにちっちゃくなってしまい、これは駄目だった。
なお、5.3Kの動画からは4Kの静止画が切り出せる。
まあ、AW120の代わりは当然無理で、状況に応じで使い分けてゆくことになろう。
以下の画像は4Kで切り出したものをさらに2Kに変換したものである。






2024/10/19

Nikon D800



今日も海岸散歩。
蒸し暑いし、岩場を歩くのは大変だ。




D800  28-300  ISO 100  1/500sec  f/8  28mm  hand-held





汗だくで温泉。
最高である。




D800  28-300  ISO 100  1/250sec  f/8  55mm  hand-held 



2024/10/18

Nikon D800



雨が降るかもしれない、と思いつつも散歩に出る。




D800  28-300  ISO 100  1/40sec  f/5.6  230mm  hand-held






降られることなく帰れた。
Capture Oneでの現像は楽しい。




D800  28-300  ISO 100  1/13sec  f/5.6  300mm  hand-held









2024/10/17

Nikon D800



今宵はスーパームーンだそうである。
妻がムーンロードを撮影したいというので、夕方、海岸に出動。
あいにくの曇天で月は顔を出さず。



D800 28-300  ISO640  1/80sec  f/5.6  45mm  hand-held





  
D800と28-300、それからD7100とシグマの150-600を選択。
少し前に購入した新しいカーボン三脚も持っていった。



D800 28-300  ISO400  1/80sec  f/5  48mm  hand-held







先ほどベランダから撮影。
薄雲がかかっており、シーイングは最低。
すぐに雲間に隠れてしまった。



D7100 150-600  ISO 1600  1/8000sec  f/6.3  600mm  hand-held 









2024/10/16

Nikon D800



いつもの海岸散歩。
歩いているのは外人ばっかりである。
10月半ばなのにかなり暑かった。



D800  28-300  ISO 100  1/50sec  f/8  28mm  hand-held 







小川の水量が意外と多かった。
昨夜の雨のせいだ。



D800  28-300  ISO 100  1/1.6sec  f/18  122mm  hand-held 








2024/10/14

Nikon D800



いつもの湖畔である。
夕暮れに水神様の使いが現れた。




D800  28-300  ISO 400  1/50sec  f/5.6  32mm  hand-held





この火口湖はよく分からないが何かある。




D800  28-300  ISO 400  1/30sec  f/5.6  210mm  hand-held






2024/10/13

Nikon D800



久々に海辺の散歩である。
いつもの見晴らしのいい岩棚で妻と撮影三昧である。
D800と28-300の組み合わせ、これは威力偵察にピッタリである。




D800  28-300  ISO 400  1/2000sec  f/5.6  150mm  hand-held



D800のシャッターレリーズタイムラグはD4Sと同等である。
狙ったタイミングをはずさない。
キャノンは論外、D810やD850は下級機と同じになってしまった。
D800のシャッターに対する半可通のつまらん意見に耳を傾けるとはニコンは本当におりこうさんである。



2024/10/12

GoPro HERO 12 Black



タイムラプスは面白い。
まず、撮り手の意思が介在しない。
カメラの面白いところは、撮影したい瞬間を撮り手の意思で決定することにある。
連写なんていうのは、だから、本来的には邪道なんである。
しかし、このタイプラプスは、連写どころではない。
意図したものと全然別のものが撮れてしまうのである。
例えば、夕焼けを予想してセットする。
しかし、撮れたタイムラプスは、期待していた夕焼けではなく、紫色からグレーに変わりながら渦巻く雲の様子がおどろおどろしく撮れたりする。
もちろん、典型的な夕焼けが撮れることもあるが、全く空振りの日もある。
晴天のまま暗くなっていったり、変化があっても当たり前すぎてつまらなかったり。
普通の曇天の昼間にタイムラプスを撮ると、その雲の流れゆく様に素直に感動できることが多い。
雲の切れ目からチラチラ見える高空の青空が展開するのも素晴らしい。

大当たりというか素晴らしい出来栄えのタイムラプスは静止画をはるかに超える感動を与える。
先の渦巻く雲なんかがそれで、実際の空をぼんやり見ていても雲があるだけで、それが渦巻くように動いているかなんて絶対に分からない。
このダイナミックな情景を静止画で表現するのは到底無理だ。




GoProは全天候型なので天気が良かろうと悪かろうと、雨がふってこようがおかまいなしである。
濡れても構わない古いハクバのアルミ三脚をベランダに置きなんとなく空に向けるわけである。




2024/10/09

GoPro HERO 12 Black



以前から気になっていたこれを8月初旬に購入した。
64GBのカードがついたスターターキットがamazonで55800円だった。
本体がかなり高額なので、シュノーケリングで濡らすのもあれかと思い、ダイビング用の水中ハウジング(ADDIV-001)も同時に購入、やはりamazonで3440円だった。
さらに、水に浮くハンドル(AFHGM-003)も2000円で同時購入した。




当時、おかめら大攻勢の真っ最中だったので、しばらくほっておいた。
一応、カメラの形はとどめているものの、ともかく素っ気ないのである。
メカ好きとしては全然物足りない。
なんだかなぁ、という感じで、海にも連れて行かなかった。

初期の登録とアップデートとやらを済ませたあと、どう使えばいいのかと調べてみると、タイムラプスができるとある。
タイムラプスはD800で一度だけやってみたことがあるのだが、無意味にシャッターをすり減らすような気がしてそれっきりになっていた。
では、GoProのお手並み拝見と行こうではないかと、やってみた。

ところがこのカメラ、無音で黙々とタイムラプスを撮影し続ける。
出来上がりを65型の4Kモニターで見てみたが、16:9の5.3Kは伊達ではなく、写りは大変鮮明というか感動レベルである。
こんなちゃちなボディでこんな画像が撮れることに驚いてしまった。
そしてなによりタイムラプスの魅力に目覚めてしまった。




2024/09/29

Nikon D4S



D4Sは実際、かなり大きい。
D800やD7000と並べてみるとその大きさが分かる。
D800はずいぶん大きくて立派なカメラだと思っていたが、今ではそんな風には感じていない。
まあ、どれで撮っても同じことである。
だから気分に応じてボディを選択できるのは気楽である。







2024/09/27

Capture One Pro



カメラバンドルバージョンをマップカメラから購入した。
26640円で永久ライセンスである。
毎月毎月徴収されるのは奴隷になったみたいでなんとなく嫌なんである。

今まではニコンのNX-Dを主に使用してきたが、飽きたし、つまらん。
それに、時々勝手に消えるのでこのまま永遠に消えてほしいと思うようになった。
D4Sや2.8Gシリーズのレンズはプロ用だから、やはりプロ用のソフトがふさわしいのではないか、ということで導入したのである。

で、こいつは厚紙の中にカードが一枚入っているだけである。
カードの表面の波模様を爪先でこすり落とすとライセンスナンバーが見えるようになる。
Capture Oneのサイトにアクセスして、サインインをクリック、小さく表示されているサインアップをクリックしてメール先を登録。
確認番号が送られてくるので、それを入力、適当なパスワードを入力してサインアップは完了。
最新のソフトをダウンロードした後、セットアップ。
再起動し最初に立ち上がったらライセンスナンバーを要求してくるのでそれを入力、で立ち上げ作業終了と、すこぶる簡単である。




D800  18-35  ISO 640  1/5000sec  f/8  18mm  hand-held



このCapture One ProはAI化が進んでいるのか、自動調整が便利というか面白い。
魔法の杖マークをクリックするとすぐに素晴らしい調整が施される。
チュートリアルの動画があるので学ばせてもらおう。



 

2024/09/25

Nikon D4S



D4S用のL型プレートを調達した。
amazonで5601円、ブランドは不明である。
D800のMB-D12を装着した状態でのL型プレートも調達した。
こちらはInbojaというメーカーのもので一つ2980円だった。
安価なので2つ注文した。




果たしてこれらのL型プレート、使用するのであろうか。
どうして購入したのか、それは謎である。



2024/09/24

Nikon AW120



使用している水中カメラはAW120である。
1台は2014年11月に22734円で新品を購入、これは妻が使用している。
もう1台は昨年か一昨年、ヤフオクで新同品を2万円ぐらいで購入した。
それまで使用していたAW100でも問題はなかったのだが、なんとなく買ってみたのである。
AW100はバックアップとして保存することになった。

9月になって妻のAW120のシャッターが時々切れなくなるというトラブルが出るようになった。
このAW120は購入してから10年目だから、シャッターの耐久性からみてこれは仕方がないのかもしれない。
このため、壊れていないAW120を妻に使ってもらい、AW100をまた使用することになった。




もう少しマシな水中カメラはないものかと以前からずっと探しているのだが、この手のお気楽水中カメラはあまり進歩していないというか、退歩しているようにさえ思える。
この10年、なにやってたの、てな感じだ。
相変わらず撮像センサは小さく、性能は大したことがないのに価格だけは異様に高い。
メーカーの意気込み、熱意などみじんも伝わってこない。
まあ、カメラブームも去りカメラメーカーに残っている技術者はぼんくらばかりになってしまっているのかもしれない。
水中撮影もビニール袋に入れたスマホでという時代なんだろうけど、どうも携帯電話を海水につけるのは気が引ける。

AW120は使用の都度、真水に30分ほどつけ、よく拭き取って乾燥させてから蓋を開けるようにしている。
蓋のシールにはシーズンの始めにシリコングリスを塗布し、シーズンの終わりにはシリコングリスをきれいに拭き取ってから保存する。
丁寧に扱っているのでここまでもったが、興に乗ると一日で800枚ぐらい撮影する場合もあり、今年で12年目となるAW100がいつまでもつのかと、なかなか困った状況である。




2024/09/21

Nikon AW120



近くの海へシュノーケリングに行って妻と一緒にのんびりする。
毎年7月から9月、十数回行く。
今年はこれを書いている時点で16回行っている。
amazonで吊るしのウェットスーツを購入したのが、2022年9月のこと。
これがあると海水温が低くても平気だし、日焼けもなし、クラゲも大丈夫だ。
水着の上からウェットスーツを着て、さらにライフジャケットをつける。
あとは、競泳用の度付きゴーグルと安いシュノーケル、それからマリンシューズの上から足ひれをつける。
ゴーグル用の曇り止めも忘れず塗りつける。

今年印象的だったのはチョウチョウウオの大群に出会ったことだ。
成魚の群れであり、それが全員お尻フリフリ状態の全速力で泳いでおり、後方からあっという間に追い抜かされた。
今までこんなのは見たことが無かったのでとても驚いたというか、驚かされた。

それから大きなイシガキフグに出会った。
今年になって遠くに見えていたのだが種類はよく分からなかった。
こんなにデカいハリセンボンはいないよな、と思っていた。
50cmから60cmぐらいのそれが突然至近距離に現れて、かなり驚いたというか、こいつにも驚かされた。
なかなか面白い奴である。




こんなに大きなフグは初めて見た。
いっしょに写っているベラは10cmぐらいだ。
このあたりの主かもしれない。
不愉快そうな表情が素敵だ。




2024/09/19

Nikon D4S



巨大スピーカー帝国に続いておかめら帝国が誕生した。
14-24、24-70、70-200 2.8Gと2台のD800、そしてD4Sの揃い踏みである。
時代に逆行するかのような巨大ボディと重量級レンズ群、実に壮観である。




D800、ギア雲台に載せてじっくり構図を探るのがいい。
D4Sではフルメタルボディの感触と、AFの食いつき、夢のような連射、そしてプログレードの画質を楽しむ。
レンズ群はすべて金属鏡筒であり、引き締まった重厚感がある。
写真の楽しみはいろいろあるが、撮影行為の感覚的な側面を十二分に楽しませてくれる軍団であることは確かだろう。








2024/09/15

AF-S TC-17E2



D4Sと70-200 2.8Gの組み合わせは最高だ。
やっぱりボケは明るさより焦点距離である(ホントかよ)。
手持ちであれこれ撮影してこの組み合わせに夢中になってしまった。
滅茶滅茶シャープである。
それで調子にのって1.7倍のテレコンバーターを購入。
美品が18800円だった。
このコンバーターはプロ用であり、手持ちのレンズでは70-200 2.8Gしか適合しない。
指定外のレンズと組み合わせると後玉が接触するそうだ。




70-200 2.8Gにこれを加えると119-340 4.8Gになるわけだ。
最初は2倍にしようと思っていたのだが、少し遠慮して1.7倍にした。
70-300mm 4.5-5.6Eの写りもいいが、この119-340 4.8Gも素晴らしい。
合体して凄いことになっちゃうのは男のロマンだから、そういう意味でもテレコンは必要なのである。 




2024/09/11

Nikon D4S



その昔、F4SとPENTAX67を比較して67を新品で購入した。
初めての中判だったし、その化け物のような有様に参ってしまった訳だ。
その後、あのときF4Sを選択していたらどうだったのだろうと考えることがあった。
F4Sもかなり気に入っていたということであろう。
D4Sを購入は、そのF4Sの身代わりかもしれない。




とは言うものの、今回の大攻勢以前、D一桁を購入対象として検討したことは一度も無かったのである。
D7000で十分と思っていたのだからこれは仕方がない。
しかし、購入対象とは見ていないものの、どんな感じなのか興味は持ち続けていた。

こんな具合に興味を持っていると、無用の長物と理解していても何かのはずみで入手してしまうことがある。
クルマではV12、オーディオでは大型ホーン。
そして知らなかった世界が急に開けてきて趣味が深まるという展開が待っている。
今回のD4Sを契機にして写真の世界を勉強させてもらおう。