2024/10/29

Nikon AW120



今年、印象に残ったのはこのモンツキハギの幼魚である。
体長は10cmぐらい、大変綺麗というか可愛らしく、鮮やかな黄色。
しかも度胸があって逃げまどわない。
おかげで図鑑のような写真が撮れた。
下の2つの画像はノートリミングである。




シュノーケリングをする海岸の幅150mぐらいの範囲に、このモンツキハギの幼魚はこの一匹だけだった。
孤独かと言えばそうではなく、常に少し大きいぐらいの大きさのニセカンランハギとニザダイの3匹で仲良くしていた。
3匹ともニザダイ科なので相性がいいのだろう。




このモンツキハギの幼魚は一匹だけだったので、冬になると死んでしまう死滅回遊魚ではないかと思う。
沖縄あたりから黒潮に乗って流されてきたのだろう。
沖縄との距離は約2000km、これを時速5kmで流されると、約17日間で到着する。
海の世界は意外に近いというか狭いのである。

冬になると水温低下で生きてゆけないというのは悲しいことだ。
放射能をまき散らしたり戦争ばかりするようなどうしようもない人間よりも、こうした可憐でしかし勇気のあるお魚さん達が楽しく生きてゆけるよう、地球温暖化がもっともっと進行することを心の底から願っている。





2024/10/28

OM SYSTEM TG-7



Capture Oneのカメラバンドルバージョンを入手する際に同時に購入したのがこれ。
マップカメラで56358円だった。




価格の割には安っぽいし、オリンパスってこんなにセンスがなかったけ、という感じのカッコ悪さである。
ペンタックスと比べてみたがRAWで撮れるというのでこれを選んだ。

TG-7のレンズは換算で25mmから100mm、レンズ構成は7群9枚。
AW120は、24mmから120mm、10群12枚でEDレンズが2枚含まれている。
デジカメブームのころの製品の方が、金がかかっているというか、しっかり作り込まれている気がする。

また、ズームレンズは望遠側に行けば行くほど解像度が落ちてゆくが、出来の悪い製品だとその落ち方がひどい。
光学ズームの望遠端を多用することになるので、厳しいことにならなければよいが。

まあ、カメラは使ってみないと分からない。
AW120の代わりになるかどうかは実際に水中で撮影してから判断することになる。
来年の初夏には結論が出るだろう。





2024/10/25

Nikon D800



海に落ちる小さな滝。
先日の小川がこうなる訳である。




D800  28-300  ISO 400  1/1000sec  f/8  122mm  hand-held



その時は降られなかったものの、やっぱり雨は降る。
山に降ったその雨は小川に流れ込み、その真水はこうして海に落ちてゆく。
その海で波となってふざけまわり、それに飽きたら水蒸気になって立ちのぼり雲になる。
それでまた雨となって山に舞い戻る。

まあいい、これが循環というものだ、自然というものだ。
これをカメラで撮影して眺めている、今日も。

この溶岩の岩盤は数千年前に形成されたものだ。
だが、私のDNAはどんなに少なく見積もっても5億歳以上、おそらく40億歳以上だ。
だから、こうした風景が生まれては崩壊してゆく様子を今まで何度も見ているはずだ。

焼魚を食べる際に背骨を外す。
時々、その背骨と一緒に目玉が外れることがある。
存在の背骨かもしれないDNAに世界を見せている目玉のような存在が、もしかしたら私だ。

カメラはその目玉の私の見るという役目を助けてくれているのかもしれない、などと考える時間を持てることはとても幸せなことだ。






2024/10/24

Nikon D800



柱状節理の溶岩海岸。
しかし、この黒っぽい岩肌に何となくあたたか味を感じる。




D800  28-300  ISO 400  1/250sec  f/8  36mm  hand-held





30mはあろうかという岩の絶壁。
褶曲なのか、複雑極まりない表情を見せる。



D800  28-300  ISO 100  1/40sec  f/5.6  68mm  hand-held 





2024/10/23

GoPro HERO 12 Black



GoProの動画から切り出した静止画。
中央に8匹ぐらいの成魚のアイゴの群れが写っているのだが分かりにくいね。
ブダイが一緒に泳いでいることがある。




こちらはAW120で写したもの。
アイゴさんはヒレに毒があるけど、触れるほど近づくのは極めて難しい。
隣のベラと比べると30cmぐらいあることが分かる。







2024/10/22

Nikon D800



D800と28-300のコンビはなかなかである。
うるさいことを言わなければ、デジカメはこれで十分だ。
広角端が24mmであれば完璧かもしれない。




D800  28-300  ISO 100  1/60sec  f/8  28mm  hand-held





2024/10/21

GoPro HERO 12 Black



GoProの16:9の5.3Kの動画から4Kの静止画を切り出すとこうなる。
ボラさんの小さな群れが中央に写っている。




一方、AW120で写すとこうなる。
電子ズームではなく光学ズームを使用し、ノートリミングである。




今年は妻がタスキモンガラやハタタテダイを撮影した。
何れもこの海岸では初めて見るものである。
タスキモンガラは非常に小さな個体であったが、AW120のズームのおかげでうまく撮影できた。
また、ハタタテダイは比較的深いところを群れで泳いでいたが、これもうまく撮れた。
対象が小さかったり、近づけない場合、ズームが効かないとどうにもならない。
死滅回遊魚の同定や魚などの生態の観察にはGoProだけではダメなのである。





2024/10/20

GoPro HERO 12 Black



タイムラプスのおかげでGoProがすっかり気に入ってしまった。
それで妻にも購入した。
今度はamazon経由でA1インターナショナルというところから"GoPro HERO 12 Black 限定バンドル"というセット品を購入した。
これはGoProの純正キットであり、カメラ本体、バッテリー2個、ヘッドバンド、水に浮くハンドル、そしてそれらを収納するケースから構成されている。
そして値段が41000円と格安であった。
もちろん新品であり、なぜこんなに安価なのか不思議である。
2台体制になったので、バッテリー2個と充電器の純正セットを9000円で購入した。




今度はシュノーケリングで試してみた。
実は危惧していたことがあり、これが当たった。
それはGoProの画角が広すぎるのである。
シュノーケリングでよく出会う大物といっても50cm以上のボラさんぐらいだ。
その他は、要するにちっちゃな、到底お刺身にはできないようなサイズのお魚さん達をめでるのが目的なのである。
これを広角で写したところで、よほど近づかない限り無理である。
で、知っている人は知っていると思うが、この近づくというのが至難の業なんである。
怖がって逃げちゃうからである。

で、海中でも16:9の5.3Kの写りは素晴らしかった。
広角なんで、沢山のお魚さん達が泳ぎ回る状況は映し出すことができるのだが、ちっちゃいお魚さんはさらにちっちゃくなってしまい、これは駄目だった。
なお、5.3Kの動画からは4Kの静止画が切り出せる。
まあ、AW120の代わりは当然無理で、状況に応じで使い分けてゆくことになろう。
以下の画像は4Kで切り出したものをさらに2Kに変換したものである。






2024/10/19

Nikon D800



今日も海岸散歩。
蒸し暑いし、岩場を歩くのは大変だ。




D800  28-300  ISO 100  1/500sec  f/8  28mm  hand-held





汗だくで温泉。
最高である。




D800  28-300  ISO 100  1/250sec  f/8  55mm  hand-held 



2024/10/18

Nikon D800



雨が降るかもしれない、と思いつつも散歩に出る。




D800  28-300  ISO 100  1/40sec  f/5.6  230mm  hand-held






降られることなく帰れた。
Capture Oneでの現像は楽しい。




D800  28-300  ISO 100  1/13sec  f/5.6  300mm  hand-held









2024/10/17

Nikon D800



今宵はスーパームーンだそうである。
妻がムーンロードを撮影したいというので、夕方、海岸に出動。
あいにくの曇天で月は顔を出さず。



D800 28-300  ISO640  1/80sec  f/5.6  45mm  hand-held





  
D800と28-300、それからD7100とシグマの150-600を選択。
少し前に購入した新しいカーボン三脚も持っていった。



D800 28-300  ISO400  1/80sec  f/5  48mm  hand-held







先ほどベランダから撮影。
薄雲がかかっており、シーイングは最低。
すぐに雲間に隠れてしまった。



D7100 150-600  ISO 1600  1/8000sec  f/6.3  600mm  hand-held 









2024/10/16

Nikon D800



いつもの海岸散歩。
歩いているのは外人ばっかりである。
10月半ばなのにかなり暑かった。



D800  28-300  ISO 100  1/50sec  f/8  28mm  hand-held 







小川の水量が意外と多かった。
昨夜の雨のせいだ。



D800  28-300  ISO 100  1/1.6sec  f/18  122mm  hand-held 








2024/10/14

Nikon D800



いつもの湖畔である。
夕暮れに水神様の使いが現れた。




D800  28-300  ISO 400  1/50sec  f/5.6  32mm  hand-held





この火口湖はよく分からないが何かある。




D800  28-300  ISO 400  1/30sec  f/5.6  210mm  hand-held






2024/10/13

Nikon D800



久々に海辺の散歩である。
いつもの見晴らしのいい岩棚で妻と撮影三昧である。
D800と28-300の組み合わせ、これは威力偵察にピッタリである。




D800  28-300  ISO 400  1/2000sec  f/5.6  150mm  hand-held



D800のシャッターレリーズタイムラグはD4Sと同等である。
狙ったタイミングをはずさない。
キャノンは論外、D810やD850は下級機と同じになってしまった。
D800のシャッターに対する半可通のつまらん意見に耳を傾けるとはニコンは本当におりこうさんである。



2024/10/12

GoPro HERO 12 Black



タイムラプスは面白い。
まず、撮り手の意思が介在しない。
カメラの面白いところは、撮影したい瞬間を撮り手の意思で決定することにある。
連写なんていうのは、だから、本来的には邪道なんである。
しかし、このタイプラプスは、連写どころではない。
意図したものと全然別のものが撮れてしまうのである。
例えば、夕焼けを予想してセットする。
しかし、撮れたタイムラプスは、期待していた夕焼けではなく、紫色からグレーに変わりながら渦巻く雲の様子がおどろおどろしく撮れたりする。
もちろん、典型的な夕焼けが撮れることもあるが、全く空振りの日もある。
晴天のまま暗くなっていったり、変化があっても当たり前すぎてつまらなかったり。
普通の曇天の昼間にタイムラプスを撮ると、その雲の流れゆく様に素直に感動できることが多い。
雲の切れ目からチラチラ見える高空の青空が展開するのも素晴らしい。

大当たりというか素晴らしい出来栄えのタイムラプスは静止画をはるかに超える感動を与える。
先の渦巻く雲なんかがそれで、実際の空をぼんやり見ていても雲があるだけで、それが渦巻くように動いているかなんて絶対に分からない。
このダイナミックな情景を静止画で表現するのは到底無理だ。




GoProは全天候型なので天気が良かろうと悪かろうと、雨がふってこようがおかまいなしである。
濡れても構わない古いハクバのアルミ三脚をベランダに置きなんとなく空に向けるわけである。




2024/10/09

GoPro HERO 12 Black



以前から気になっていたこれを8月初旬に購入した。
64GBのカードがついたスターターキットがamazonで55800円だった。
本体がかなり高額なので、シュノーケリングで濡らすのもあれかと思い、ダイビング用の水中ハウジング(ADDIV-001)も同時に購入、やはりamazonで3440円だった。
さらに、水に浮くハンドル(AFHGM-003)も2000円で同時購入した。




当時、おかめら大攻勢の真っ最中だったので、しばらくほっておいた。
一応、カメラの形はとどめているものの、ともかく素っ気ないのである。
メカ好きとしては全然物足りない。
なんだかなぁ、という感じで、海にも連れて行かなかった。

初期の登録とアップデートとやらを済ませたあと、どう使えばいいのかと調べてみると、タイムラプスができるとある。
タイムラプスはD800で一度だけやってみたことがあるのだが、無意味にシャッターをすり減らすような気がしてそれっきりになっていた。
では、GoProのお手並み拝見と行こうではないかと、やってみた。

ところがこのカメラ、無音で黙々とタイムラプスを撮影し続ける。
出来上がりを65型の4Kモニターで見てみたが、16:9の5.3Kは伊達ではなく、写りは大変鮮明というか感動レベルである。
こんなちゃちなボディでこんな画像が撮れることに驚いてしまった。
そしてなによりタイムラプスの魅力に目覚めてしまった。