2022/02/23

JBL Professional 305P Mk2 (4)



スピーカーマニアならチャーミングな305で遊んでみたいなぁと思ったりするのではないか。
こういう気持ちにさせられるのである305は。




大昔、オーディオブームだったころにテクニクスのSB-7000が出現した。
結構インパクトがあり、次にSONY SS-G7が出た。
今見てもなかなか良いデザインだと思う。
こういうユニット構成をデジタル制御とマルチアンプで追及するとどうなるのだろうか。




15インチウーファーを格納した箱に305を挿入できるように四角いトンネルを設ける。
DCX2496で150Hz~300Hzぐらいでクロスを探る。
305への低域成分がカットされるとその分305のウーファーの負担が減り分解能が向上するので、これが楽しみだ。
なお、305のレイテンシーがどの程度なのか分からないからDCX2496のオートアラインを実行する。




SB-7000のようにウーファー箱の上に305を置くのが現実的かもしれない。
大昔のB&Wの801のように12インチウーファーでも良いかもしれない。
ならばEMINENCEのKAPPALITE 3012LFなんてどうだろう。
12インチは15インチに比べて箱が小さくても良いし、12インチというのはなんとなくマニアックだ。
こんな具合にノスタルジーに酔いつつ妄想が際限なく広がってゆく。
全く困ったものである。






2022/02/22

JBL Professional 305P Mk2 (3)



305PMk2をもう1ペア購入した。
妻のYAMAHA P515Bと組み合わせるためである。
サウンドハウスでモニタースピーカー用スタンドMST20のセットを購入した。
28800円で1440ポイントがついてくる。
このモニタースタンドは、305に似合っているし、三角の台座が面白いデザインだと思う。
(なお、MST20の天板のすべり止めシートは簡単にはがせる。)




308も305もキーボードアンプとして使用するため、オーディオとしては使用しない。
少し残念である。
これで全てのシステムがマルチアンプシステムになった。
慶賀の至りである。

308と305の音を知った上で、305をさらに選んだのはサイズと価格からである。
308は305より本格的な音が出るもののサイズが大きい。
キーボードアンプとしては305で十分だと思ったし、なにしろ価格が半分である。

オーディオとして使用するなら308の方だろう。
配置を工夫したり、イコライジングで詰めてゆくと素晴らしい音になると思う。
モニタースピーカーらしく変なクセがないためイコライジングの効き方が素直だ。
サブウーファーが必要かどうかは微妙なところだが、JBLが3シリーズ専用のLSR310Sを用意しているので試す価値はあろう。
さらにDEQ2496とECM8000を加えれば完璧かもしれない。

対して305はホームスタジオのモニタースピーカーとしてピッタリだ。
近距離での使用を前提に開発されているように思った。
305はモニター用ヘッドフォンを補完する役割を十分に果たす。

この3シリーズは好評なので今後も改良型が作られるだろうと思う。
できれば10インチウーファーとより大型のホーンを使った"310"をお願いしたい。