2025/04/19

Hokuto HB-88EM



防湿庫は便利である。
そこで、今度は一回り大きい88Lを購入した。
絵を描いているテーブルの下に入るのでこのサイズにしたのである。
amazonで28975円だった。

HB-50EMの中段からレンズを取り出し、ここに2台のV2、いずれもレンズ付き、を収容した。
そして、今回の88Lに手持ちのほとんどのレンズを収容できた。
収容力はまだまだ余裕があるので、今後の展開がおそろしい。

最近、V2を持ち出すことが多いのは、V2が防湿ケースから防湿庫に移動したからである。
やっぱり取り出しやすいと稼働率が上がってとても楽しい。
新しいカメラを買う前にまずは防湿庫を購入し手持ちのカメラを可愛がろう。

HB-50EMとHB-88EMの下段の湿度を2台のデジタル湿度計で計ってみた。
この2台の湿度計は異なるメーカーのものだが、湿度表示は1%程度しか違わない。
30%に設定しておくと、防湿庫のLEDの表示は30%か31%になる。
そして、下段に配置した2台の湿度計は39%か40%を表示する。
これはHB-50EM、HB-88EMのいずれもがそうなる。
また、ドアを開閉すると一時的に湿度が上昇するが、5%程度の上昇なら10分もしないうちに元通りになる。

このホクトの防湿庫は作りがよく大変気に入った。
HBシリーズはホクトの防湿庫としてはハイエンドなんだそうである。
ただ、棚板を勢いよく引き出すと棚板がはずれて落下することがあるから気をつけよう。
あやうくV2を落としてハイ、エンドになっちまうところだったぜ。




2025/04/18

Nikon V2



海岸の岩場にいた立派なイソヒヨドリ。
盛んに鳴きかわし、これは返答を聞いているところ。
真剣な表情に親近感をおぼえる。
スピーカーの調整を行っているときはこんな感じだから。

V2にFT1を介して180mm 2.8Dを取り付けた。
換算486mm f/2.8という超絶レンズに変身する。
DタイプレンズはFT1には装着できるが、スクリュードライブなので当然AFは働かない。
しかし、MFでピントがくるとトリごたえがある、というもんだ。
なお、緑っぽい色収差がかなりあったのだが、それをCapture Oneが見事に除去してくれた。




V2  180 2.8D  ISO 400  1/500sec  f/2.8  hand-held  



何故だろう、鳥撮りは、まあ、ムキになりやすい。
ピントとやら画質がどうの、みたいなとこに意識がいって、肝心の写真の意味合いはどうでもよくなる。
カメラメーカーの思うつぼである。
夢中になりすぎると、カメラ趣味だけではなくなんでもそうだが、わずかなことを手に入れるためにすべてを失うってことになる、ことが多い。
いつの間にか狭い狭い檻の中で身動きできなくなっている、とか。
幸せの青い鳥を探すのはほどほどにってことかもね。