2025/04/25

Nikon V2



これも桜散歩で撮った一枚。
早くも結実したサクランボを食べにガサゴソ騒がしいのがいる。
木の葉の陰になって何者か判別できない。
おおかたスズメだろうと数枚だけ撮った。

帰宅してから見てみるとやはりスズメである。
しかし、この一枚、なんというか塹壕に隠れて敵の様子をうかがう、みたいな感じになっていた。
こちらを警戒しているわけではなく、また桜の木の高さに猫などいる訳もないので、このあたりではトンビか、それとも何か別の敵でもいるのだろうか。
スズメなどチュンチュンいって群れているだけかと思ったが、こういう真剣な表情というか緊迫したシーンを見ると、奴らなりに大変なんだなぁと思う。
そして、弱くてもこんな風に仲間と協調してやっていくから繫栄するのだろう。
それにしても、スズメの模様というか色合いが昔の陸軍風に見えてしまうのが面白い。
換算で540mm。




V2  55-300  ISO 160  1/400sec  f/5.6  200mm  hand-held




2025/04/24

Nikon V2



桜散歩のさいに撮ったツグミである。
ロシアから越冬に来ていて、もう少しするとプーチンに会いにお帰りになる。
ツグミという名前は"口をつぐむ"に由来しているそうだ。
にしても、なんだが目玉が4つあるように見えるな。
換算で810mm。




V2  55-300  ISO 160  1/250sec  f/5.6  300mm  hand-held



野鳥を撮っていて、性質というか、個性というか、そういうものが表情や態度等から読み取れることに気づいた。
先のウグイスは、縄張りに入ってきた他のウグイスとの喧嘩の直後である。
突然2羽がぶつかったように見えたのだ。
だから、はっとしてカメラを構えることができた。

そして、このウグイスの画像、勝ち誇った雰囲気が出ているとは思わないかい。
ネットでウグイスの画像を調べてゆくと、顎の両脇の羽毛が落ち込んだ部分があるのがどうやらオスのように思う。
縄張り争いで強烈な喧嘩をするらしく、戦闘的な性格で、体全体の雰囲気も荒々しい感じがする。
それに対してメスは丸っこく、羽毛が美しく整い、嘴も小さく、表情も優しい。
面白いもんだ。

今回のツグミは、こちらに背を向けて逃げる態勢に入っているようだ。
肩越しにこちらを見て、警戒している。
しかし、なかなか飛び去ろうとはしない。
敵が大勢いる地面の上で食事をするのだから、いちいち逃げていては商売あがったりなのだろう。
結構、ふてぶてしい奴なのかもしれぬ。