KAWAIのMP9500を衝動買いしました。pf70は20年間一度も故障しなかったので、またYAMAHAにしようかと思ったのですが、P250のデザインがpf70とよく似ているので、今度は木製鍵盤でガンバっているKAWAIにしました。
MP9500は素晴らしい弾き応えです。というかpf70が悪すぎました。妻の実家のアップライトピアノと比べるとハンマーの感触に乏しいですが、これで十分だと思います。これ以上の手ごたえがあると、エレピ、シンセ、オルガン音色を選択したときの違和感がかなりなものになるでしょう。最近のデジピではあたりまえですが、3段階のダイナミックサンプリングで音に表情がつけられるのが一番感心した点です。このためMP9500のピアノ音色ばかり弾くようになってしまいました。
チェンバロの音色がMU100Bよりも厳しい感じで印象的です。チェンバロをまじかで聴いたことがないので判断しかねますが、おそらくMP9500の方が本物に近いのではないかと思います。弾く機会がまず持てない楽器のサンプリングは興味津津です。
MIDIコントローラーは扱いやすいです。pf70ではプログラムチェンジしかできなかったのですが、バンクセレクトができるようになったのでパソコンを立ち上げなくてすみます。MU100Bのエフェクト類のエディットはできませんが、いろいろ試しているうちに、エフェクトに依存しないのもいいかもしれないと思うようになりました。
キーボードスタンドはガッチリしたものを自作することにしました。pf70専用のスタンドは今ひとつで、ガンガン弾くとピアノ全体が揺れていました。ところで、キーボードスタンドの足元のスペースは無駄な空間になります。そこで、自作ついでにウーハーを取付けることを思いつきました(よせばいいのに)。音を良くしようという意図はなく遊びです。設計してみると46cmウーハーがなんとか取付けられそうです。