2015/04/12

Noritake Islay cup and saucer



飯碗を買い足そうと、日本橋の高島屋へ。
緑色の小さな梟が描かれている香蘭社の飯碗は製造中止らしく、ここにもありませんでした。
結局、香蘭社の黄色い飯碗を5つ購入。
香蘭社のコーナーの隣にノリタケのコーナーがあり、そちらをのぞくと金色に輝くカップが。
まぶしいっ!




アイラシリーズのカップアンドソーサー。
コーヒーと紅茶の兼用型。
定価は5400円。
1客だけ購入。




描かれている植物は、ええっと、よく分かりません。
ブルーオニオンの絵柄のような妙な感じを受けます。




カップの直径は87mm、高さは76mm。
容量は250ccだそうです。




皿の直径は15cm、高さは22mm。
ノリタケの説明によると「ISLAY(アイラ)とは、スコットランドにある島、アイラ島からとったものです。
アイラ島はモルトウイスキーの産地として有名で、自然が多く残る美しい島です。
黄金色に輝くモルトウイスキーの様と、落ち着きのあるオータムカラーが似ていること、また、ウイスキーが大地からの恵みを大いに受けて作られていることから、アイラと名づけました。」





生産地はスリランカ。
材質はノリタケボーンチャイナだそうです。




ところで香蘭社のルリ金彩葡萄のカップでコーヒーを飲むと何故か織田信長になったような気分になる、と書きました。
その後、不思議に思って色々調べてみると、どうやら葡萄の葉っぱが織田家紋を連想させているような。
視覚的な記憶と連想ってあいまいで取り留めがないなぁ。




2015/03/31

DIY Speaker (78)



背面側にパテを厚塗りして強度を稼ぐことにしました。
背面側のエポキシ樹脂に水性パテがよくくっつくように、エポキシ樹脂の表面を400番のサンドペーパーで荒らしました。
さらに、割箸を4等分したものを多数、接着剤で貼り付けました。
そして、水で溶いてどろどろにした穴埋めパテで下地を作りました。

この段階でホーンの表面を軽く叩くと、コンコンという音からコツコツという音に変化しました。
割箸の強度など知れたものなのですが、非常に効果があるようです。
理由はよく分かりません。




この上からセメダインの室内かべ補修用のかべパテを塗りつけていったのですが、乾燥するとヒビが沢山できてしまいました。
剥がそうにもしっかりくっついていて剥がせません。
仕方がないので、さらに1週間以上乾燥させてから、穴埋めパテをヒビのひとつひとつに塗りこんでいきました。
さらに1週間以上乾燥させ、水で溶いてどろどろにした穴埋めパテをその上から何度も塗りました。




なんだか汚い仕上がりになってしまいました。
取り付け穴も埋まっています。
PROXXONのミニルーターで形を整えます。




うまくいきました。
背面を固めることができたので、今度は スロート周囲です。
このスロート周囲は、ピンクの生地がプラグ板の表面に密着していないため、この生地をプラグ板表面から取り除かなければなりません。
プラグ板はスロート穴から3mm程度セットバックして立設されているからです。
スロート穴の周囲の生地には樹脂を含浸させていません。




最初にスロート穴周囲の生地を剥がしてゆきます。
スロート穴の内壁部分は樹脂で固着させてあります。
これをカッターで丁寧に剥がしてゆきます。




山場です。
生地の弾力が生きていればアウトだからです。
なんとか生地の除去に成功しました。

今度はホーンの内側からプラグ板の部分の生地を取り除きます。
カッターでは生地をうまく切除できませんでしたが、スイスアーミーナイフのはさみを使うと簡単に切除できました。




生地を切除すると、水で溶いてどろどろにした穴埋めパテがこの隙間に部分的に侵入していたことが分かります。
注射器のようなものでこの隙間にパテを充填することも考えたのですが、注射器の針穴をどろどろのパテが通過できるのか、また、注射器はどこで買えばいいのか分からなかったので、生地を取り除くという方法を採ったわけです。




 次は、この生地の切除部を樹脂で固め、いよいよプラグ部分の成形作業に取り掛かる予定です。