2015/11/05

JBL 4367 Studio Monitor



10月15日、米国ダラスで開催されたオーディオ機器などの展示会"CEDIA EXPO 2015"でJBL 4367 Studio Monitorが発表されました。
M2 Master Reference Monitor直系、久々のモニターグレードのスピーカーシステムです。
伝統あるJBLモニターの雰囲気が漂い、これはなかなかカッコいいですね。





スペックは以下のとおり。

4367
15" 2-way Studio Monitor Loudspeaker

Specs
Features:
15" (380mm) low-frequency transducer for low-distortion, natural sound

Extremely smooth and wide frequency response

High-Definition Imaging (HDI™) horn technology

Frequency Response:
30Hz – 40kHz

Speaker Configuration:
3" (75mm) D2 2430K dual compression (U.S. patent no. 8280091) with High-Definition Imaging (HDI™) waveguide horn (U.S. patents pending)

15" (380mm) 2216Nd-1 Differential Drive® woofer (U.S. patent nos. 5664023, 5748760, 6768804, 6847726, 6774510)

Power Handling:
300 watts RMS

Sensitivity 1W @ 1m:
94dB

Nominal Impedance:
6 Ohms

Dimensions (H x W x D):
37-1/16" x 22-1/16" x 16-3/4" (941 mm x 560 mm x 425 mm)

Weight:
135 lb (61.2 kg)



黒っぽい仕上げのもあります。
AV用なのかな。







ホーンは、High-Definition Imaging (HDI™) waveguide hornというそうです。
M2のホーンと比べるとスロート奥の左右の突出がなくなっています。






ドライバーはD2 D2430K、ウーファーは2216Nd-1。
M2と同様の構成ですが、ウーファーは新しいスパイダーを採用しサラウンドのトリートメントを変更したそうです。
家庭内での音量に合わせて手直しをしたのでしょう。










この2216というのは、本当に美しいというか、精悍なデザインのウーファーですね。
萌えますというか、2216蕩れ~
M2との大きな違いは、ネットワークを内蔵していることです。
そのアッテネーターはHFとUHFとに分離しています。
2ウェイなんだけど3ウェイと同等の調整ができます、というのはうれしいですね。
なお、Lansing Heritage Forumに、4367のネットワークの設計がグレッグさんの最後の仕事のようだというようなことが書いてありました。





悲しいのはお値段。
ペアで15000ドルだそうです。
日本では1本80万円。
このさきオーディオ世代はだんだん収入が少なくなっていくし、このデフレのご時世に、ちと高すぎはしませんか。







D2430K蕩れ~なんて、今ごろなに言ってるのよ、阿良々木くん。








2015/08/29

DIY Speaker (80)


2日ほど水性パテを乾燥させ、とうとう緊張の一瞬が訪れてしまいました。
塩ビ管の引き抜き作業です。
最初に塩ビ管にコピー用紙をとめていた粘着テープを剥がします。
そしてスロート口側からドライバーとハンマーでスロート口に嵌まり込んでいる塩ビ管を軽くコンコンと叩き出します。




おおっ!うまくいった!!
塩ビ管だけをするりと抜くことができました。
コピー用紙は裏面が塩ビ管と接しているために塩ビ管とは貼りつきません。




コピー用紙の表面はサランラップに覆われています。
サランラップに水性パテは貼り付くことができません。
コピー用紙とサランラップをそおっと押しつぶしてゆきます。




いやっほう!!!
計画通りにプラグの表面を形成することができました。
今後は、プラグの側面部分にはみ出している水性パテを削って、プラグを形成する作業になります。
この作業は何度でもやり直しがきくので気が楽です。

あとは、既存のやり方で作業を進行できます。
ようやく完成のめどがたちました。