幸せの黄色いホーン資料室
2022/06/09
AKG K701 with Behringer DEQ2496
#1と#10の2つの素子は全体のバランスを簡単に変更できるので便利である。
昔のプリメインアンプとかコントロールアンプについていたトーンコントロールの効き方と似ている。
ハーマンのターゲットカーブ
に紹介してあった20Hzから20000Hzへ10dB落ちの特性を作って聴いた。
#1が+5dB、#10が-5dBである。(他の素子はすべて0dB)
これは、低音が多すぎ、高音が足りなさすぎである。
#1を+3.5dB、#10を-2.5dBにしたらバランスがとれた。
2022/06/08
AKG K701 with Behringer DEQ2496
#1と#10の2つの素子
は広範囲の帯域をチルト(傾斜)させるための素子である。
#1は低域側、#10は高域側である。
簡単に全体的なバランスを調整できる。
画像は、#1を+3dBとし、#10を-3dBとした場合を示している。
Q値はいずれも5oct(オクターブ)になっている。
20Hzから20000Hzは約10オクターブだ。
20Hzの5オクターブ上は、20Hz-40Hz-80Hz-160Hz-320Hz-640Hzなので640Hzである。
20000Hzの5オクターブ下は、20000Hz-10000Hz-5000Hz-2500Hz-1250Hz-625Hzなので625Hzである。
ほぼ中域のど真ん中から低域側と高域側をそれぞれ持ち上げたり押し下げたりすることができる。
イコライジングはその変化した面積で効いてくるので、広範囲の帯域をチルトするこのようなイコライジングは、0.5dBの上げ下げでも音がかなり変わる。
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