2025/11/03

Ibanez SRH500F



SRH500Fの購入の際にはSRD900Fも検討してみた。
900の方は30フレットもあるので少し興味を持ったが、まあ、4弦24フレットで十分だろうと思っているので見送った。
500の方が見慣れないしカッコいいし。

どうなんだろう、ボーカルやら楽器一般を考えてみても3オクターブあれば十分じゃないのか。
5弦でB弦が増えたところで、ベースソロでそんなの使うのか?
ピアノで、そんな音域で旋律を歌わせることなんかないよな。
だからサムレストぐらいで使いもしない5弦で音が濁るぐらいならいらねぇ、って思うな。
6弦でさらにHi-Cがいるというなら、これはもう、ギターを弾いた方が早いんじゃないだろうか。

ところで音域と言えば、サックスだとアルトはE♭譜、テナーはB♭譜、ピアノはC譜、ベースはC譜の1オクターブ上げで記譜されている。
3オクターブと言っても音域から若干外れるとか、そういう場合、検索するとE♭譜やB♭譜が出てくるので、そういうので代用したりする。
という訳であまり不便は感じてない。




SRH500Fの話に戻ろう。
このフラットワウンドとフレットレスの感触の良さはどうよ。
つるつるのすべすべ、指板はpanga panga材というものだそうで、木目模様がいかにも堅そう。
ともかく、滑らかで触っているだけで幸せな気分だ。
フレットライン位置のサイドマークが目新しいが、これは見やすいな。
あと、ネックはTRBX604よりもさらに細い感じがする。

セミホロウボディなのでやっぱり軽い。
TRBX604も軽いが、それよりも軽い感じがする。
調べてみるとTRBXが3.6から3.7kg、SRH500Fが3.2kgだそうだ。
まあ、これ以上軽いと軽すぎて困るかもしれない。

フレットレスの音は、オーディオマニアならジャコパストリアスとかマーカスミラーでおなじみだろう。
音の立ち上がりが緩いあの感じの音だ。
そのファットな感じはTRBX604やアメプロ2のフロントとも全く違う。
一種独特の快感というか、Rob氏がニンマリしていたのがよく分かった。



2025/10/28

Ibanez SRH500F



100万円だと思っていたからお値段10分の1、これは安いよ奥さん、すぐ買いましょうそうしましょう、である。
サウンドハウスのポイントもガッツリあるしな。

と、こういうのが悪い癖なんである。
フレットレスなんてのは上級者向けと思っていたのだが、安いとなるとその勢いで壁を平気で飛び越えてしまうのである。




取寄せの表示になっていたが、ポチッとしてから4日後にやってきた。
Bass Workshopシリーズというだけあり、期待通りの素朴な雰囲気、そして丁寧に作られていてなごみました。
調整は必要なし、ボリュームとトーンつまみがなぜか反対方向を向いていたので付属のレンチで緩めて付け直した。

早速、バッハのチェロ、スイート1を弾いてみた。
フレットレスなのでもっと苦戦するのかもと思ったが、意外とうまくいく。
SRH500FとTRBX604の握った感触がフレットの有無以外はとても似ているからだろう。
それからハイポジションはけっこうシビアだな、と当たり前のことに気づく。

でもまあ、フレットレスに手を出したのもそういう時期なのかなぁとも思う訳だ。
以前から本格的な基礎練をやってみたいとは思っていた。
だからHIYAMAノートを始めることにした。
HANONやGuy LACOURにも世話になっているし、ベースもこれに加わった感じだな。