2026/06/18

Nikon Z7Ⅱ



三宝院庭園の登場人物は、秀吉の他、義演と家康、それから賢庭である。
秀吉が関白の地位を得、それが契機となって義演が歴史に浮上する。
この庭園は、庭園着工直後の秀吉の死後、そして大坂の陣で豊臣家が滅んでしまった後も、義演が死去するまで27年間も作り続けられた。
三段の滝を賢庭が完成したのも1615年というから、1598年の庭園着工から17年後になる。
庭というのは家庭という言葉の半分を占めるように、もともと人間のプライベートな側面を反映している。
晩年の秀吉から庭園の構想を静かに聞く義演、それから家康を交えての秀吉と義演の親しい語らい、そんな様子を想像してみる。





2026/06/16

Nikon Z7Ⅱ



左側の苔に覆われた土橋の向こうが三段の滝、その手前の湖面に突き出した三角の岩が鯉魚石。
そして対岸の中央にある白っぽい長形の石が藤戸石であり三尊石組になっている。
藤戸石のすぐ後方のやや高い位置にある小さな祠が秀吉を祀っている豊国大明神である。
三段の滝は秀吉の出世を、藤戸石は権力の頂点の象徴、そして対岸である彼岸では秀吉は神として崇められるという、秀吉を喜ばせる庭になっている。