電子ピアノのシステムがいくら寄合いシステムでも、2155Hのホーン臭い音を再び聴きたいとは思いません。このため2155Hを駆動するためのFETアンプを購入することにしました。一方、1808-8SPSはA501により駆動します。A501はBTL駆動に切換えることができ300WのAB級モノラルアンプに変身します。
電子ピアノやCDプレーヤーの信号を2台のアンプに出力し、しかもその内1台はモノラルアンプとなると、これは普通の並列の接続方法では無理です。ミキサーのMG10/2の出力は、メインの出力(ST出力)と、モニター用スピーカーやヘッドホンを接続するためのモニター用の出力(CR出力)の2系統の出力があります。この2系統の出力を利用することにしました。メインのST出力を2155H用にし、また、モニター用のCR出力を1808-8SPS用に使うということです。
MG10/2のこのような構成は簡単に言えばヘッドホン端子の付いたプリアンプのようなものです。Yケーブルを用いてモニター用のCR系統の左右出力をショートしても、CR系統のヘッドホン用アンプは一種の絶縁体ですから、メインのST出力がモノラルになったりしないわけです。
また、CR系統にはボリュームも付いていますので1808-8SPSの音量を調整できます。もっとも、これはパワーアンプ側の入力ボリュームでも調整できますので、あれば便利という程度のものです。
なんだかデタラメな使い方ですよね。まあ、そこは寄合いシステムですから気楽に行きましょう。1808-8SPSにはチャンネルデバイダもネットワークも使わないので相変らずフルレンジで鳴らすことになります。こういうのもバイアンプシステムと呼ぶのでしょうか?
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