2013/11/29
2013/11/22
2013/11/18
Creative USB Sound Blaster Digital Music Premium HD
最新録音と思っていたものが収録から20年も経過していることに気付き愕然とすることがあります。
そこで新しいCDを買う代わりにPC Audioをはじめることにしました。
Amazonでクリエイティブ社のSound Blaster Digital Music Premium HDという、外付けのサウンドボードを注文しました。
24bit/96kHzを光オーディオ出力で取り出すことが目的。
24bit/96kHzは使用しているデジタルディストリビューターやチャンネルディバイダーとの相性がいいのです。
このPremium HD、7425円とサウンドボードにしては高価です。
調べてみるとこうした音楽ファイルの形式はFLACというそうです。
これを再生するための無料ソフトがFoober 2000(v1.2.9)。
パソコンはXP/SP3。
なお、肝心の24bit/96kHz音源ですが、これはここから無料で入手(ユーザ名:2L、パスワード:2L)しました。
AmazonからPremium HDが届いたので、パソコンに接続し、付属のソフトをインストール。
アナログ出力だと音が出るのですが、残念ながら光出力では音が出ません。
コントロールパネルのデバイスマネージャを見てみるとUSB Sound Blaster HDとしてちゃんと認識されています。
よく見てみるとRealtek High Definition Audioというサウンド デバイスも使用可能になっていました。
これが悪さをしているのではないかと、このデバイスの使用状況を(無効)にすると、光出力がされるようになりました。
後はネットの情報を読みつつFoober 2000等の各種設定を行いました。
音質は素晴らしいと思います。
導入がこんなに簡単なものだとは思いませんでした。
もっと早くやっておけば良かったです。
ComponentsのWASAPIはのっかりませんでした。
XPでは無理のようです。
それからASIO supportのver.2.1.2がのっかっていますが、Deviceの選択ではUSB Sound Blaster HD SPDIFと排他的な関係になっています。
このPremium HDはASIO非対応ということなのですが、このことと関係するのでしょうか。
詳しいことはこれから調べてゆこうと思っていますが、USB Sound Blaster HD SPDIFを選択すると、ディスプレイ右下隅のwindowsのスピーカーの音量調整の表示が消えます。
また、パソコンを起動するとSRC2496は入力が48kHzであることを表示しますが、Foober 2000の再生を開始すると96kHzに変わります。
というわけでパソコン内部で44.1kHzに変換などはされずFoober 2000の96kHzが直接出力されているのではないかと。
なお、Premium HDのパフォーマンスは96kHz/24bitに、また、Foober 2000のOutput formatは24bit、AdvancedのTone/sweep sample rateは96000にしてあります。
翌日、ノートパソコン(XP/SP3)でもPremium HDが使用できるように付属のソフトのインストールを行いました。
再起動させるとどういうわけかsvchost.exeによりCPU使用率が100%になってしまいます。
調べてみるとwindowsの自動更新が原因のようです。
コントロールパネル、システムのプロパティ、自動更新と開いてゆき、「自動更新を無効にする」にするとこの現象は解消され正常になりました。
ノートパソコンでも音質は変わらないようです。
なんだかCDには戻れないような気がしてます。
e-onkyo musicから2Lレーベルのヴァイオリン協奏曲第3、4、5番を購入してみました。
ファイル形式は、flac 96kHz/24bitを選択しました。
無事ダウンロードできました。
そこで新しいCDを買う代わりにPC Audioをはじめることにしました。
Amazonでクリエイティブ社のSound Blaster Digital Music Premium HDという、外付けのサウンドボードを注文しました。
24bit/96kHzを光オーディオ出力で取り出すことが目的。
24bit/96kHzは使用しているデジタルディストリビューターやチャンネルディバイダーとの相性がいいのです。
このPremium HD、7425円とサウンドボードにしては高価です。
調べてみるとこうした音楽ファイルの形式はFLACというそうです。
これを再生するための無料ソフトがFoober 2000(v1.2.9)。
パソコンはXP/SP3。
なお、肝心の24bit/96kHz音源ですが、これはここから無料で入手(ユーザ名:2L、パスワード:2L)しました。
AmazonからPremium HDが届いたので、パソコンに接続し、付属のソフトをインストール。
アナログ出力だと音が出るのですが、残念ながら光出力では音が出ません。
コントロールパネルのデバイスマネージャを見てみるとUSB Sound Blaster HDとしてちゃんと認識されています。
よく見てみるとRealtek High Definition Audioというサウンド デバイスも使用可能になっていました。
これが悪さをしているのではないかと、このデバイスの使用状況を(無効)にすると、光出力がされるようになりました。
後はネットの情報を読みつつFoober 2000等の各種設定を行いました。
音質は素晴らしいと思います。
導入がこんなに簡単なものだとは思いませんでした。
もっと早くやっておけば良かったです。
ComponentsのWASAPIはのっかりませんでした。
XPでは無理のようです。
それからASIO supportのver.2.1.2がのっかっていますが、Deviceの選択ではUSB Sound Blaster HD SPDIFと排他的な関係になっています。
このPremium HDはASIO非対応ということなのですが、このことと関係するのでしょうか。
詳しいことはこれから調べてゆこうと思っていますが、USB Sound Blaster HD SPDIFを選択すると、ディスプレイ右下隅のwindowsのスピーカーの音量調整の表示が消えます。
また、パソコンを起動するとSRC2496は入力が48kHzであることを表示しますが、Foober 2000の再生を開始すると96kHzに変わります。
というわけでパソコン内部で44.1kHzに変換などはされずFoober 2000の96kHzが直接出力されているのではないかと。
なお、Premium HDのパフォーマンスは96kHz/24bitに、また、Foober 2000のOutput formatは24bit、AdvancedのTone/sweep sample rateは96000にしてあります。
翌日、ノートパソコン(XP/SP3)でもPremium HDが使用できるように付属のソフトのインストールを行いました。
再起動させるとどういうわけかsvchost.exeによりCPU使用率が100%になってしまいます。
調べてみるとwindowsの自動更新が原因のようです。
コントロールパネル、システムのプロパティ、自動更新と開いてゆき、「自動更新を無効にする」にするとこの現象は解消され正常になりました。
ノートパソコンでも音質は変わらないようです。
なんだかCDには戻れないような気がしてます。
e-onkyo musicから2Lレーベルのヴァイオリン協奏曲第3、4、5番を購入してみました。
ファイル形式は、flac 96kHz/24bitを選択しました。
無事ダウンロードできました。
2013/11/11
YAMAHA MT-07
ヤマハのツインが出てしまいました。
乾燥重量164kg、ホイールベース1400mm。
うむむ。
スチール製パイプバックボーンフレーム。
短いスイングアーム。
リンク式モノクロスサスペンションのショックユニットはほぼ水平に配置され、その端部はクランクケース上面に装着されている。
689cc、DOHC4バルブ、270°クランク。
80.0mmx68.6mm
11.5:1
74.8ps/9000rpm、 6.9kg-m/6500rpm
F120/70ZR17、R180/55ZR17
車両重量 179kg
タンク容量 14L
理想的だなぁ。
困ったなぁ。
乾燥164kgでトルク6.9kg-mというのは経験がないです。
ものすごく速いような気がします。
CB750FZが乾燥228kg/トルク5.9kg-mで、これでも全開にすると凄まじかった。
前輪荷重はそんなに大きくないように見えます。
このため、ハンドリングは"弱アンダーでビクともしないというタイプ"ではないと思います。
RZ250ほどではないと思うけど、コーナーの脱出加速で前輪の接地感が失われるほどの軽快さを持っているのかも。
普通に走らせるならツインの親近感が味わえると思いますが、本気で走らせるとかなり怖いバイクのような気がします。
初心者や返り咲き組用にもなんて書いてあるけど、 Rise up your darknessって、挑発的なエンジン特性なのかなぁ。
そのエンジンを見てみるとクランクシャフト前方に大きなバランサーが配置されており、振動低減を図ることによりパイプバックボーンフレームを実現していることが分かる。
また、排気側バルブは可変タイミングタイプだと思う。(訂正記事 下のほう)
さらに、DOHCはシム調整による直打式になっており、スロットルレスポンスを重視していることも分かる。
デザインは少しごちゃごちゃしてるけど正統派のロードバイクのプロポーションを持っており悪くないと思う。
足回りにもほとんどケチをつけるところがない。
YAMAHAらしいというか、YAMAHAしか作れない素晴らしいロードバイクだと思います。
乾燥重量164kg、ホイールベース1400mm。
うむむ。
スチール製パイプバックボーンフレーム。
短いスイングアーム。
リンク式モノクロスサスペンションのショックユニットはほぼ水平に配置され、その端部はクランクケース上面に装着されている。
689cc、DOHC4バルブ、270°クランク。
80.0mmx68.6mm
11.5:1
74.8ps/9000rpm、 6.9kg-m/6500rpm
F120/70ZR17、R180/55ZR17
車両重量 179kg
タンク容量 14L
理想的だなぁ。
困ったなぁ。
乾燥164kgでトルク6.9kg-mというのは経験がないです。
ものすごく速いような気がします。
CB750FZが乾燥228kg/トルク5.9kg-mで、これでも全開にすると凄まじかった。
前輪荷重はそんなに大きくないように見えます。
このため、ハンドリングは"弱アンダーでビクともしないというタイプ"ではないと思います。
RZ250ほどではないと思うけど、コーナーの脱出加速で前輪の接地感が失われるほどの軽快さを持っているのかも。
普通に走らせるならツインの親近感が味わえると思いますが、本気で走らせるとかなり怖いバイクのような気がします。
初心者や返り咲き組用にもなんて書いてあるけど、 Rise up your darknessって、挑発的なエンジン特性なのかなぁ。
そのエンジンを見てみるとクランクシャフト前方に大きなバランサーが配置されており、振動低減を図ることによりパイプバックボーンフレームを実現していることが分かる。
また、排気側バルブは可変タイミングタイプだと思う。(訂正記事 下のほう)
さらに、DOHCはシム調整による直打式になっており、スロットルレスポンスを重視していることも分かる。
デザインは少しごちゃごちゃしてるけど正統派のロードバイクのプロポーションを持っており悪くないと思う。
足回りにもほとんどケチをつけるところがない。
YAMAHAらしいというか、YAMAHAしか作れない素晴らしいロードバイクだと思います。
2013/11/09
DIY Speaker (73)
ハイホーンのベル部の各部寸法です。
板厚は全て12mm。
ところでベル部のフリース生地は、張り渡すとフリースは内側に湾曲してしまいます。
下の画像はその湾曲具合を撮影したものです。
よく見るとスロート側になるほど湾曲の程度が大きくなります。
エクスポーネンシャルホーンのような雰囲気があります。
このフリース生地の湾曲を考慮して設計を行いましたが、実際に樹脂が硬化すると、想定していたよりも湾曲の程度が強い。
下の図は、左側が設計時のもの、そして右側が樹脂硬化後に設計変更したものです。
赤い斜線で示すスペーサーを取り付けてスロート部を深くし、ベル部の形状とスロート部の形状の整合を図ろうと思います。
ホーンの設計において、ホーンの開口寸法とホーン長は非常に重要な要素とされてきました。
何故、重要なのかというと低域の再生限界を定め、また、音響インピーダンスの変換の最大効率を狙うためです。
エクスポーネンシャルホーンやトラクトリックスホーン等はスロート口からの距離に応じてホーンの断面積が徐々に広がるように設計されています。
ところが、こうしたホーンでは高域になるにつれて指向性が狭くなってしまう。
軸上のレスポンスはフラットであっても、軸外のレスポンスががた落ちになり、いわゆるビームを発生してしまいます。
変な想像かもしれませんが、音波の立場からすると、 エクスポーネンシャルホーンやトラクトリックスホーン等は大変居心地の良いホーンではないかと思います。
音波の広がりがホーン壁面によって制限されていることを除けば、音波の広がりに極端な変化が無いからです。
すると音波は好き勝手に振舞い、高域になればホーン壁に沿って広がるのを拒否し、ビームとなってリスナー側へ飛んでくるようになります。
このビーム現象以外にもfingeringのようなクセのある指向特性や歪率の悪化が問題となります。
リスニングルームの形状においても同じようなことが言えると思います。
立方体のリスニングルームは、直方体のリスニングルームよりも音波にとって均一の空間です。
音波にとって均一な空間は音波の好き勝手な振る舞いを許すことになります。
そこで不均一な空間にして好き勝手な振る舞いを阻止するために壁を凸凹にしたり天井を傾斜させる。
こうすることにより特定の帯域で発生する定在波や強烈な反射を防止する。
ではホーンのビームの発生を阻止するためにはどうしたらよいか。
音波の振る舞いに強制的な介入をする必要があります。
最初に考え出されたのがマルチセルラホーンでしたが、効果はありませんでした。
これは音波側から見れば大きな単一のエクスポーネンシャルホーンにすぎないためホーン中央部からのビームを解消することができず、また、各セルラにおいてもそれぞれビームを生じてしまいます。
複数のスラントプレートから構成されているホーンレンズは、プレートがホーンの開口部に設けられているため、やはり高域におけるビーム現象を解決することができません。
ホーン内でビームが発生してしまったあとにプレートを並べても思ったような効果をあげられないということです。
また、回折ホーンは回折部がホーンの縁にあるため、やはり高域でのビーム現象が生じてしまいます。
これは回折された音波が周囲に拡散してしまうため、軸上と軸外の音圧レベル差が大きくなってしまうことに起因するのではないかと考えています。
そして定指向性ホーンが発明されます。
最初はキール氏が考案した3段階の広がりを持つ複合ホーンでした。
そしてスロート口から一定の距離に回折部を設けたJBL2360やMR94が開発されます。
回折ホーンの外側にさらにホーンを取り付けたような構造。
ホーン内部に設けた回折部が音波を分散し、ビーム現象の発生を防止することができました。
音波側から見ると、この回折部は好き勝手な立ち振る舞いを許さない意地の悪い存在になるわけです。
ホーン内部の回折部の隙間は、狭いほどより高域においても回折効果を発揮し続けます。
回折部の隙間を狭くするためには、できるだけスロート口に近い位置に回折部を配置すればいいことになりますが、それはそれで問題があるようです。
JBL2352ホーンでは、高域になるにつれて垂直指向性がどんどんナローになってゆきます。
垂直方向における音波の分散を行う構造を持たないからです。
今回のハイホーンは、こうしたホーンの技術史の理解をベースにして設計しました。
低域再生限界としてのカットオフ周波数は最初から考慮していません。
経験的にこの程度の大きさがあれば3ウェイでは十分以上だからです。
現在入手している情報ではホーン内における回折後の音圧分布等を計算で求めることはできません。
計算したいのはカットオフ周波数ではなくそうした要素なのですが、おそらく計算できたとしてもこのアバウトな性格ですからそんな面倒な事はやらず、やっぱり適当に作っちゃうと思います。
板厚は全て12mm。
ところでベル部のフリース生地は、張り渡すとフリースは内側に湾曲してしまいます。
下の画像はその湾曲具合を撮影したものです。
よく見るとスロート側になるほど湾曲の程度が大きくなります。
エクスポーネンシャルホーンのような雰囲気があります。
このフリース生地の湾曲を考慮して設計を行いましたが、実際に樹脂が硬化すると、想定していたよりも湾曲の程度が強い。
下の図は、左側が設計時のもの、そして右側が樹脂硬化後に設計変更したものです。
赤い斜線で示すスペーサーを取り付けてスロート部を深くし、ベル部の形状とスロート部の形状の整合を図ろうと思います。
ホーンの設計において、ホーンの開口寸法とホーン長は非常に重要な要素とされてきました。
何故、重要なのかというと低域の再生限界を定め、また、音響インピーダンスの変換の最大効率を狙うためです。
エクスポーネンシャルホーンやトラクトリックスホーン等はスロート口からの距離に応じてホーンの断面積が徐々に広がるように設計されています。
ところが、こうしたホーンでは高域になるにつれて指向性が狭くなってしまう。
軸上のレスポンスはフラットであっても、軸外のレスポンスががた落ちになり、いわゆるビームを発生してしまいます。
変な想像かもしれませんが、音波の立場からすると、 エクスポーネンシャルホーンやトラクトリックスホーン等は大変居心地の良いホーンではないかと思います。
音波の広がりがホーン壁面によって制限されていることを除けば、音波の広がりに極端な変化が無いからです。
すると音波は好き勝手に振舞い、高域になればホーン壁に沿って広がるのを拒否し、ビームとなってリスナー側へ飛んでくるようになります。
このビーム現象以外にもfingeringのようなクセのある指向特性や歪率の悪化が問題となります。
リスニングルームの形状においても同じようなことが言えると思います。
立方体のリスニングルームは、直方体のリスニングルームよりも音波にとって均一の空間です。
音波にとって均一な空間は音波の好き勝手な振る舞いを許すことになります。
そこで不均一な空間にして好き勝手な振る舞いを阻止するために壁を凸凹にしたり天井を傾斜させる。
こうすることにより特定の帯域で発生する定在波や強烈な反射を防止する。
ではホーンのビームの発生を阻止するためにはどうしたらよいか。
音波の振る舞いに強制的な介入をする必要があります。
最初に考え出されたのがマルチセルラホーンでしたが、効果はありませんでした。
これは音波側から見れば大きな単一のエクスポーネンシャルホーンにすぎないためホーン中央部からのビームを解消することができず、また、各セルラにおいてもそれぞれビームを生じてしまいます。
複数のスラントプレートから構成されているホーンレンズは、プレートがホーンの開口部に設けられているため、やはり高域におけるビーム現象を解決することができません。
ホーン内でビームが発生してしまったあとにプレートを並べても思ったような効果をあげられないということです。
また、回折ホーンは回折部がホーンの縁にあるため、やはり高域でのビーム現象が生じてしまいます。
これは回折された音波が周囲に拡散してしまうため、軸上と軸外の音圧レベル差が大きくなってしまうことに起因するのではないかと考えています。
そして定指向性ホーンが発明されます。
最初はキール氏が考案した3段階の広がりを持つ複合ホーンでした。
そしてスロート口から一定の距離に回折部を設けたJBL2360やMR94が開発されます。
回折ホーンの外側にさらにホーンを取り付けたような構造。
ホーン内部に設けた回折部が音波を分散し、ビーム現象の発生を防止することができました。
音波側から見ると、この回折部は好き勝手な立ち振る舞いを許さない意地の悪い存在になるわけです。
ホーン内部の回折部の隙間は、狭いほどより高域においても回折効果を発揮し続けます。
回折部の隙間を狭くするためには、できるだけスロート口に近い位置に回折部を配置すればいいことになりますが、それはそれで問題があるようです。
JBL2352ホーンでは、高域になるにつれて垂直指向性がどんどんナローになってゆきます。
垂直方向における音波の分散を行う構造を持たないからです。
今回のハイホーンは、こうしたホーンの技術史の理解をベースにして設計しました。
低域再生限界としてのカットオフ周波数は最初から考慮していません。
経験的にこの程度の大きさがあれば3ウェイでは十分以上だからです。
現在入手している情報ではホーン内における回折後の音圧分布等を計算で求めることはできません。
計算したいのはカットオフ周波数ではなくそうした要素なのですが、おそらく計算できたとしてもこのアバウトな性格ですからそんな面倒な事はやらず、やっぱり適当に作っちゃうと思います。
DIY Speaker (72)
これはそのベル部分です。
12mm厚シナ合板を使用しました。
樹脂硬化に伴う収縮によるソリを少なくするために補強されています。
フリースの中央の穴は抜き板を使用して描きます。
膨大な量のグレーのフリース生地は試作ですべて無駄になってしまいました。
これは新しい白色のフリースです。
左右同時進行。
疲れました。
設計上はコニカルホーンなのですが、フリースは横糸と縦糸があるため、やや湾曲します。
伸縮性のある生地をピンと張り、その中央におもりを置くとそのたわみ方が理解できると思います。
このためラジアルホーンのような曲面になります。
むだなことはないよ~、うえをむいてわらお~
2013/11/06
2013/11/05
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