ヘレンド、ウィーンのバラのスープカップです。
スープカップは、VRH Soup Cup 751-2-00 (2,4 dl)で、購入当時、一つ86ユーロ。
ソーサーは、VRH Saucer 734-1-00 (15 cm)で、一つ33ユーロでした。
ディナーセットとしては、ロイヤルガーデン、ウィーンのバラ、ヴィクトリアブーケ、アポニーの4つのシリーズを集めています。
ウィーンのバラは、その中では正統派というか気品があり、テーブルの上に展開すると若々しくとても華やかです。
気品があるのに気取っていないのでディナーのほかサンドイッチなどの軽い昼食にも似合います。
この若々しくも上品な雰囲気は、緑の子持ち罫線によるものではないかと考えています。
バラの図柄だけだと、これだけの雰囲気は出ないと思います。
この子持ち罫、もちろんハンドペイントであり、その非常に細い子供線が小さなパセリの図柄と相まって、女性的な繊細さを醸し出していると思います。
また、この子持ち罫の緑色がやや濃く、これがヘレンドの磁器の白さを引き立たせています。
このコントラストが上品な感じにつながっているのではないかと思います。
ウィーンのバラはクリストフルのカトラリーなど、銀器にもよく似合います。
基本的にシンプルなデザインであるため、料理やカトラリーを上手に引き立てます。
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