明けましておめでとうございます。
今年もよろしく。
年末にNHK で立花隆の番組を偶然みた。
立花隆がオーディオマニアだったということを初めて知った。
番組でチラッと出てきた下の画像、毒も悪も感じられない善人のシステムである。
毒やら悪やらそんなものでオーディオを語れるのもどうかしてるとは思うが。
番組の中で立花は断捨離を批判していた。
これについては同意見である。
断捨離とは仏教用語なのだろうか、と調べてみると何のことはない最近の造語であった。
部屋を片付けてシンプルライフを、ということらしい。
タイムマシンで時間を逆行することはできない、らしい。
その理由は、時間の経過とともに世の中というか宇宙はどんどん複雑化してしまうからだそうだ。
ネットの世界からものすごい勢いで大量の情報が流れ込んでくる現代。
眼前の部屋の景色ぐらいはシンプルであって欲しいと願う気持ちからなのだろう断捨離という言葉は。
オーディオの情景は個人のオーディオに対する考え方があらわれていてこれは一つのARTと言えるだろう。
特に年季の入ったシステムの情景は味がある。
こうしたものを断捨離するのは唯一無二の個人の個性と歴史を軽んじる行為であり、よろしくない。